大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

北海道・道東巡り

2016-06-28 17:41:04 | ☆☆☆ 北 海 道 ☆☆☆

平成28年6月24日(金)-26日(日)

 

雨・あめぇ~の北海道!

北海道に行く前から何度も天気予報をチェック。

一向に天気が回復しない予報を見るたびに、

大丈夫!必ず天気になると信じこんで、パッキングをするも、

北海道に行く当日には、今回の北海道の天気は絶望的と思い始め、一気に諦めがついた。

パッキングしたザックから、もうこれは絶対に使わない!ってものを抜き出し、

充電していた一眼レフもあっさり持って行く事を諦めた。

 

雨は雨なりに楽しもう!

地元の小さな温泉に入ったり、宿で早い時間からBBQしたりと、

それなりの北海道を味わう。

 

まだ行った事のなかった、根室半島

最東端の納沙布岬へ。

 

今までの経験から、旅に出て帰るまで雨だったってことは、初めての経験だった。

これも懐かしい思い出の一つとなり、これから先、笑い話のネタに使えるな。

 

今回は雨だったので、殆どドライブ旅行となった訳だが、

自身の中で、冬の北海道の旅の過ごし方を聞けた事は、

旅好きの私にとっては、大きな耳寄り情報であり、

旅の最終日に、こんないい話しを聞けただけで自分の中で、もの凄い特をした気分になった。

 

天気が良く、山に登っていたら、おそらくこんな目が輝くような話しは聞けなかったろうなと思うと、

今回の北海道は雨だったけど、この話しですべてが吹っ飛んだ。

それほど、自身にとっては魅力的なワクワクする話であった。

 

家に帰って地図を広げ、ネットで早速リサーチしてみると、使えそうな物が沢山あることも分った。

次回の旅のイメージがフツフツと湧いてきている。

今度、ゆっくり計画してみるかな。

 

着いた日から帰るまでの1000㌔の運転、腰が痛い!と言いながら、お疲れ様でした。

ありがとう♪

 

 

 


秀麗富嶽十二景 雁ケ腹摺山~姥子山

2016-06-20 11:56:43 | 日々の生活

平成28年6月18日(土)

 

この山周辺には、雁ケ腹摺山とつく山が、この山を含め3つある。

牛奥ノ雁ケ腹摺山・雁ケ腹摺山・笹子ノ雁ケ腹摺山なのだ。

その全てが秀麗富嶽十二景。

大峠の狭い駐車スペースは、満車状態。

出発時間が遅く、中央高速の渋滞にはまってしまいスタート時間が大幅に遅れる。

帰りの渋滞には絶対はまりたくない!

とっとと登って下山後の温泉もなしで、渋滞前に帰ろう。

雁ケ腹摺山・姥子山のピストンで、往復4・5時間程の山。

あっと云う間に雁ケ腹摺山山頂に到着した。

ブヨがブンブンと飛んで、鬱陶しい。

雁ケ腹摺山から姥子山へは、400m下り

姥子山へと登り返す。

下った後ろを眺めると、またこの斜面を登るのかと思うと憂鬱になってしまう。

姥子山は、西峰・東峰とあるが、

西峰には山頂標識がなく、東峰で一息入れる。

本日の男性陣は、バテバテ・・・。

情けないなぁ~って、言いながら女性陣で先に下山し駐車場で待機。

 

下山後、温泉に寄らずに中央高速ICまっしぐら、お陰で渋滞にもはまらず、

15:30には帰宅していました。

 


能登半島一周の旅♯3

2016-06-18 23:40:07 | ☆☆☆ 北 陸  ☆☆☆

 ぶっちぎりの快晴! 

それでは、いってみようかぁ~。

穏やか海でした。

能登金鋼、ヤセの断崖は、能登半島のイメージを強烈なものにした、

あの有名な松本清張の推理小説「ゼロの焦点」の舞台となったところ。

悲劇のヒロインが最後に身を投じた断崖。

チャンチャンチャ~ン♪の音楽が聞こえてきそうです。

荒波が作り出した近くの入り江には、源義経が兄 頼朝の追手から奥州に逃れる際、

四十八隻の舟を隠したといわれる伝説も残っている。

20分程の電車旅

無料となった能登島大橋を往復して、富山駅へ。

初乗車記念は、グリーン車に乗って帰りました。

能登半島の旅も終わってしまいました。

次は何処へ行こうかな?


