大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

七倉登山口~船窪小屋~蓮華岳~針ノ木小屋~針ノ木雪渓~扇沢 ♯2

2017-08-27 23:01:31 | 山 行・ハイキング

 2017年8月27日(日)

 

天気も安定し、いよいよこの日は蓮華の大下りへ。

蓮華の大下りといっても、我々は逆コースなので蓮華の大上りになるのですが。

山中は、もう秋です。

早朝、小屋番さんに見送られ七倉岳~蓮華岳~針ノ木小屋へ。

道中の安全を祈って、小屋を出発する時に鐘を鳴らしてくれます。

山友さん欲張って3連発でって!  

( ̄△ ̄;)エッ・・?

小屋番さん必死に3連発カンカンカン(笑) 

w(゚o゚)w オオー! 凄い!

お世話になりました・・・。

船窪小屋と槍ヶ岳・常念岳の勇姿を背にして、前進。

分岐から七倉岳へ。小屋から20~30分。

 北葛岳

静かな山歩きを堪能、北葛乗越からいよいよ・・・

北葛乗越で休憩して、岩山を眺め、やっぱりここを下りに選ばなくて良かった! 

2回程岩山を登ってホットする。

ホットした場所にコマクサとマツムシソウ

蓮華岳山頂直下で一休み、船窪小屋からの縦走路が良くわかる。

蓮華岳山頂、山頂標識より先 針ノ木小屋方面に三角点、その先に小さな祠。

祠の後に見える山が、立山・剱岳。

蓮華岳から小屋までは、壮大なパノラマを堪能しながら優雅な山歩き。

蓮華岳から針ノ木小屋へ行く途中に、眺めた絶景。

最高の天気で、最高のリベンジ登山となりました。

 宿泊手続きをし、お部屋へ。

平日なので小屋は、空いていました。ラッキー!

やっぱり平日の山は、人が居なくてのんびり出来ますね。

近頃、平日の空いてる山小屋に満足してしまってるので、わざわざ重たいテントを担ぐ気力がない私。

2年連続テント泊縦走していません。 もうテント担いで縦走する気力も体力もないかも?

 

部屋に荷物を置き、山友さんは針ノ木岳へ。

私は、数年前に登ったので小屋でのんびり休息タイム。

そして、山友さんが戻り生ビールで、お疲れさま。

針ノ木小屋の生ビール1500円は、ちょっと高かいかな?なんて思いながらもやっぱり生でしょ!

うっまぁ~ぃ。 

小屋前でビール呑みながら宿泊客などと談笑。

ちなみに、500mlの発泡酒 350mlのアサヒビールは600円でした。

小屋前で眺めていた素晴らしい展望もガスで真っ白に、槍の山頂だけ頭を出しこんにちは。

針ノ木小屋の夕食・朝食。 夕食はかなり豪華で美味しく頂きました。

朝食も美味しかったですよ。

 

 2017年8月28日(月)

微かに見える富士山。

槍ヶ岳方面

いつの日か・・・ 

体力がある内に歩いてみたい、憧れの読売新道を眺め、

7:00下山予定を変更して、6:30 針ノ木雪渓へと下山。

そして、昨日 我々が小屋に到着した頃、針ノ木雪渓の最終 水場

小屋まで後30分程の場所で、哀しい山岳事故がおきてしまいました。

77歳の男性、登山中に体調が悪くなり動けなくなり、前日の13時過ぎに救助のヘリが2回程飛ぶが、

雪渓側の斜面は既にガスで真っ白、その為救出することが出来なく断念。

下から救助隊が駆けつける間、同行者や小屋番さんが心臓マッサージなどで手を施したが、

救助隊が到着した時はすでに遅く 帰らぬ人へ。 

合掌。

救助隊らが死亡確認して、登山道に一晩安置し 翌朝 ご遺体を吊り上げる。

その作業が7:15頃になり、その間は登山道の通行が出来ないために我々は30分早めに下山した。

 

今、登山中の体調不良による急死が多いと言われている山岳事故。

その原因の多くは、深夜の運転などの睡眠不足による体調不良だと言われている。

我々にも当てはまる事も多く、 人事だとは思わずに最善の体調管理が必要だと実感しました。

 

今年は雨が多かったせいで、例年に比べて雪渓も少ないようでした。

確かに以前登った時の方が、多かったです。

 無事、扇沢に到着。

タクシー呼んで、七倉ダムへ。

扇沢から七倉ダムまでのタクシー料金は、6000円程なので扇沢で相乗り者2名探す。

読売新道から下山して来た1名が見つかり、相乗りで七倉ダムへ。

 

温泉に入って、お疲れさま。

最高の登山日和に感謝でした。

 

 

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七倉登山口~船窪小屋~蓮華岳~針ノ木小屋~針ノ木雪渓~扇沢 ♯1

2017-08-26 06:42:26 | 山 行・ハイキング

 

2017年8月26日(土)~28日(月)

七倉登山口~船窪小屋~蓮華岳~針ノ木小屋~針ノ木雪渓~扇沢 と、 

昨年の10月に同じルートを予定し、憧れの船窪小屋に宿泊、

翌日、蓮華の大下りから蓮華岳~針ノ木小屋泊の予定でしたが、翌朝は風が強く蓮華の大下りが不安の為に、

予定を変更して下山。今年はそのリベンジ登山となりました。

前夜、登山口に到着し仮眠。

翌朝、目覚めると登る意欲がなくなる程、車を打ちつける雨、

山友さん曰く、「もう直ぐ止むから・・・」の言葉を信じ、身支度をし車中で待機。

7時過ぎには雨も止み、いざ出発。

 

天狗の庭までの登山道の様子は、昨年のブログをどうぞ。

七倉登山口~船窪小屋

エッチラ、オッチラと登り、やっと天狗の庭に到着。

槍ヶ岳を眺め、ここまで登ってこれた事に感動。

昨年の記憶だと、ここから登りもなく、緩やかな登山道を歩き小屋が待っていて、

ビールが飲めるぞぉ~と思いこんでいたが大きな勘違いだった。

 

対した登りではないのだが、頭の中はビールモードになっていた為か、偉く長く感じた。

登り終えると、小屋までの道のりは山が見渡せ花畑がありホットする場所で癒されます。

時期がもう少し早ければ、一面のチングルマの群生でした。多分見事だったでしょう。

昨年と変わらずに出迎えてくれた船窪小屋。

到着と同時に、温かいお茶でおもてなし。

近頃、真夏の山でも温かいものを飲むとホットするのは、やはり歳のせいなのでしょうか?

昨年までのオーナーご夫婦は高齢の為引退され、息子さんに受け継がれていました。

今回は、息子さんはいらっしゃいませんでしたが、おもてなしはちゃんと受け継がれていました。

ただ、夕食後の演奏会がなかったのは残念。

昨年は、囲炉裏を囲んで常連さんのアコーディオン・フルートの演奏会があり盛り上がっていましたけどね。

昨年は、雨で見る事の出来なかった夕日は見事でした。

小屋番さんも、今年は天気が悪く こんな綺麗な夕日は今年初めてだって。

肌寒さを忘れ、ずっと眺めていても飽きる事のなかった、

刻々と移り変わる美しい夕日でした。すっごく得した気分にもなりました。

夕日に染まる読売新道。 

 

 

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