プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★若い世代の政治感覚(前編):価値観

2021-11-06 07:28:28 | 日記・エッセイ・コラム
 衆院選の投票日とハローインが重なった10月31日の渋谷に、賑わいが戻ったが、投票に行かない若者が多くいた。

 街頭インタビューで、「投票に行かない」理由を訊かれて、「政治に関心が無いわけじゃない」と、悪びれずに答えた。また、別のテレビ局が、銀座で行ったインタビューでも、ほぼ同じ反応だった。

 「年寄りばかりの政治家で、私たちの意見を聞いてくれない」、「選挙の時だけ、カッコ良いこと言って、当選したら知らんぷり」、「今の生活は変わらない」等々、一種の嫌悪感と諦観があるように感じた。

 政治に対する関心と投票行動がミスマッチを起こしていることは、不幸なことで、その原因を探れば、投票率向上のヒントを得られし、また、より国民に寄り添った政治が期待できる。

 一部の若者の声に過ぎないが、政治に無関心ではないことに、救われる思いがした。