能登半島1周の旅 ♯2

2016-06-17 23:29:33 | ☆☆☆ 北 陸  ☆☆☆

 

 

 

朝、ホテルの部屋のカーテンを開けると、水平線の遥か向こうに山々が見えた。

夜に雨が降ったようで、地面は濡れている。

天気を心配していたのだが、まずまずの天気になりそうな予感。

 

朝食を済ませ、千年以上の歴史を誇る、「日本三大朝市」へ出発・・・。

 

朝、早い時間から大型バスが、すでに停まっています。

朝市通りを歩いていると、「お姉さん安くしとくよ、ちょっと試食してみて」なんて声が聞こえる。

あちこちで試食をしながら歩く。 試食の中でも美味しかったのがアワビの燻製。 絶品でした。

安ければお土産に買って帰りたかったけど・・・。

朝市で働いている人はみな女性です。

 

石川県には、「能登のとと楽 加賀のかか楽」という言葉があります。

「とと」は、大人の男性の意味、「かか」は大人の女性の意味で、

石川県は大きく分けて金沢を中心にした県南部の「加賀地方」と、

県北部・能登半島方面を指す「能登地方」に分けられます。

能登地方では女性がよく働き夫は楽をし、

反対に金沢を中心とした武家社会だった加賀地方では夫がよく働き妻が楽をする。

二つの地方の特徴を面白おかしく表現したのが、「能登のとと楽、加賀のかか楽」という言葉だそうです。

  

事前の知識をふまえて、輪島の朝市を覗いてみると、

 なるほどねぇ~、うまい表現ですね。

 

能登で有名なのが輪島塗、輪島漆は日本漆器の中で重要文化財に指定されています。

あまり興味はなかったけど、取敢えず工房見学。

数万円単位の高価な工芸品が並んでいました。とっても手が出る金額ではありません。

数万円のお碗買っても、インスタント味噌汁入れて飲んでたらお碗が泣いちゃうよね。ってことで観てるだけ!

 

工房の中は漆が充満しているのか、目がショボショボ、クシャミ連発、

写真だけ撮ってそうそうに退散。

 

海岸線をドライブしながら、

朝の連続テレビ小説「まれ」の舞台となった、間垣の里でも有名な大沢漁港・大沢地区へ。

小さな集落で、連日撮影していたのだから村はお祭り騒ぎだったのでしょうね。

当然の事ながら、朝ドラを観てなかった人には興味のない場所。

朝ドラでは異例の現地ロケが多く話題となり、多くの人達が訪れたという。

私達の行った時期はガラガラ、時が過ぎれば忘れ去るのも早い日本人!

曽々木へ向かう海岸線の斜面には、小さな田んぼが幾重にも段になって広がっている。

世界遺産「白米 千枚田」

白米千枚田から国道249号を14㌔ほど進むと、塩田村がある。

ここも朝ドラの舞台になった場所。

400年を超える伝統の「揚げ浜式」塩作りが今でも行われている。

職人技を見学。

能登半島最北端に位置する、道の駅 狼煙に車を停め、

禄剛崎灯台へ。

以前の能登半島の旅は、このランプの宿に泊まりたくて計画した旅でした。

あの時と同じ佇まいでありました。

でも、宿の近くに空中展望台が新しく出来、その展望台から海が一望できます。

 

能登の風土と気候が育てた「能登ワイン」

端から試飲しまくり、いい気分になりホテルへ 

外浦・内浦を巡って、17:45 宿に到着。


能登半島一周の旅 ♯1

2016-06-16 23:19:48 | ☆☆☆ 北 陸  ☆☆☆

平成28年6月6日(月)‐8日(水)

 

北陸新幹線に乗りたぁ~ぃ!

