2010年7月10日11日
新潟県越後三山の一つ 残雪が残る越後駒ケ岳へ
関越自動車道 小出ICから国道352号線シルバーラインで枝折峠登山口を目指す
関越トンネルを抜けるまでは青空だった
トンネルを抜けると山々の山頂付近はガスに覆われていた
あの青空はいったい何処へいってしまったのやら・・・
「日頃の行いが悪い人はどなたかな・・・?」
テント泊予定であるが 一体 天気はどうなるのか? ちょっと気持ちが重くなる
狭くカーブの多い 国道352号線を走り
薄暗く不気味な 長い長いトンネルを抜け 右折すると
山に吸い込まれるかの様に 細い山道を右へ左へと揺れながら しばらく上がって行くと
駐車場にやっと到着した
数台の車が既に駐車していたが 登山者の姿は我々だけであった
車を降り 空を見上げ 怪しげな天気に皆さん不安顔
なだらかな登山道を20分程 歩いて行くと
観音様が「いらっしゃい」と言うかの様に 優しくお出迎えしてくれ
「天気が回復し、無事下山出来ますように・・・」とお願い事をして前進する
30分程で明神峠に着き 明神堂がある
ここで下山して来た数人の方と少々世間話しをする
明神堂から小倉山までの明神峠は アップダウンが続く
階段があったり ジャングルの様な場所があったり ぬかるみがあったりと足場が悪い
視界が開けた場所では 遠くに奥只見湖が見える
小倉山までは 一度下って また登り返す
小倉山・百草の池を通過すると
前駒ヶ岳までの急勾配が続き 前駒ヶ岳から駒の小屋までは 岩壁がある
雨が降っていたので 滑らないように ゆっくりと登って行く
岩壁を上り終えると 駒の小屋に到着 冷たい雪解け水で喉を潤し
小屋の中へ 1階は既に先客があったので2階に上がり 場所を確保
濡れた衣類を着替え 早速 お疲れ様で乾杯 宴会モードへ突入
翌朝 4時起床
ヘッドランプの眩しい光を当てられて 起こされる
ご来光を見る為に 雪渓が残る登山道を山頂まで上がる
気温が低く寒い為 合羽着用
朝梅雨のかかる ひんやりとした静かな山頂
八海山・中ノ岳・荒沢岳が目の前に見える
赤く染まった 朝焼けを堪能して
駒の小屋まで 雪渓で滑らないように 戻りましょう
朝食を摂り 6時半スタート
前日は霧と雨で あまり良く見えなかった 前駒ヶ岳の岩場
連なる山並
そして こんな場所も・・・
また アップダウンを繰り返しながら下山です
我が家は 私と息子の趣味が正反対
私は山派 息子は海派 梅雨明けしたこの三連休も
私は山仲間数人と北アルプスへテント泊縦走に出掛け
息子は伊豆へダイビングへ出掛けてしまった
昨夜 帰宅してザックの中を整理して洗濯物などを出し終わったところで
ダイビング機材やら洗濯物が入ってる大きなバックを抱えて帰宅した息子
山帰りの洗濯物はたいした事はないが 息子のバックからは洗濯物が出てくる出てくる
「男のくせになんでこんなに洗濯物があるのだ」・・・と、ビックリ!
三連休明けの朝は 洗濯機フル回転 朝からバタバタでした
夢の世界から、現実の世界へ・・・
我が家のベランダ・部屋の中は 山道具・海道具でごった返しています
2010年7月4日(日)
山はお休み 土曜日はゆっくり休養して 翌日 新潟県十日町の棚田見物
外は小雨混じりのどんよりした雲
十日町の山間部にある棚田は昔のままの姿で残り 絵になる風景が沢山あった
今回は 蒲生と星峠の棚田を見てきた
蒲生の棚田
星峠の棚田
星峠の棚田
帰りは切明温泉へ行きサッパリして 奥志賀スーパー林道で長野に抜け帰宅
今日は凄く眠い一日でした
2010年6月26日27日
長野県・小谷温泉と新潟県・雨飾温泉の県境に聳える 雨飾山へ
早朝の中央高速を走り 小谷温泉登山口から入る計画だった
国道148号線を小谷温泉方面に走って行くと 通行止めの標識があったが無視して
グングン山道を走って行くと 工事関係者の人に停められ
「この先は工事の為 車両通行止めです・・・」 ホントに入れなかった!
