大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

三条の湯~飛龍山

2016-10-22 23:45:03 | 山 行・ハイキング

平成28年10月15日16日

 

三条の湯(テント泊)~飛龍山へ。

以前は三条の湯までは、林道終点まで車で入って行けたらしいですが、

現在は、手前のゲート前までで、そこから長い長い林道を2時間歩かなければなりません。

バス停からだと、さらに+1時間半かかります。

 

でも、三条の湯から雲取山へと行く、団体さんや個人の方々がバス停から歩いてきます。

凄い根性です。

雲取山から鴨沢に下山した方が、バスの便が多く楽なのです。

 

テント泊は、今年初めてです。

林道で何度となく休憩しながら、三条の湯を目指しますが、

この日は、テント設営して宴会目的なので、のんびりゆったりモード。

やっと三条の湯へ繋がる、山道に入って来ると

綺麗な沢が流れ、清涼感が感じられます。

今年の8月に避暑目的で来た時、渓流釣りの人々が結構いました。

 

珍しく三条の湯のテン場を写真に収めるのを忘れていました。

テン場は、小屋より少々下った清流の音が響く場所にあります。

テント設営して、小屋の横で宴会開始!

 

本日のメニューは、大変豪華で贅沢な食べ物ばかりです。

ご覧あれぇ~。

ウニ!

そして山友さんが前日に釣って来たヒラメのお刺身。

分厚く切ってくれてます。ありがたいっす。

そして、〆サンマの押しずしとヒラメの握りも作ってきてくれました。

どうだ、豪華だろう・・・えへ!(^^)!

毎年、このヒラメ目的で、この時期山友さんらと恒例の1泊山行となってます。

山の中で生もの食べられるなんて幸せ。 病みつきです。

 

この小屋は、お風呂が入れます。

外で食事をしていると、お風呂場の煙突からモクモクと白い煙をはき、

まきの匂いが鼻をかすめていきます。

 

 

川の流れを聞きながらテントへ。

気が付けば、辺りは明るくなり、

雲取山の西に位置する、飛龍山へ。

長雨もやっとこさ落ち着き始め、空の汚れも・木々の汚れも洗い流されたような色鮮やかさ。

湿気もなく富士山も優雅に鎮座している。

なかなか飛龍山まで来る人もなく、静かです。

この山域は特に危険な場所もないので、

一人 のんびり笠取山から雲取山まで縦走してみたいと思う場所なのですが、

熊も多い場所でもあり、一人で縦走するには熊と戦う覚悟と勇気が必要です。大袈裟か?

 

でも、でも下山する時、登山道に熊の足跡発見しました。

そしてまた、今は温暖化でこの辺りの熊は冬眠しないって言うから、尚更怖いっす。

 

雲取山へ続く七つ石尾根です。

昨年は、同じメンバーで鷹ノ巣避難小屋に泊まって宴会して、七つ石尾根で雲取山へ登っていました。

そして、買っていなかったピンバッチをゲットしたのでした。

 

雲取山・飛龍山分岐から左右に分かれ、福島から来られていた団体さんらとお別れして

飛龍山へ。

飛龍山と禿岩分岐。

分岐には、小さな祠。

分岐からまたまたこの山も、シャクナゲが群生しています。

花の時期は見事でしょうね。

ここは、山梨県になります。

そして、飛龍山は山梨百名山でした。

山梨の山に登ると、殆どが山梨百名山って気になってしまいます。

しかぁ~し、木々に覆われ展望がありません!

木が無ければ、多分 ご無沙汰している両神山の眺めもいいと思われました。

 

展望がないので、禿岩に行こう・・・。

ちなみに、本日のリーダー毛がないっす(◎_◎;)

まぁ、その辺は触れずに・・・(*^-^*)

禿岩最高! 

凄いパノラマに絶句。

肉眼では、金峰山の五丈岩が小さく見えます。

甲武信岳が分からなかった。

最高の秋晴れ山行で気分も爽快。

 

さぁ~て、テント撤収して奥多摩でお風呂入って、美味しい手打ちそば食べて帰りましょう♪

 

下山と長い林道歩きに時間がかかり、

結局、手打ち蕎麦屋さんは終わっていました。 残念!