ついでに能登半島も一周しちゃえ~。

能登半島一周の旅は、数年前に友人と一周した場所。

今回も、はぼ同じルートを辿るのだが、+αした場所やローカル線乗車、北陸新幹線乗車と、

前回とは違う楽しみも含めてみました。

北陸新幹線に乗りたい!っていいながら、往路は上越新幹線で越後湯沢駅まで。

今回は、ちょっぴり贅沢してグリーン車利用。

座席は広々ゆったりシート、快適でした。

北陸新幹線は復路で利用です、楽しみは後で・・・。

1時間半程で、越後湯沢駅です。

駅でレンタカー借りて、関越自動車道から北陸自動車道を走り抜け

富山県高岡市にある曹洞宗の仏教寺院、国宝・瑞龍寺見学。

瑞龍時へ続く長い参道。

 

中央奥の内陣には、二代藩主前田利長のご位牌が安置されていました。

格式あるお寺です。

以前より、砂浜の幅が狭くなっていたことに驚く。

数年後には、車で走れなくなっちゃうんじゃないかな?

カップルや家族連れが、楽しんでいました。

我々は、景色を車中から眺めながら、走りさりました。

 

16:40 今宵の宿は 志賀の郷温泉「能登ロイヤルホテル」

温泉で疲れを癒し、海の幸バイキングをたらふく食べ、爆睡。

 

 


カンボジア・ベトナムの旅 ♯6 世界遺産 ハロン湾~ハノイ市内観光~帰国

2016-06-10 23:07:51 | カンボジア・ベトナム

 

平成28年4月14日(木) 日程5日目

 

早いもので本日、観光後は日本へ帰国となりました。

 

ベトナムは、南シナ海に沿って南北に延び、

首都ハノイを中心にした北部では中国文化の影響が強く残り、

ホーチミンを中心とした南部は、熱帯の陽気さと活気さを感じました。

 

船は観光化が進んでいる、バイチャイ側から出ます。

我々のツアー客だけの貸し切り船です。

奇岩を眺めながらゆっくりとしたスピードで進み、水上では新鮮なシーフードランチを味わいました。

ここはベトナム北部 ハロン湾。

北部だけあり南部のホーチミンより、気温が低く過ごしやすいです。

 

ベトナム初の旅という事ならば、

静かな海面から大小2000もの奇岩がそびえ立つ風光明媚な景観で知られ、

海の桂林と形容される、世界遺産ハロン湾クルーズではないでしょうか?

 

ハロンという地名は、漢字で「下龍」と書き、

「龍が降り立った場所」という意味だそうです。

 

幾つも奇岩を眺めてゆくが、湾のシンボル的な存在の闘鶏岩。

そして、洞窟探検?

ハロン湾の奇岩には洞窟が数多くあり、テイエンクン洞窟は林立する巨大な鍾乳石がライトアップされている。

上陸して鍾乳洞の観光、ライトアップされて綺麗でしたが、あまりにも観光化され過ぎてるのも考えものでした。

 

そして中国人のツアー客が、撮影ポイントで陣取り大変うるさい鍾乳洞。

中国人らは大体が男性が女性を撮影している、その女性はかわいくぶりっ子ポーズ、

そして、もう一枚!そんなことばかりやってるから撮影ポイントから中々動かない。

もう少し、回りの事を考えられないかね?

いい加減にしろぉ~! お前ら・・・!プンプン!

 

 

下船後は、ハノイ市内観光へ。

ホーチミンと同じように、バイクが多いです。

バスを降りてからこの道路を横一列になって、現地ガイドさんを先頭に皆で渡ります。

皆で渡れば怖くない!って、一人で渡るには至難の業。

建国の父で国民的英雄のホーチミンが眠る、ホーチミン廟

軍服姿の衛兵が入口を守ります。

午前中に訪れるとガラスの棺に入って眠る、ホーチミンのお姿が見学できるそうです。

もちろん撮影禁止。おしゃべり禁止ですって。

ハノイ最古の仏教寺院 鎮国寺

市民の憩いの場 ホアンキエム湖

旧市街地散策

ハノイっ子自慢のオペラ座

フランス統治時代の面影を残し、パリのオペラ座を模して建築されました。

 

