2021年2月25日(木)
裏筑波山へ。
登山口への道中から筑波山。
筑波高原キャンプ場へ。
狭い林道を上がって行きますが、舗装道もやがてダ−ト道となり速度を落とし、
ゆっくり上がってゆくと、キャンプ場の炊事場がみえ、その先の男の川、女の川と小さな沢を渡ると終点、
筑波高原キャンプ場駐車場となります。
駐車場脇のトイレは、この時期は閉鎖されて居ました。残念!
上がって来た林道を少し戻ると、女の川登山口があります。
正式な登山口なのか?破線ルートなのか?良く分からなかったけど、 踏み跡はしっかりついていました。
裏筑波山と云えば、カタクリの自生地で有名な場所。
以前から一度登ってみたい候補地でありました。 未踏ルートでもあり楽しみです。
個人的な主観から、カタクリやニリンソウの爆裂した時期が良かったなぁ〜と、
ボッソ!と、思ったりもして・・・。
女の川登山口から登り暫くすると、 登山道脇に斑点模様のある葉を発見!
そうです、カタクリの葉があちらこちらに 芽吹いています。
裏筑波山にも、春が一歩一歩近づいています!と同時に、噂通り裏筑波山のカタクリって、
爆裂したら凄いだろうなぁ〜なんて思ってしまいました。
冬枯れの木立から、杉の植林地帯へと植生も移り変わると同時に、
私の体が反応し、花粉に攻撃され始めました。やばい!
目がショボショボ、鼻がムズムズ、クシャミが・・・(*´Д`)
無風だったので反応も軽かった様で、ホットしました。
遠くの山々は、春霞の為かぼんやりとしか確認できなくなって来ました。
山頂からの富士山も期待薄ですなぁ〜。
さらに進むと、苔の付いた大きな岩々の間を縫うように進んでいる時、
山友さんから、
「この場所の右斜面が、一番カタクリとニリンソウが綺麗な場所」だと、
教えて頂きました。
傾斜は徐々にきつくなり、沢から外れ進路を左方向へと移すと、
手入れが行き届いてない、ツタが伸びきった状態の木々が多くなってきます。
山頂の祠で無事に下山できます様にと。
筑波山 女体山到着。
山頂は、ロープウェイで登って来た若者らで 賑わっていました。
関東平野を見渡し春霞の中 霞ヶ浦も確認出来ます。
上州方面に目を向けると、上州の山々は微かに確認できましたが、
写真に収める程の眺望もなく諦め!
山頂の祠の下の白雲橋コースで下山。 最初は大きな岩ゴロを慎重に下ります。
屛風岩で昼食を終え、駐車場を目指し再び下山開始。
歩きやすい石畳道を進んで行きますが、この道から外れて笹薮の中に入って行くとは到底考える余地もなく、
直進するものとばかり思っていると、前に歩いていた山友さんが突然消え、笹薮の中から山友さんの頭が見え慌てて後に続きます。
筑波山を熟知している人が居なければ、絶対に分かる余地もない道です。
笹薮を抜けると、大きな岩や洞窟があり、荒れた登山道に古い階段が出て来ました。
なぜ、こんな場所に突然階段が?と思っていると、このルートは以前、修験道だったそうで、護摩壇まで続いていました。
護摩壇の中は洞窟になっており、大昔はこの中で荒行が執り行われていたそうです。
通り抜けも出来る様ですが、かがむのが厄介で今回スルー。
奇岩が多いコースでもあり知っている人が居なければ、私なんか絶対に踏み込む事も出来ない場所なので、
貴重な経験をさせて頂き感謝でした。