平成27年9月15日(火)ー19日(土)
以前から見たいと思っていた、大雪山の紅葉。
ある日、何気なくANAのマイレージ数を見てみると1500マイルが貯まっているではないか!
1500マイル貯まっていれば繁忙期以外であれば、国内の往復航空券がマイルと交換が出来る。
このマイルを使って、北海道・大雪山の紅葉見物に天気の良い日を狙って行く事に決める・・・が。
内地と同じで、北海道の天気もなかなか安定しない、紅葉と天気、飛行機の空席との組み合わせもなかなか難しかったが、
今回は、マイルとの交換なので金額に拘ることもない、空席さえあれば座席が確保できるので、
気軽に一人で北海道へ行く事にした。
行くならシルバーウィーク前だ!間際に航空券をゲットし9/15~一人で行く事に決定。
9月15日
旭川空港到着は、定刻通り 8:25との機内アナウンス、旭川空港周辺の天候は、霧だと・・・。
数日前から大雪山の天気が気になり、暇さえあれば天気のチェックをし、喜んでみたり、落胆してみたりの繰り返しであった。
今回は大雪山を縦走したかったので、ローカル線と路線バスを利用することに決めていたが、
15日の移動日だけ、空港でレンタカーを借り美瑛・富良野周辺をドライブ。
ドライブと言っても、この周辺は殆ど行っているので なんとなくパットしないが、「風のガーデン」へ。
今年の夏に食べた上富良野のスープカレー屋さんが美味しかったので、また行こうと思ったのだが火曜日は定休日。
ネットで他のお店を検索して、口コミランキングが多かった
「あぜ道 より道」の人気NO1 季節の野菜盛りだくさんの野菜カレーを注文。
上に乗ってる野菜類は、夏に食べた野菜と変わりないがカレールーは、個人的に夏に入ったお店の味の方が好きだった。
でも、美味しく頂きました。
そして宿に荷物を置きに行く途中の「四季の丘」に寄り道。
今は、何処に行っても中国人の観光客が多いですなぁ~。
ここにも沢山居ました。
彼らたちは、売店で大きな夕張メロンを輪切りにして種を取ったくぼみにソフトクリームがのってる
夕張メロンソフトクリーム1000円を買い、メロンと丘をバックに写真撮影してました。
横目で美味しそうだけど、甘そうだなぁ~と眺めていた。
旭川駅にレンタカーを返却に行って、旭川駅15:32の富良野線に乗って
ローカル線に揺られてガタゴトと美瑛駅へ・・・。
美瑛駅はちゃんと駅員さんが居るので、電車のドアが全部開きましたよ。
ローカル線とはいえ、学校帰りの高校生や道民の方達が多く利用しているのには驚きました。
この日の宿は、駅から数分の場所にある美瑛の「クレス」に素泊まり。
9月16日(水)
十勝連峰へ・・・。
前に登った時に十勝岳のピンバッチを購入するのを忘れていたので、
ピンバッチを買いながら、十勝岳か美瑛岳に登りましょう♪
美瑛駅始発の路線バスに乗車し、白金温泉へ。
白金温泉から望岳台遊歩道を歩いて望岳台へ。
途中まで歩いてなんだか・・・
この遊歩道失敗したかなぁ~と不安がよぎるが、ここまで来たらもう望岳台まで歩くしかない。
しかし、家に帰って改めて調べてみたら富良野駅から1日2本、白銀荘経由の路線バスがある事を知った。
ちょっと、リサーチが甘かったと悔やむ。
望岳台の駐車場から十勝岳を眺めるが、十勝岳に傘。
避難小屋まだ登ってゆくが、さらに真っ白の状態、上は風が強そうだ・・・。
避難小屋まで登ったが、まったく登る気がなくなり、
街並みを見下ろし
美瑛岳にでも登ろうか・・・と思うが、頭に傘。
どうするかなぁ~。
折角ここまで来たのだから、美瑛岳に登ろうと意気込んではみたが、
一度登る気がなくなってしまうと、登ろうという気力が全くおこらない。不思議なものだ。
望岳台で十勝岳を眺め、ぼぉーと寛ぎ、あの遊歩道をまた歩くのかと思うと憂鬱になり、
時間がかかるけど車道を歩こうかとも、しかし頑張って遊歩道へ。
途中まで歩いて、やっぱり車道を歩けばよかったと後悔し、
不安になると気持ちはどんどんエスカレート、枯木を拾い笹をバシバシ叩いて歩く。
笹の中で「カサカサ」って小動物が移動するたびに、ビビリまくる小心者である。
「誰か人が来ないかな?」と何度も後を振り返るが、殆どの人は望岳台まで車で行ってしまうので、
こんな場所を歩く人は居ないかぁ~と呟く。
あぁ~もうダメ、怖い!唄を唄おう・・・。
「何唄う?」って自分に問いかけて口ずさんだ歌は、中島みゆきの「旅人のうた」だった。
最初は遠慮がちに唄っていたが、怖いと声は自然と大きくなり、望岳台遊歩道で一人大熱唱状態。
こんな姿を他の人に見られることもなく、熊に出会うこともなく幸いだった。
青空の下で大声張り上げて歌うのなんか、小学生ぶりだなぁ~。
11:45 やっとバス停に辿り着くのだが、バスは3時間に1本
次のバスは13:05なのだ。まずは忘れていた十勝岳のピンバッチを買いに行き、
温泉に入って時間つぶしをしようかとも思ったが、カラスの行水の私には温泉は時間つぶしにはならないと諦め、
近くの滝を眺め、「どうすっかなぁ~」って、滝の近くに「白樺の遊歩道」があったので入ってみた。
この遊歩道は絶対に「青い池」まで繋がってると信じこみ歩きだす。
でもこの時期は、あまり人が歩いてないようで何度となく蜘蛛の巣に引っかかる、
戻ろうか?このまま行こうか?
前から突然何かが走って来た、たぬきだよ。
たぬきに白樺の遊歩道を追い出され、舗装された白樺道を「青い池」のバス停まで歩くことにした。
いつもは望岳台まだ車に乗せてもらっていたので、車からの景色と歩いて見る景色はまた別のものに感じ
新鮮な気分であった。
不動の滝に寄って
よいタイミングで「青い池」のバス停に到着。
青い池は一度みたので、バスを待つ。 13:10のバスで美瑛駅へ。
駅周辺を散策してると、お店の上に数字が付いてる。
何だろうと思っていたのだが、この数字 各お店の創業した年なんだって。
美瑛駅はなかな立派で綺麗でありました。
この駅中でテント泊できるじゃん!って感じ。
駅から宿に行く途中の住宅街の公園の芝生の中に、沢山のきのこが生えていたのにはビックリ。
自分の足でテクテクと北海道を歩いていると、色々な発見がありますなぁ~。