民主党衆議院議員向山好一氏のウェブログから
TPP問題 2011.10.13 Thursday
もうすぐ第2弾の臨時国会が始まるが、冒頭から何やら
もめそうな雰囲気がある。それが、最近話題のTPP参加
問題である。
私は、積極的推進論者である。その理由は、日本はもっと
大きな視野で物事を見ないといけないという危機感を
もっているからである。そりゃ、農業だって保護されて
外部とのアクセスを断ち切るほうがどれだけ楽か。しかし、
「井の中の蛙」では、進化もしないで早晩枯れ果てるだけ
なのだ。
いまの農業が、活気に溢れ魅力的な仕事として明るい未来
が展望されているならTPP反対に説得力があるが、現状は
その逆である。本来の農業活性化策は自立することでは
ないか。
日本はこれから人口が減り続け、国内市場頼りでは絶対に
成長はない。特にアジア諸国の成長を自国に取り込まねば
いけないのに、経済連携を拒否するなんてあり得ない。
明治維新や大戦敗戦時のように外に打って出るしか選択肢
は残されていない。
明日、正式に韓国とアメリカがFTAに合意するらしい。
もう既にお隣さんに差を開けられつつある。一刻の猶予
もない。
日本をガラパゴス島にしてはいけない。
もめそうな雰囲気がある。それが、最近話題のTPP参加
問題である。
私は、積極的推進論者である。その理由は、日本はもっと
大きな視野で物事を見ないといけないという危機感を
もっているからである。そりゃ、農業だって保護されて
外部とのアクセスを断ち切るほうがどれだけ楽か。しかし、
「井の中の蛙」では、進化もしないで早晩枯れ果てるだけ
なのだ。
いまの農業が、活気に溢れ魅力的な仕事として明るい未来
が展望されているならTPP反対に説得力があるが、現状は
その逆である。本来の農業活性化策は自立することでは
ないか。
日本はこれから人口が減り続け、国内市場頼りでは絶対に
成長はない。特にアジア諸国の成長を自国に取り込まねば
いけないのに、経済連携を拒否するなんてあり得ない。
明治維新や大戦敗戦時のように外に打って出るしか選択肢
は残されていない。
明日、正式に韓国とアメリカがFTAに合意するらしい。
もう既にお隣さんに差を開けられつつある。一刻の猶予
もない。
日本をガラパゴス島にしてはいけない。
11月10日 東京新聞朝刊・本音のコラム
TPPの意図 法政大学教授・竹田茂夫氏
TPP(環太平洋連携協定)とは、米国の大企業主導に
よるグローバル化の第二弾なのだ。日本の大企業もそれに
乗ろうとしている。
米国金融業主導のグローバル化がリーマン・ショックと
ユーロ危機によって頓挫した後、今度の主役は保険・医療
・製薬・アグリビジネス等の業界のように見える。政権
幹部の「TPPお化け」などという否認にもかかわらず、
日米政府の内部文書からも、それをうかがうことができる。
この第二弾も、各国で格差拡大を引き起こすに違いない。
いち早くこの流れに乗った韓国では、財閥独り勝ちと格差
拡大への不満が急速に高まっている。象徴的なのは、ソウル
市長選の政権側の敗北だった。米韓FTA(自由貿易協定)の
国会批准も延期された。
わが国でも推進派の「TPP研究会報告書」(キャノン
研究所)では、格差を前提に貧乏人は安価な外国産食料で
得をするはずだと言ってのける。国際ルールづくりに参加
すべきというのが推進派の言い分だが、ルールの中身に
ついてはついぞ聞いたことがない。
「国境なき医師団」がTPPについて、最も懸念している
のは、米国製薬業界の強い政治力で知的所有権が過度に
保護される結果、エイズのような感染症に不可欠な安価な
後発薬が違法とされる事態だ。これは途上国にとって致命
的になりかねない。
コロ子の実家があり、向山議員の選挙区である兵庫2区。
農業頑張っています。ちなみに、今食べているお米も北区
八多産のもの。品質には定評があって、決して「早晩枯れ
果てる」ような状況にはないと思うのだけど...。
八多産のもの。品質には定評があって、決して「早晩枯れ
果てる」ような状況にはないと思うのだけど...。