北部ベトナム料理を頂き、郷土芸能 水上人形劇鑑賞。

事前に物語の内容が書かれた用紙をもらっていましたが、言葉が通じなくてチンプンカンプン、

そしてウトウト・・・。

 

ハノイ空港へ。

 

ハノイ空港カウンターでスーツケースを預け、航空券を受け取り搭乗口へ・・・。

搭乗口で航空チケットを出すが、入れてもらえない(*´Д`)=з

どうして私だけ?みんなすんなり入って行くのに・・・、お前は挙動不審か?

一人ってこう云う時に、とっても困るし、とっても不安。

これも、人生経験かと思い開き直る。

 

どうやら、預けたスーツケースがセキュリティーチェックで通らなかったらしい。

カウンター裏の手荷物置き場に行ってみると、私のスーツケースだけが1つポツンと放置されている、

空港関係者に「中を見せろ」と言われ、ここでスーツケースを開ける羽目に トホホ・・・。

 

海外旅行に行く時は、必ず日本から2ℓのペットボトルを1本持参する。

しかし、今回は暑い国だったのでツアー中、毎回 ミネラルウォーターをくれたので、

それで殆ど間に合ってしまい、日本から持参したペットボトルは丸々持ち帰り状態。

そのペットボトルがセキュリティーでひっかかったのだ。最悪!

でも、キャップが開いてなかったので、そのまま何事もなくセキュリティー通過 ほっ。

 

ペットボトルで・・・?手荷物として機内持ち込みなら分るけど。

後、ベトナム航空は、乾電池1つでもセキュリティーチェック通りませんので気をつけて下さい。

ペットボトルは大きいから見つけやすいけど、乾電池でセキュリティーに引っかかった人は、

スーツケースひっくり返して必死に探していました。

 

ベトナム航空 310便 ハノイ発 01時05分

色々ありましたが、無事 ツアーの皆様と一緒にハノイ空港を離陸することが出来ました。

 

 

 成田空港着 7時35分

日本に帰国。

 

スーツケースを受け取り、添乗員さんに挨拶をして解散!

お疲れさまでした。

 

この前夜、九州・熊本は大変な事になっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


カンボジア・ベトナムの旅♯5  タプロム遺跡~バンテアイクディ~オールドマーケット~ベトナム・ハノイへ

2016-06-09 23:42:04 | カンボジア・ベトナム

 

午後からの観光は、

映画「天空の城ラピュタ」の世界といわれたり、

「トゥームレイダー」の撮影地だったり、世界的にも有名なタ・プロム遺跡へ。

西塔門入口。

西塔門から境内に入ると、左右は密林で生い茂っている、約450mほどの参道を抜けると、

おっとぉ~、遺跡から木が生えてるぞぉ・・・。

あの有名な、タ・プロム遺跡である。

 

12世紀末ジャヤヴァルマン七世が仏教寺院として建立。

後にヒンドゥー教寺院に改修されたらしい。

東西1000m南北約700mのラテライトの壁に囲まれた敷地の中にある。

こ遺跡は木々に覆われ発見当時の様子を残すために、

樹木の除去など修復してない状態を保つための

メンテナンスは行われているそうです。

 

しかし、中に入ってみると、これでもかっていうほど、激しく崩壊し、

崩壊の跡がそのまま散乱し、残されていた遺跡でした。

 

崩壊によって喚起された「ラピュタ」のイメージを、決定づけるものが、遺跡中を浸食する樹木です。

19世紀の後半に発見されるまで、数百年の間密林に眠り、

人々に忘れ去られて遺跡の残骸を、見守っていたのは、

壁に彫られたデバターだけだったのですよね。きっと、多分?

そして、人間が去った後、遺跡とともに生きてきたのが、

ガジュマルの木。

まるで大蛇が遺跡に絡みつき、また細かな血管むき出しのような姿は、

生命力といい自然の驚異が、この遺跡を保護・保存していたのでしょうか?迫力満点!

