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あるかも知れません。ご了承ください。
ガトーバスク 税込 367円
LA BOUTIQUE de Joel Robushon 恵比寿
3月4日東京新聞朝刊の書評欄で取り上げられていた本に
興味をひかれました。
ニコラス・シャクソン著「タックスヘイブンの闇」です。
原題を調べると、Treasure Islands: Tax Havens and
the Men Whol Stole the Worldとなっています。
コロ子が出版社なら「タックスヘイブンは宝島」 と
邦題をつけるところですが、さすが朝日新聞出版です。
以下書評を転載させていただきます。
タックスヘイブンの闇 (著者) ニコラス・シャクソン
藤井清美訳 朝日新聞出版/2,625円
評者 足立 倫行 (ノンフィクション作家)
昨年秋、「ウォール街を占拠せよ」の反格差社会デモがニューヨークで発生。
またたく間に世界各地に広がった。
一般国民が景気低迷で失職しているのに、企業経営者や金融機関のエリートは
法外な収入を得ている。「偏在する富を再分配しろ」と言うのだ。
しかし、わからないのは格差拡大の理由。本当に金融・経済危機の後遺症、
なのか? 「富裕層は利子収入が大きく、株の売却益を得ている」(米議会
予算局の報告書)にすぎないのか?
これに対し、そうではない、史上最大の詐欺行為により「世界の富は盗まれ
ている!」(副題)と主張するのが本書。
本書によれば、現在のグローバル経済の根底にあるのは、タックスヘイブン
(租税回避地)を使った不正ビジネスだ。例えば、ニューヨークで上場している
ある多国籍のバナナ会社は、アメリカで税金を払わない。財務部門をルクセン
ブルクに、経営部門をイギリス王室属領ジャージーに置くなど、タックスヘイ
ブンを経由して移転価格操作を行っているからだ。
経営者、銀行家、弁護士、会計士などが一体となったオフショア(国境を越え
た書類上の資金操作)システムにより、企業は納税の義務を免れるばかりでなく、
金融規制や刑法、相続法などの義務からも解放される。
つまり、富と権力を持つエリートたちは、この社会から便益のみを得、
「税金は庶民が払う」(ニューヨークの大富豪の言葉)仕組みなのだ。
世界の貿易取引の半分以上がタックスヘイブン経由で行われ、富裕な個人が
オフショアに保有する資産はアメリカのGDP総額に匹敵。人口約二万五千人の
イギリス領ヴァージン諸島に八十万社の企業が蝟集(いしゅう)する。
グローバル経済の何かがおかしい、と世界中の人々が何年も前から感じてきた。
その「何か」の正体を、初めて暴いた衝撃的な経済ノンフィクションが、本書で
ある。
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Nicholas Shaxson ジャーナリスト、英・王立国際問題研究所の研究員。
多数の新聞、雑誌に寄稿している。
昨日はひな祭りでしたね~。土曜日と重なったこともあって、
地元のケーキ屋さんの前には、ひな祭り用ケーキを求める
お客さんの車列で渋滞が起きていました。
ひな祭りケーキ、コロ子の子どもの頃は菱形だったけど、今も
そうなのかにゃ?
コロ子は、義母さんにもらった雛豆と「ひなかすてら」で
ささやかなお祝いをしました。
ひなかすてら(税込 59円)
名称 洋菓子
原材料名 鶏卵、小麦粉、砂糖、ショートニング、水飴、植物
加工油脂(液糖、植物油脂、その他)、食用植物油脂、蜂蜜、
塩、ソルビトール、膨張剤、乳化剤、香料、着色料(β-カロチン)、
酸化防止剤(ビタミンE)、安定剤(増粘多糖類)、(原材料の
一部に乳、大豆を含む)
製造者 株式会社スイートファクトリー 愛知県一宮市三ツ井