仕方がないのでUターンして来た道を戻る 間抜けな2人
折角 眠い目を擦りながら 小谷まで来たのに車両通行止めなんて ついてない
おまけに カメラは壊れるし・・・
しかし、ここまで来て引き返す二人ではない!
山岳MAPを見て他の登山口を探すと 新潟県・雨飾温泉側からのルートを発見
新潟県に周り 舗装された細い道を雨飾温泉駐車場まで上がる
空を見上げると雲は厚く ポツポツと小雨が降ってきた
いつもの「さぁ~行くぞぉ~」の気合もなく
新湯温泉の山小屋付近をウロウロしながら様子をうかがう 軟弱登山隊でありましたが
そろそろ気合を入れて準備しますか・・・
登り始めから上下の合羽着用 ザックカバーをして いざ出発 9:30
雨飾温泉から入る梶山ルート 登山口脇の「千代の泉」「梶山薬師」を通り過ぎ
緩やかな登山道を上って行くのも束の間 いきなり急坂になる
難所ノゾキでホット一息
芽吹いたばかりのブナの葉に雨があたり いっそう透明度を増した林の中
足休めでもしながら登っているかの様な登山道も
次第にロープやハシゴを使っての急勾配になってくる
ハシゴを上った所で 登山道を整備してる人に出会う 「ご苦労様・・・」って声を掛け休憩
左右に崩落が進んでる尾根道 慎重にねぇ~
後ろを振り返ると 真っ青な日本海が見えましたぁ・・・
なぁ~んて 言いたかった!
晴れていれば ここから日本海が見られたよね 残念です
水芭蕉が自生する小さな湿原 中ノ池で昼食を摂る
雲の中にスッポリ入っているので 雨は強く 昼食を摂りながら休んでいると 段々寒くなってくる
木の枝には透明な蛙の卵が連なり
水芭蕉の葉の裏にも 石鹸を泡立てた様な大きな蛙の卵があちらこちらにびっしり
「げぇ~気持ち悪い!」って言いつつ 覗いてます
中ノ池~笹平までは途中 雪渓が何箇所か残っていたり 雨の為 岩場が小滝になっていたりと
道の悪い登山道でしたが 下を見ながらキョロキョロ
細いタケノコ?探しをしながら登っていました なんで タケノコ探しをしたかって・・・?
登山道を整備していた人達が 手に沢山 持っていたので
「どの様に食べるんですか?」って尋ねたら
「皮むいて茹でて 味噌で食べると美味しいよ」って教えてくれたからです・・・
小谷温泉との分岐 ここを過ぎると笹平というだけあって
両端に笹がワサワサ 急に風が強くなる
そして この山でも沢山の高山植物が咲いていたけど
山頂手前に沢山 咲いていたハクサンチドリを見た時は ちょっと感激でした
ちょっとばかり気品があるように見える このハクサンチドリ 大好き!
風がなくカメラが壊れてなければ 時間の許す限り写真を撮っていたい花です
最後の岩場を上ると・・・
山頂到着です 真っ白で何にも見えません(泣)
風が強かったので 写真を撮って 今度は快晴の日に来るからねぇ~と下山
下山後は 雨飾温泉 都忘れの湯で汗を流し サッパリ
そして 帰宅後・・・
雨の中 収穫したタケノコを皮剥いて茹で
お味噌で食べたら今が旬!のお味で美味しかったです
毎日 ムシムシ、ジトジト、うっとしい日が続いています
さて 私は・・・
毎年この時期(7月)は 超!嫌な時期 とにかく多忙でございます
今週は打合せ続きで 目ん玉グルグル 頭の中もグルグル 次から次に無理難題が湧いてくる
でも まだまだ これは序の口 これからが正念場
多忙のあまり 自分の頭の中で処理出来なくなる事もシバシバ
そんな時は 「これを乗り切れば 楽しい夏休みが待ってるぞ!」って励ます
毎年7月は この繰り返し 今年もこの時期がやって来ちゃいました あぁ~ぁ・・・
来年のこの時期は 何をしてるのだろうか?
夜 やっと静かな自分の時間がやってくるが
バッタンキュー 夢の世界へと直行
計画したい事やら 考えなくてはいけない事やら色々あるんだけど
今月は無理じゃぁ~ 8月に入ってからゆっくり やりましょうかね
この仕事を乗り切れば・・・
楽しい夏休みの到来 そして新たな再出発の始まりでもあります