プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★ブランド志向(前編):疑問符

2021-11-08 07:30:58 | 日記・エッセイ・コラム
 11月6日、カニ漁が解禁になり、金沢の初競りで、「輝」に500万円の値が付いた。

 「輝」は、知名度の低い「加能ガニ」に代わる新ブランドとして、福井の越前ガニの最高級品よりも厳しい基準を設け、全国へPRしたい漁業関係者の悲壮感が滲むが、違和感を覚える。

 全国各地で、生産量を少なくして品質を上げるブランド志向の傾向が見られるが、平均的サラリーマンが、汗水流して得る年収が、カニ一杯で消し飛ぶなんて、馬鹿げている。

 地方紙の記事のみならず、NHKテレビの全国版で報道されたので、私は憤慨したが、妻は、「お金持ちが食べれば、いいんじゃないの」と、素気なかった。

 そう言ってしまえば、「身も蓋もない」が、カニのことだけに、食する人の柄(殻)が気になる。"(-""-)"