平成28年1月21日(木)ー23日(土)
秋田/男鹿半島と青森~秋田を走っているローカル列車、五能線に乗りたくて、
日本海をたどって来た。
今回は、飛行機に50分程乗って秋田空港へ。
乗ったと思ったら、直ぐに着陸さすがに早い。
空港では、さっそく秋田名物「なまはげ」とご対面。
まずは田沢湖を通り抜けて
大釜温泉の湯に浸かり、雪見風呂で体の芯まで温まって、
キツネに先導されて・・・? いや、 化かされてないか・・・?
今宵のホテル「プラザホテル」に到着。
夕食前に、再び温泉へ。
夕食後は、ホテルフロントで民謡ショー。
翌日22日(金)
この日は、旅の目的である黄金崎の不老ふ死温泉と五能線そして男鹿半島へ。
海辺の露天風呂、波うちぎわの水しぶきの音を聞きながら・・・
ちょっとその前に、ホテル内のレストランで深浦の「マグロステーキ」を頂いて、
念願だった不老ふ死温泉の露天風呂へ。
脱衣場が外なので、いきなり露天風呂に入る勇気は流石にない。
不老ふ死温泉の露天風呂は、今回の旅の目的の1つだったので露天風呂に入らなければ意味がない。
内湯で暫く温まってから露天風呂へ。
露天風呂は、混浴と女性専用と二つ、こちらは混浴風呂のお写真です。
ちなみに私は、女性専用風呂へ。
日本海を眺めながら、満足ゆくまで湯に浸かり再び内湯へ。
館内には「黄金の湯」と「不老ふ死の湯」と2つあるので、お風呂の梯子が出来ます。
第2の目的、冬の日本海をたどるローカル列車・五能線を待つ。
五能線は、観光列車として特急も走っているのだが、今回はあえて各駅列車に乗車。
日本海の海沿いを走る電車とあって、冬の時期は風や雪が凄い時は運休になってしまったり、
何時間も遅れたりが普通らしく、今回も乗車できるかどうか電車が来るまで分らなかったが、
時刻表通りにホームに入ってきたのでラッキーでした。
もちろん車内はガラガラ、我々のグループだけの貸切状態です。
乗りたかったローカル列車・五能線に揺られて、冬の日本海を眺めながら旅をする。
ちょっと風情があります。
この旅は、夏に行くか?秋にしようか?等々考えたけど、行くならばシーズンオフのいちばん人の少ない冬をあえて選んだ。
シーズンオフなので、活気はないが静かな旅が出来た。
そして男鹿半島へ。
東北は色々な場所に行っているが、男鹿半島は初めての場所で行きたかった場所でもあった。
男鹿半島と云えば・・・「なまはげ」で有名な場所。 これが見たかったんだぁ~。
ホテルはオーシャンビューのお部屋。
夕食は、男鹿半島伝統の漁師料理の鯛のザッパ汁。
鯛の出汁に、海老や貝などで合わせてブレンドされた出汁が、すっごく複雑な磯の香りを演出していました。
まさに日本海の荒海そのもの、漁師飯の迫力がそのまま伝わってきますね!
これだけブクブクすると、出汁の香りが一気に拭きあがってくる感じ。
特別な味付けはない、シンプルな料理ですがこれだけの磯の香りを一気に合わせて頂ける機会もなかなかありません。
23日(土)
チェックアウト後、ホテル近くの真山神社にお参りして。
なまはげ伝承館に行って、なまはげを存分に見学。
色々ななまはげがいて、結構楽しみ、
男鹿半島の西北端、北緯40度線上に位置する入道崎へ。
風が強くて、メチャクチャ寒い。極寒です。
そして秋田空港へ向かう途中で、
角館へ。
角館と云えば桜の時期が有名で、観光客がウジャウジャしてますが、
この場所も、さすがシーズンオフで全く人の気配もなくお土産屋さんもクローズしてます。
何処かに行って、殆どお土産を買わない私には関係ない事でしたが。
でも、この枝垂れ桜が満開になったら見事でしょうね。
秋田と云えばもう一つ、有名な秋田犬。
実際に見て、想像よりも大きかった事にびっくり致しました。
八甲田の自然に包まれた 山の湯宿 酸ヶ湯温泉
酸ヶ湯温泉といえば 混浴である「ひば千人風呂」が有名です
「ひば千人風呂」は 朝の9:00までは女性専用であります
素朴な風情を残す乳白色の温泉 千人風呂に朝ゆっくり浸かり
体の芯まで温められました 入る価値のある温泉です
帰る途中 奥入瀬渓流に寄り道をし
十和田湖畔にて ヒメマスの塩焼きを食し
十和田ICから東京へと 東北の山旅はアットいう間に終わってしまいました
小雨降る中 まったりほっこり夢気分
温泉番組で度々紹介される 有名な銀山温泉
銀山温泉と云えば NHK朝の連続テレビ小説『おしん』の舞台になった事で
一躍有名になった場所
木造建築の旅館が軒を並べ 大正時代の面影がそのまま残されている温泉地である
温泉街をフラフラ歩きながら 一番奥にある旅館 滝見館の湯に浸かり
白銀公園を散策
温泉街の近くにある 白銀の滝
お風呂上がりに美味しいお蕎麦を頂き リラックスタイム
月山山頂は またいつの日かのお楽しみになり
帰宅する途中の景色 これは何処の山でしょう?