 

お疲れさまでした。

 

 


北アル・憧れのランプの宿、船窪小屋泊

2016-10-21 23:51:22 | 山 行・ハイキング

平成28年10月3日(月)・4日(火)

 

七倉山荘~船窪小屋泊~蓮華岳~針ノ木岳縦走予定だった!!!

 

七倉山荘前の

広い駐車場から船窪小屋を目指します。

七倉山荘からや高瀬ダムからの入山は、アプローチが悪くタクシーが停まっていると安心しますね。

トイレも凄く綺麗でした。

さぁ~、標高差1400m覚悟を決めて登りましょうか?

今回は、ランプの宿 船窪小屋に宿泊したかったので、テント泊装備ではないけど・・・。

標高差1400mとなると、登る前からクラクラして来ちゃいます。

登りはじめて直ぐに小屋までの目印があり、後 8割もあると思うと、それだけでメゲそうです。

この日もはっきりしない天気、予報では15時過ぎから雨。

この山行もギリギリまで、判断に迷ったけど翌日の快晴を期待して、予定通り決行。

 

登山道の両脇には、シャクナゲの木が密集しています。

花の時期に来れば、苦も楽に変わることでしょう。

もう、弱音吐いてる場合じゃありません。

 

激しく登り、再び下る。 足元の色とりどりの落ち葉を踏みしめ、

束の間の休息場所となる尾根道をゆっくり歩く。

周りの景色に目を止める余裕も出てきた。

この後、ネットで調べていた通りの階段の連続が始まるのであった。

 

地獄を見る前に、風通しのよい風景を与えてくれたのであろうか?

でたぁ~鼻突八丁!

土の中に収まりきれない木の根が、四方八方に張り出している急な登りの連続に

階段の連続。

しかし、綺麗に整備されている登山道でした。

するとまた看板、ここから鼻突八丁の本番? さっきの看板は何だったの?どっちがホント?

いやいやここからも、急登に階段の連続、急斜面に木の根がタコの足の様に、張り出しています。

ぶっとい体が持ち上がらなくなってきた頃、

やっと鼻突八丁、終わった様です。

 

やれやれ( ^ω^)・・・、と思ったのも束の間、

モクモクと雲が湧きあがり、冷たい雫が落ちてきました。

時計を見るとまだ11時なのに、雨の予報は15時だぞ 嘘つき!

天気ならば展望が良さそうな「天狗の庭」、下には高瀬ダムが見えます。

真っ白な雲の遠くには、いったい何が隠されているのでしょうか?

 

ちょっと一休みしたかったけど、風もあり寒くて写真撮っただけで小屋へ急ぎます。

今までの激しい登りが嘘のような、穏やかな山の姿

早く小屋に入って温まりたい・・・。

14時、ランプの宿 船窪小屋に到着。

小屋前の鐘を鳴らし、「こんにちは」って小屋の扉を開けた。

一人一枚のフカフカの布団、掛け布団は羽毛だよ。

この船窪小屋は、ランプの宿としても、料理が美味しいって事でも有名な山小屋。

談話室兼食事場所の真ん中には囲炉裏がある。

山小屋でランプも囲炉裏もあるなんて、素朴でいいね。

 

外は、風と雨が一層激しくなっています。

早めに着いてよかった。

 

日本百名山が終わったら、泊まってみたい!って、ずぅーと思っていた山小屋。

やっと、実現しました。 食事までちょっとウトウト。

 

そして噂の食事は・・・、期待しちゃいますよね。

山菜の天ぷら・煮物・豚の角煮・野菜・自家製のフキみそ等々。

そして、常連さんが持参してくれた、サンマの塩焼き。

いやぁ~満腹!満腹!

