東京〇〇管弦楽団

2011-12-25 10:38:28 | 日常

電気料金値上げの前に「総括原価方式」の見直しが必要です。
下記東京新聞の記事で、東電が管弦楽団まで運営していることを
知りました。貴族のような振る舞いは止めて、電力供給一筋に
絞っていただきたいです。
ついでに「明石倶楽部」の接待名簿も明らかにしてね。

東電、電気料金に上乗せ 保養所維持管理費 高利子の財形貯蓄
東京新聞 2011年12月20日 07時07分

東京電力が、保養所や接待施設の維持管理費、年8・5%もの利子が付く
財形貯蓄などさまざまな社員優遇に必要な費用を、電気料金を決める際の
原価に算入し、電気料金で回収していたことが本紙の調査で分かった。
こうした事実を東電も認めている。東電の手厚い福利厚生は、電力会社を
選ぶことができない消費者の負担によって維持されてきたことになる。

電力料金は「総括原価方式」と呼ばれる方法で算出される。施設の修繕費
や燃料費など発電に必要な費用を積み上げ、電力会社の利益を上乗せし、
その総額を電力料金で回収する仕組み。

 ただ、費用に何を計上するかは電力会社の判断に任されている面が強い。
既に、官庁OBを受け入れている財団法人への拠出金や広告宣伝費など発電
とは関係のない費用に入れられていたことが判明している。経済産業省の
有識者会議(座長・安念潤司中央大教授)は今後、これらの費用は計上を
認めない考えを示し、同省もその考えに従う方針だ。

 発電とは無関係のものが費用計上されていると新たに判明したのは、
ハード面では静岡県熱海市など各地にある保養所や社員専用の飲食施設、
PR施設などの維持管理費。

 ソフト面では、財形貯蓄の高金利、社内のサークル活動費、一般企業より
大幅に高い自社株を買う社員への補助、健康保険料の会社負担など。

 福島第一原発事故を受け、東電の電力料金引き上げが検討される中、
経産省の有識者会議は、手厚い福利厚生費用を電力料金に転嫁することを
問題視している。燃料費などに比べれば金額は小さいが、不透明な部分は
なくすため、原価から除外させる方向で議論を進める見通しだ。東電自身も
保養所の廃止や福利厚生の縮小などを決めている。

 東電は原価に計上してきた事実を認めた上で、「(電気料金を決める)
経産省の省令に基づいて、福利厚生の費用は過去の実績や社内計画に基づき
適切に原価に算入してきた」とコメントしている。




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