自然の生命力をみせつけられた、不思議な空間です。

 

そして、さらに奥に進むと、本日のハイライトでしょうか?

 

ぶっはぁ~、なんじゃぁ~、思わず笑ってしまいました。

これまた驚異的だ!

 

まるで巨大なタコが遺跡に絡みつき、闘い呑みこんでいるような姿は、

事前にガイドブックで確認していたものと、想像をはるかに超えていました。

 

まさに、浸食という表現がぴったりです。

 

自然の威力の大きさを改めて実感いたしました。

樹齢300~400年とも言われる、大蛇のような巨木に押しつぶされる事もなく、

負けずに建っている遺跡も、たいした根性ですよね。

何回見ても、凄い迫力に圧倒されて笑っちゃいます。

 

自然の力、人間の力を見せつけられた、森の中に埋もれた遺跡。

 

暑さの中、この迫力に圧倒され暑さをすっかり忘れていました。

 

 

 さてお次は、バンティアイクディ寺院です。

パンティアイ(砦)クデイ(僧)「僧侶の砦」という意味らしい。

もともとはヒンドゥー教の寺院だったが、ジャヤヴァルマン7世により、仏教寺院に改造されたらしい。

遺跡群の参道には露天商が並び、民芸品とか飲み物が売られています。

 

オールド・マーケットにて、お土産タイム。

これといって買う物もなく、街中をお散歩。

夕刻の便で、ベトナムの首都ハノイへ空路移動。

シュリムアップ発 19時15分  ハノイ着 20時55分の便に乗る予定でしたが、

1便前の飛行機に空席があったため、変更しハノイまで1時間半程の移動となりました。

ハノイ空港からホテルまでは、バスの移動で約4時間かかり

1便早く到着する便に乗れたという事は、ホテルにも早く到着できとても楽です。

 

ベトナム航空は良く遅れるのですが、無事定刻どおり、ハノイ空港に到着。

 

しかぁ~し、ハノイ空港、手荷物カウンターでトラブル発生!

ツアーの人達のスーツケースは全て揃いましたが、

待っても、待っても、添乗員さんのスーツケースが流れてこない、

添乗員さん大慌てです。

空港外にはハノイ観光のガイドさんが出迎えで待機しているし・・・って事で、

ツアーで使っている旗を、ツアーの中の一人が持ち、

ハノイ空港の外で待機しているガイドさんのもとへ、

ハノイのガイドさんの案内でバスに乗り込み、バスの中で添乗員さんを待つ。

 

バスの中から道ゆく人達を眺めていると、流石 ベトナムの首都だけあります。

人の往来が激しいです。

 

無事、添乗員さんのスーツケースが見つかり、

ハロン湾にあるホテルへ出発。

 

深夜12時過ぎ、ムオン タン ハロンホテルに到着いたしました。

移動中、バスの中で寝ていましたがかなり眠いです。

 

 

 

 


カンボジア・ベトナムの旅♯4 アンコールワット サンライズ観賞~バンテアイスレイ

2016-06-08 23:41:46 | カンボジア・ベトナム

平成28年4月13日(水) 日程4日目

 

アンコールワットのサンライズ観賞~バンテアイスレイ~タプロム遺跡~バンテアイクディ~オールドマーケット~ベトナム・ハノイへ

 

4時半にモーニングコール。

なぜこんなに早起きなのかというと、アンコールワットの朝日鑑賞です。

しかし眠いっす!

朝日鑑賞は、希望者のみ。

眠かったけど、ここまで来て朝日鑑賞に行かなければ、後で絶対後悔する!

 

車に乗りアンコールワットにつくと、早い時間にもかかわらずすごい人。

 

写真スポットの池のほとりまでいくと、そこはもう鈴なりで状態。

最前列は三脚をがっつり立てた、写真目的の人たちで陣取られていました。 

空はだんだんと明るくなり、赤紫色に染まってきます。

少しすると真っ赤な太陽がじりじりと、ジャングルの向こうから昇ってきました。

うわぁ~、でっかい!