いつもなら、食事の後 アルコール飲んで寝るんだけど、流石にお腹いっぱいで飲めませんでした。

 

食事の後は囲炉裏を囲んで、フルート・アコーディオンの演奏会と自己紹介でお開きとなりました。

 

 

翌日は快晴ですが、風が畝っています。

昨日は眺める事が出来なかった、劒岳の頭。

 

 

一向に風は止んでくれません。 

先に行きたい!でもこの風が凄く気になり、ウズウズ・・・。

(でも、気分は下山でいました)

ネットでは、色々と調べて来たけどもう一度地図を見直し、

船窪小屋・七倉岳から北葛岳間のヤセ尾根、北葛岳・北葛乗越から蓮華岳間の通称「蓮華の大下り」の長い鎖場の事を考えると、

鎖場嫌いな私は、長い鎖場で煽られたら、かなりきついなと思い、そのまま下山することに決め、

女将さんに見送られ下山することに。

心の中で、来年リベンジを決める。

昨日は見ることの出来なかった「天狗の庭」から槍ヶ岳を眺めた。

そして、富士山に八ヶ岳も見渡せた。

今年の夏山シーズンは、天候に左右され予定していた山行は、どれも中止を余儀なくされた中、

憧れのランプの宿「船窪小屋」に泊まれ、翌日 これだけの眺望に恵まれた事だけでも、

感謝しなければね。

 

七倉山荘の湯に入り、お疲れ様・・・。

 

 


丹後半島一周  2日3泊の旅 ♯2

2016-10-14 23:11:45 | ☆☆☆ 近 畿  ☆☆☆

平成28年9月30日(金)

天気がいいぞぉ~部屋からの眺めも満足!満足!

丹後半島をドライブして、城崎温泉へ

伊根の舟屋見物するために、伊勢湾巡りの遊覧船に乗船。

カモメの餌はかっぱえびせんです。

餌を狙って、船と一緒に優雅に飛び餌をゲットするカモメさん。

丹後半島の東端にある伊根町では、船のガレージを舟屋と呼んでい ます。

周囲5キロメートルの湾に沿って230軒あまりの舟屋が立ち 並ぶ風景は壮観で、

全国的にも大変珍らしく、重要伝統的建造物群保 存地区。

潮の満ち引きを考えた絶妙の高さで舟屋群が並びます。

一階部分が船の格納庫と網の補修などを行う作業場になっています。

2階の窓から釣竿をたらしていたら、新鮮魚が沢山釣れそうです。イイナァ~。

歴史を辿ると、かつては現在ある道はありませんでした。

海岸線に誰かが舟小屋を建て、交通手段は舟を使って往来する時代がありました。

このガレージは出入り口だったのです。

やがて舟屋の山側に道が通り、その向かい側に母屋ができて、この伊根浦に暮らす生活が始まりました。

下船後は、伊根の街歩き。

長閑でゆったりとした時間が流れています。

高齢化の波はこの伊根の里にも押し寄せ、空き家も少なくないそうです。

平日だったので、人も殆どいなく ゆっくり気ままに伊根の街を堪能。

地元では大変有名な、女性杜氏の蔵としても知られる向井酒造さんに寄り道。

気の向くまま?自発的に?

軽く試飲、美味い! もう一杯!やっぱり美味しい!

ホテルで飲むための日本酒を1本、お買い上げ。

大事にホテルまで持って帰りました。

経ケ岬灯台

丹後半島の先端、海抜140mの断崖に立つ経ヶ岬灯台は京都百景に選ばれた景勝地。

映画「新・喜びも悲しみも幾年月」の舞台にもなった灯台。

駐車場からこの灯台まで、ふぅふぅ言いながら登ってきたので、

風にさらされながら眺めたこの景色は気持ちが良かった。

車で走っていると「袖志の棚田」の看板発見!

能登の白米千枚田をイメージして行ったけど、期待は裏切られた。そうそうに退散。

琴引浜

とっても穏やかな海、砂の粒子が細かく、乾燥しているときは砂が鳴くんだって。

前日の雨で湿っていて、鳴きませんでした。って、やってみた人の言葉ですが。

琴引浜で海眺めながら、しばしぼぉ~。

そして、とうとうやって来ました。城崎温泉。

この温泉街一度泊まってみたかった場所だったのです。

 

ホテルに入って浴衣に着替え、さっそくカランコロンと下駄を鳴らして温泉街へ・・・。

 