ブナ林の新緑に目を惹かれながらも
足元のフキノトウが気になり 写真どころではなかった わ・た・し
お陰で沢山のフキノトウが収穫でき 美味しいフキ味噌を作る事が出来ました
そして カタクリの群生地発見
この後は 月山湖に寄り名水を汲み 温泉に入ってサッパリ・・・
奥入瀬渓流 焼山~子ノ口まで14km
今回 歩いたのは、焼山~子ノ口の一つ手前の銚子大滝まで
以前から行きたかった奥入瀬渓流、念願叶っての散策
紅葉にはちょっと早かったので、人はほとんどいなく
のんびり、ゆっくり、静けさに包まれた格別な時間が過ごせました
渓流沿いを歩きだして数分、誘い混まれる様に深い自然林の中へ
辺りは緑一色、耳に入ってくる音といえば
葉が揺れる風の音、鳥の囀り、川の流れの音
阿修羅の流れ
三乱の流れ
奥入瀬渓流は、なんとも言えない強烈なパワーと恵みのある場所
石ヶ戸の瀬と雲井の滝
枯木には苔が生え、そこから また何かが生まれ
森は音をたてながら 静かにひっそりと生きている
銚子大滝
素晴らしい大自然は、いつまでも美しい姿のままで生きていてもらいたい為に
一人一人の手で守ってゆかなければ ならないですね
奥入瀬渓流を後にして、岩手県・一関へ
翌日は、厳美渓へ
厳美渓近くの道の駅で、お餅と大好物の岩魚をほおばり
お腹も満腹になったところで、帰路へ
秋田~青森 爆走 1600㎞の旅は、まだ続きがあったのです
東北地方の紅葉が始まる少し前に行った旅
この日は、朝から小雨が降り、肌寒く、視界も悪かったけど
八幡平アスピーテラインから、かすかに八幡沼と岩手山を望む事が出来た
発荷峠展望からの十和田湖
そして、今日の宿泊場所となったのは
ちょっと、レトロな落ち着いた雰囲気の蔦温泉
木の温もりであふれ 隅々まで磨きこまれた館内は
木の光沢でピカピカ、ツルツル、スベスベ
正面玄関からは70段の階段を上り客室へ
70段と言っても、素朴な木の感触、木の音、木の香り等
楽しみながらだったので、あまり長くは感じられませんでしたよ
(予約時70段の階段は既に了承済、
この階段を上がらなくてもよい部屋もありますので、御心配なく)
蔦温泉・・・
風情のあるとっても いい温泉宿でした。
「馬で来て下駄で帰る後生掛」
といわれる温泉療養旅館兼旅館の七湯を早朝 一人占め
なかでも、吹出す気泡の湯 火山風呂は適温で
気泡が全身の疲れを優しく、優しく、癒し
ほわぁ、ほわぁ~ リラックス 極上の安らぎを朝からあじわい
入浴後は、後生掛自然研究路へ
ブラブラ テクテク お散歩
一周 40分程の火山地獄 真っ白な湯煙りが
あっちで モクモク
こっちでモクモク
大湯沼
泥湯が沸騰してます
大湯沼
八幡平はうっすら紅色に・・・
ちょっぴり 恥ずかしそうです
日本一の泥火山