この日も、ガンガンの日差しになりそうなエネルギッシュな太陽です。

薄紅色に輝き、アンコールワットの頭上に太陽が昇り、池に映り込んできました。

神々の聖地でこんな光景がみられるなんて、生きていて良かった!感動的でした。

 

一旦、ホテルに戻り朝食を頂き、再びロビーに集合して

 バンテアイ・スレイへ。

 

アンコール遺跡群の中でアンコール・ワットに次ぐ代表格といえば、

アンコールワットから北東約40㎞に位置する、

聖地プノン・クーレンの麓を流れるシュムリアップ川の河畔にある、

このバンテアイ・スレイではないでしょうか。 

 

バンテアイは砦、スレイは女で、「女の砦」を意味する。 

バンテアイ・スレイの全景、本当に小さい寺院です。

他の遺跡群からは少し離れた場所にあるこの遺跡は、

森の中にあったので内戦などの影響を受けることもなく、

かなり良好な保存状態となっていました。

 

レリーフの彫りの深さも際立っています。

まず最初に驚かされるのが、門の上に見られる、

まるで日本の伝統工芸・欄間彫刻のように彫りが深く、

芸術的できめ細かなレリーフでした。

千年以上も前に彫られたレリーフが、こんなに綺麗なまま残っているなんて、

これが石だということを忘れさせるほどの出来ばえですよ。

さて、このバンテアイ・スレイでもっとも有名なものといえば、

「東洋のモナリザ」といわれる美しいデバター像。

1923年にアンドレ・マルローというフランス人がデバターを盗堀し逮捕されたことで、

この寺院が有名になったそうです。

 

この東洋のモナリザ、ガイドブックの写真と向きが違いますが・・・?

謎でした。

バンテアイ・スレイには東洋のモナリザ以外にも美しいデバターが沢山あります。

赤岩砂岩で建てられた建物に彫られ、

しかも彫りが深く美しいデバターが多いです。

このバンテアイ・スレイも東向きに建てられているので、

午前中、できれば早い時間に訪れると、朝日に照らされたデバターはより妖しく映ります。

デバター以外にも、門や建造物の上に彫られたレリーフも見どころの一つでした。

バンテアイスレイは小さな寺院ですが、赤色砂岩で作られたこの寺院の美しさは、

アンコール遺跡の中でもひときわ目立つ存在でありました。

上の写真は、そんなバンテアイスレイらしい雰囲気が良く伝わってくる場所でした。

祠堂を守るように半神半獣の像があり、建物の扉の両側にデバターが見えます。

少し画像が小さすぎてわかりづらいですね。

 

森の中にひっそりと佇むバンテアイスレイ、とっても素敵なところでした。

 

昼食を頂き、午後の観光へ。

 

 

 

 


カンボジア・ベトナムの旅♯3 アンコールワット

2016-06-07 06:41:24 | カンボジア・ベトナム

ホテルにて、ゆっくり休息し日中よりかは気持ち涼しくなったかな?と思うが、

外気温は夕刻なのに30℃はまだある。

 

カンボジア最大の見どころ、世界遺産のアンコールワットへ。

 

アンコール遺跡とは、現在のカンボジアの起源となるクメール王朝が築いた、

都城や王宮の史跡。

3万人の精鋭職人が30年の歳月をかけ、東西に1.5㎞、南北に1.3㎞と

広大な敷地を有し完成させた寺院は、

代々にわたり受け継がれてきたアンコール建築・芸術の集大成であり、

当時は人類史上ではたぐいまれな規模を誇る石造建築物であったが、

数百年もの間密林に放置されていた遺跡であった。

19世紀中頃、フランス人学者がジャングルの奥地にひそむ遺跡を発見し

世紀の発見と世間を驚かせたのだ。

第一回廊の入り口です。

西塔門の両側には高い外壁が続き、まだ本体は見えません。

少し行くと、立派なヴィシュヌ神像が静かに佇み、

地元の人がお祈りを捧げていました。

 

そして西塔門から出ると・・・

とうとうきたぁ~って感じ!