昔ながらの素朴な温泉街、道の両脇にはお土産屋さん、

そして、七つの外湯が点在している。

温泉に入って、お土産屋さんを覗きながら次の外湯へ行く・・・。

あるいは、温泉に入って、ソフト食べて、ビール飲んで一休み・・・なんて、

さまざまな外湯巡りを楽しんでいた。

ちなみに、私たちは一番人気の「御所の湯」へ入って宿に戻りました。

城崎温泉街は、しだれ柳が揺れる川沿いを浴衣姿で歩く城崎7湯の外湯めぐりが有名です。

この城崎温泉は、これから蟹のシーズンが一番人気で、

美味しい蟹を食べ、外湯巡りと関西の人気スポットらしいです。

さて、宿に戻って夕食です。

夕食に蟹が少々でたけど、甘くて美味しかったです。

 

 平成28年10月1日(土)

曇天ですが、なんとかお天気も持ちそうかな?

城崎温泉、名残惜しいけどJR米原駅目指して出発!

出石の城下町(但馬の小京都)

ほのぼのと・・・

少々散策。

そして・・・

駅の周辺には民家はありますが、

無人の栗田駅(くんだ)からローカル線、丹後鉄道に乗車です。

上りと下りの電車の色が違うけど、一両です。

のんびりと走る一両の電車、まさにローカル線の雰囲気がありますね。

20分程乗車して、四所駅に到着。

この駅も無人、栗田駅より何もなく閑散としていました。

舞鶴のほぼ中央に位置する五老ヶ岳。

五老ケ岳展望台から舞鶴湾を望み・・・

米原駅から東海道新幹線 こだまに乗車。

こだまなので東京駅までは3時間。

車内販売もないので駅の売店で缶ビール・缶酎ハイ・おつまみを買って乗車。

後は、飲んで時間潰すかぁ~・・・・と思っていたけど、飲んでおしゃべりしていたら、あっと云う間でした。

20:47 東京駅到着、お疲れ様でした。

 


丹後半島一周  2日3泊の旅 ♯1

2016-10-13 23:58:09 | ☆☆☆ 近 畿  ☆☆☆

平成28年9月29日(木)ー10月1日(土)

 

丹後半島一周へ。

今回の旅の目的は、天橋立と城崎温泉にローカル線の京丹後鉄道。

後は、気ままに丹後半島一周なのだ。

東京から車で行くのはかったるい!

近頃、新幹線に乗車するのが病みつきになってしまい、車より新幹線を利用する事が多くなっている今日この頃。

 

事前に指定席を予約し、東京駅発ひかり503号で岐阜羽島駅へ。

お腹減ったぁ~、天橋立に行く前に定食屋さんに入り、まずは腹ごしらえ。

握り、甘エビ、サザエ、小さいアワビの焼き物

小さなアワビだったけど、柔らかくて美味しかった。

天橋立に行く前に、元伊勢 丹後一の宮 籠神社にお参りして、

海の京都と言われる、日本三景「天橋立」の中をブラブラお散歩する予定だったけど・・・

歩き出しは雨・雨・雨に悪戯されてしまった。

それでもメゲルことなく、折角来たのだからと丹後一の宮から天橋立桟橋までの3キロの松並木の中を歩いて来た。

ブラブラと砂浜に行ったりしながら歩きたかったが、雨のために、ただひたすら歩いていた様な気がする。

天橋立桟橋に着く頃には、合羽も不要になり雨は止んでくれた。

この川に架かっている橋は、船が通る時間には橋が回転します。

数年前に行った時は、運よく回転しているところが見れたけど、今回は時間帯が合いませんでした。

そうだ!数年前に来た時も、こんなどんよりしていた天気だったよな?

あの時は、冬で寒かったねぇ~。

お土産屋さんが建ち並ぶ先には、智恩寺がある。

雨も止んだので、ケーブルカーで天橋立ビューランドへ。

何とか・・・ 眺められる事が出来ました。

そこで、恥も外聞もなく恒例の股覗き。
股から覗くと龍が天に昇るように見える、らしい。う~ん、どうだろう( ^ω^)・・・。
龍に見えるまで、覗いていると頭に血がのぼってしまいそうです。
天橋立の名前の由来ですね。
 
 
ぱっとしないお天気なので、早めにホテルに入って飲みましょうか・・・?

夕食時に久しぶりに、冷酒を呑んだらフルティーで口あたりが良くおいしゅうございました。