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時悠人chosan流処世術

★父の存在

2021-11-20 08:18:46 | 日記・エッセイ・コラム
 今日は、父の命日だが、すでに五十回忌の弔い上げを終えて、20年以上経った。

 いつもより早く目覚めたので、惰眠をむさぼりながら、父の面影を追ってみたが、父の手の温もりを知らないし、おんぶや抱っこされた記憶もなかった。

 小学校に入学して、初めての父兄参観日に父の姿が無く、それ以降、「父兄参観日」が大嫌いになった。今なら大問題になるところだが、先生が、通信簿に、「片親なので」と平気で書く時代だった。

 先日、亡くなった瀬戸内寂聴さんが、「いろんな経験をしてきたからこそ、あなたの今があるのです。すべてに感謝しましょう」とある法話が思い浮かんだ。

 不足を口にしても、足ることはない。今年、「金婚式」の節目を迎えることが出来たことに感謝し、これからも「分相応の生活」を心掛けたい。