遠くのほうに3つの塔が見えます。

まっすぐ伸びる参道をさらに歩いてゆくと、

テレビ、雑誌、ガイドブックなどでさんざん見てきた光景、

目の前に壮大な寺院、初めて勇姿を見せます。

こんなにも素晴らしい建築物が、何百年もジャングルの中で放置されていたにも関わらず、

崩壊することなく美しい姿で残っていたことに、驚きです。

木造建築だったら、とっくに腐っていたでしょうね。

池に映るアンコールワットの撮影ポイントです。

ジャングルの中にアンコールワットを発見した発掘者たちは、

池に映るアンコールワットの美しさを前に言葉を失ったと云う。

ちょっと分かる気もします。

水面に浮かぶコントラストは、神秘的であり・・・

これからいよいよ神々の住む世界に入るんだな、という

期待を膨らませてくれる場所でもありました。

第一回廊への入口である西塔門への階段は、もの凄く急な階段。

降りるときが怖そうだ。

第一回廊

アンコール芸術の神髄は、この回廊の壁に描かれた浮き彫り細工でしょう。

ヒンドゥーの神話が題材になっている物語であり、

高さ5mの壁面に、全長760mにも及ぶ絵巻で構成されていました。

見事な壁画です。

レリーフの中でも有名な絵柄の前では、ガイドさんが説明してくれるのですが、

アンコールワット初心者の私には有難かったですが、

あまり内容は覚えてません。

ガイドさんからレリーフの説明を受けているとき、ふっと空を見上げると、

おっ!気球・・・。

ETの映画を思い出してしまった光景、気球に乗って、上空から観光している人達です。

ガイドさん曰く、上空からの観光も壮大らしいです。

 

そして、この第一回廊には日本人の落書きも、

最初、ガイドさんが指さし「これは日本人の落書きです」って言ったときは、

日本人の恥だと思いましたが、まだ世界遺産にも登録されていない、

大昔のお話しでした。

日本人が初めて足跡を残したのが、江戸幕府のころ1632年

十字回廊の柱に落書きを残しました。

肥州武士の森本右近大夫によるものらしです。

当時は、アンコールワットこそが仏教の聖地である

「祇園精舎」だと考えられていたようです。

第二回廊

第二回廊への階段は、いっそう険しくなり足元注意である。

内側に一歩足を踏み込むと、神々の住む頂である中央祠堂が目前に迫る。

第二回廊の壁画は、テーヴァダー(女神)像が至るところにありました。

数は確か合計で1500体以上だったような?

1500体以上のテーヴァダー像の、表情・装飾品・動きは、

どれ一つとして同じものがないと言われている。

よくコツコツとこんな細かいものを彫ったものだと、関心させられます。

第三回廊(中央祠堂)

第三回廊に上がる階段、回廊ごとに階段が険しくなってきます。

雨の日等は、事故も多いようで、今は観光用の階段があるそうです。

我々のツアーは、第ニ回廊までで第三回廊には登りませんでした。

アンコールワットの裏側です。

夕日が沈むとこでした。 

勉強になり、クメール王朝時代の歴史を感じました。

 

事前に観光ブックなどで色々と調べて行きましたが、観光ブックには書かれてないような事等も、

ガイドさんの話しを聞いてるとあったりして、興味深っかかったアンコールワットでした。

喉が渇いたぁ~!アンコールワットにヤシの実ジュースで乾杯。

 

観光後、民芸品店でショッピングをして、

アプサラダンスショーを観ながら、ブッフェです。

このショーを観るより、早くホテルに帰ってシャワーを浴びて寝たかった!が、本音でした。

 

 


カンボジア・ベトナムの旅♯2 アンコールトム

2016-06-06 23:41:06 | カンボジア・ベトナム

 

 平成28年4月12日(火) 日程3日目

アンコールトム~アンコールワット

いよいよ、アンコール遺跡めぐりです。

  

