粉ミルクからセシウムが検出されるなんて、本当に心配です。
独自検査を行って明治に連絡したTEAM二本松に心から感謝
したいと思います。
明治の粉ミルク「ステップ」からセシウム、40万缶無償交換
2011年12月6日 14:58 JST
[東京 6日 ロイター] 明治ホールディングス傘下の食品大手、
明治は6日、同社の粉ミルク「明治ステップ」(850グラム缶)から
1キログラム当たり21.5─30.8ベクレルの放射性セシウムが検出
されたことを明らかにした。広報担当者によると、噴霧乾燥する際に
使った熱風に一部放射性物質が混入したとみられる。
明治は6日、同社の粉ミルク「明治ステップ」(850グラム缶)から
1キログラム当たり21.5─30.8ベクレルの放射性セシウムが検出
されたことを明らかにした。広報担当者によると、噴霧乾燥する際に
使った熱風に一部放射性物質が混入したとみられる。
国が定める粉ミルクの暫定基準値は1キログラム当たり200ベクレルで、
今回の検出量はこれを下回っている。
セシウムが検出されたのは賞味期限が2012年10月4、21、22、
23、24日の製品で、同社は同3、4、5、6、21、22、23、
24日の製品約40万缶を無償交換する。
明治の粉ミルクからセシウム 規制値は下回る 40万缶無償交換へ
2011年12月6日 日経新聞
食品大手の明治は6日、生後9カ月以降の乳児向け粉ミルク「明治ステップ」
(850グラム入り缶)から、最大1キログラム当たり30.8ベクレルの放射性
セシウムが検出されたと明らかにした。4月以降、全国のドラッグストアなどで
販売しており、同一期間に生産した約40万缶を同日から無償交換する。賞味期限
が「2012年10月」と記されている製品が該当する。
乳製品の国の暫定規制値(1キログラム当たり200ベクレル)は下回っていた。
同社によると、無償交換する40万缶は、埼玉県春日部市の工場で3月14~20日
に牛乳を乾燥させる工程を経た製品。原料の牛乳には、3月 11日以前に加工され
た北海道産などを使用していた。同社は、大量の空気を当てる過程で、東京電力
福島第1原子力発電所事故で放出された大気中の放射性セ シウムが混ざったと
みている。
同製品は、生後9~12カ月の乳児に飲ませる場合、200ミリリットルの湯に
粉ミルク約30グラムを溶かして使う。40万缶のうち、既に消費者に販売された数は
現在調査中としている。 同社は東日本大震災以降、月1回のペースで同工場の
粉ミルクに放射性物質が含まれていないかを調べており、今回の検査は今月3日に
実施。これまでは同社製品から放射性物質が検出されたことはなかったという。
NPOが測定し明治側へ連絡
NHK 12月7日 4時
明治の粉ミルクの無償交換を巡っては、原発事故を受けてさまざまな食品の検査を
独自に行っている、福島県二本松市のNPO「TEAM二本松」が調査を行い、
放射性セシウムが検出されたため、明治側に連絡したということです。調査は、
NPOが自前で購入した簡易型の測定装置を使ったり、検査機関に依頼したりして、
ことし10月から先月にかけて行いました。このうち簡易型の測定装置では、今回、
無償交換の対象となった「明治ステップ」から1キログラム当たり50ベクレルを
超えるセシウムが検出されたということです。NPO理事長の佐々木道範さんは
「赤ちゃんは粉ミルクしか飲めないので、放射性物質が出たことは問題だと思う。
基準値以下であっても自分の赤ちゃんには飲ませたくないし、多くの人がゼロだと
思っているのではないか。濃度を公表することで選択できるのでこれからも詳しく
調べていきたい」と話しています。
2011年12月6日 日経新聞
独自に行っている、福島県二本松市のNPO「TEAM二本松」が調査を行い、
放射性セシウムが検出されたため、明治側に連絡したということです。調査は、
NPOが自前で購入した簡易型の測定装置を使ったり、検査機関に依頼したりして、
ことし10月から先月にかけて行いました。このうち簡易型の測定装置では、今回、
無償交換の対象となった「明治ステップ」から1キログラム当たり50ベクレルを
超えるセシウムが検出されたということです。NPO理事長の佐々木道範さんは
「赤ちゃんは粉ミルクしか飲めないので、放射性物質が出たことは問題だと思う。
基準値以下であっても自分の赤ちゃんには飲ませたくないし、多くの人がゼロだと
思っているのではないか。濃度を公表することで選択できるのでこれからも詳しく
調べていきたい」と話しています。