まずは、遺跡を見るために必要なチケットを取りに行きます。

チッケトは写真が必要です。

窓口のところで撮影してくれるので、わざわざ日本から持って行かなくてもOK。

10分ほどで全員分のチケットが揃いました。

出来上がったチッケトを首から下げ、遺跡群に入る度に検問でチャックされます。

 

検問所の周辺は、雑念としています。

こんな場所に検問所がある為か、チケットの顔写真と顔をしっかりとチェックされます。

 

しっかりとチェックされた後は、アンコール王朝の王都 世界遺産 アンコールトムへ。

 

アンコールトムは、アンコール遺跡の1つでありアンコールワットの北に位置する城砦都市遺跡。

 

7世王は「神の都」として造営された王朝が壊滅的な打撃を受けたことを教訓とし、

城壁を兼ね備えた新しい城都の再建に着手し、

こうして誕生したのが、一辺が3㎞の正方形、高さが8メートルの城壁に囲まれた、

広大な敷地を有する、今日のアンコールトム(大きい城都)。

 

東西南北に、南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門で外部と繋がっている。

各城門は塔になっていて、東西南北の四面に3m観音菩薩が彫刻されている。

かなりの威圧感があります、これが突然 崩れたどうなるんどろう?と思いながら門をくぐって歩きます。

 

 ☆南大門

我々は、市内から一番近い神々と阿修羅が並ぶ南大門をくぐると、

中心にあるバイヨン寺院の参道へと入る、

しかし南大門からバイヨン寺院までは、東に真っ直ぐのびた道が1.5㌔も歩くと、

第一回廊・第二回廊に囲まれた中央には、高さ42mの本殿がそびえ建つ。

歩いてる途中、神々の世界へと導かれてゆく感じでした。

☆バイヨン寺院 バイヨンの正面

アンコールトム遺跡の中心にあるバイヨン寺院

中央の一段と高いのが、中央祠堂

その外側が、第二回廊、 一番外側が、第一回廊である。

 

寺院の中に入ると、至るところに神秘的な大菩薩の笑み?

世音菩薩の四面塔は、49塔

北大門、西大門、南大門、勝利の門、死者の門 に5塔 = 計54塔

圧倒的な大きさと数である。 至る場所から見つめられ悪い事は出来ません!

優雅に像に乗って観光されている外国人、この暑さの中 歩きたくない!って気持ちが良く伝わってくる光景です。

乗り心地は良いのか?疑問ですが。

第一回廊の壁には、、レリーフで埋め尽くされている。

クメールの軍隊 と 中国の傭兵

軍隊の後方支援の状況

レリーフの図柄は、、、クメール軍の行進、水上戦の様子

商売、市場、闘鶏、出産シーン、、、、、多彩であった。

この彫刻がすべて、手彫りと云うから、また驚かされる。

 

柱に彫られているアプサラの舞のレリーフです。

踊る姿は、、動的ですね。

角度を変えると、バイヨンの表情も変わります。

第二回廊を見学し、中央祠堂へ上る。

未だ迷いに包まれる、バイヨンの四面塔。

バイヨンのメインは、やはり中央祠堂周辺の、観世音菩薩の四面塔であろう。

アンコール遺跡のパンフレット等で、よく見かけますよね。

 その巨大さと数の多さ、点在する密度の濃さ

何と言ってもその瞑想的な表情の魅力に圧倒されました。

柔らかな微笑みは「クメールの微笑み」と呼ばれています。

 

森の中を抜け、続いて向かったのが、

☆バプーオン寺院

バプーオンは隠し子伝説が残る場所なんだとか。

この回廊の下を潜り抜けて

☆像のテラス

観光もそろそろ終盤、もの凄い暑さです。

北海道から来ていたツアーのお一人様、熱中症でフラフラ状態。

そりゃぁ~、北海道とカンボジアの温度差30℃は違うでしょう。

 

アンコールトムの観光の後は、食事をして暑さ対策のために一旦ホテルで、

2時間の休息タイムです。カンボジア人のお昼寝タイムでもあります。

その間にシャワーで汗を流し、着替えをして夕方までベットでだらぁ~。