大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

庚申山 お山巡り

2012-10-24 19:05:18 | 山 行・ハイキング

紅葉シーズン真っ只中 

夏場 ハードな山行が多かった面々は

のんびり まったりハイクを計画

庚申山荘に泊まり 宴会メインの山行となった

 

足尾温泉の奥にある かじか荘に車を停め 長い林道を歩くと庚申山と皇海山の登山口となる

標高が上がるにしたがい 広葉樹林の葉は色づき しばし目を奪われ足を止めシャッターを押す

庚申山荘までは2時間半

 

庚申山荘は2階建ての綺麗な山荘であり 山荘の中には水道・炊事場・お鍋まで置いてあった

山荘前のテーブルで 早速宴会準備

芋煮・おでん・うどん・枝豆・サラダ・アルコールと並び 宴会開始

就寝前 山荘の中でトランプゲーム 大貧民で大盛り上がりし

夜は更けていった・・・

 

 翌朝

山荘前のテーブルで朝食を摂っていた単独行の青年は

前日 皇海山まで縦走し庚申山荘に宿泊予定だったが

熊笹に覆われ登山道が不明になり 道迷いを数回繰り返し山荘まで辿り着けなく

森の中でビパークしたと言うこの青年 

至近距離で熊にも前日遭遇したって ( ̄△ ̄;)エッ・・?

凄く怖かったって・・・

そうそう 前日は庚申山山頂で熊が居座っていた!って下山して来た人達が言ってたっけ!

 

 我々は下山するまで 熊にも遭遇しなで無事で良かった(*^▽^*)ノ

 

庚申山の画像は You Tubeにアップしてみました


南アルプス <塩見岳>

2012-10-18 23:45:06 | ~ 日本百名山 ~

 

メンバーのKさんから 「塩見小屋予約とれたよ」

小屋の人に人数と山岳会名を聞かれたから 

取敢えず山岳会「フルーツゼリー」で予約したよ・・・と連絡が入った! 

はぁっ?

 このメンバーさん達にグループ名があったんだ 

今回初めて知りました w(゜o゜)w オオー! ビックリ!

しかも「フルーツゼリー」?

 まぁ~ 「フルーツゼリー」にした理由は ブログを読んでいく内にわかります

こんな経緯があっての楽しい塩見岳登山となった

 

紅葉の時期と重なった 秋晴れの10月13日・14日

自称 山岳会「フルーツゼリー」のメンバーと共に

南アルプス 塩見岳に登る事になった

メンバー5名で登る予定であったが

残念な事に1名が都合が悪くなり キャンセルになってしまったので

「私の山友さんを誘ってもいいですか?」と尋ねたところ

快諾してくれ 今回 私の山友さんも仲間に入れてもらい

和気アイアイの山行となった

 

駐車場から長い林道を約40分程歩くと 6:30鳥倉ルートの登山口に到着

熊笹や真っ直ぐ空に向かってのびているカラマツ林の樹林帯

三伏峠まで上りの連続ですが 

三伏峠までの登山道には1/10 2/10・・・と書かれた親切な標識があって

全体像がよくわかるので この表示がありがたく励みにもなりました

5/10地点では今にも崩れそうな 丸太の階段とチョロチョロとかろうじて水がでている水場があります

豊口山分岐手前から中央アルプス 千畳敷カールに空木岳の展望があり 

分岐を過ぎると甲斐駒ヶ岳・仙丈岳の展望を仰ぎ見る事ができます

最後の標識は手書きで書かれた 「三伏峠まで後200歩」

一歩・二歩・三歩・・・と 数えてる内に 三伏峠にある三伏峠小屋に到着

ここから三伏山・本谷山を経て塩見岳へ向かいます

三伏峠小屋からは視界も開け 小高い山に登ると そこは三伏山

素晴らしい展望に感嘆の声が上がり 

眼前の中央アルプスははっきり見渡せ そして台地状の丸っこい恵那山の展望

しばし山頂に居た方々とお話しをし 写真を撮りながら小休止

進路方向には目的の山 塩見岳も確認でき 中間地点である本谷山へと歩を進め

落葉の紅や黄の登山道 上を見上げれば紅葉樹

後を振り返り歩いてきた稜線の景色 

空を見上げれば 秋の空 

南アルプスは 人も少なく静かな山歩きが堪能でき これぞ紅葉の時期の山日和

展望の良くないハイマツの中にある本谷山山頂 

本谷山から塩見岳新道分岐までは 見え隠れする展望と立枯れのダラダラとした登山道が続く

ダラダラと単調な登山道で メンバーさん達ホット一息ついてしまったのか

睡魔が襲ってきちゃい とにかくみんな眠い!

塩見小屋へ向かう樹林帯の中で 眠気覚ましにお湯を沸かしていただき

コーヒー飲んで ほっと一息つき鋭気を養い

13:30 塩見小屋に到着 宿泊手続きをしポータブルトイレの説明を受け 

天気が良いので このまま山頂にアタックしちゃいましょう♪

山頂直下は岩だらけの急勾配 這いつくばって登ってゆくと西峰

 

西峰から数分で大展望の東峰 富士山がバッチリ見えます

山頂から明石山脈の北東部にある北岳 間ノ岳 農鳥岳

北アルプスの山並み

そしてこのメンバー恒例の山頂フルーツゼリーを食し ゆっくり下山

 今宵の宿は 塩見小屋

20名程しか宿泊できない こじんまりとした山小屋

夕食はフライにお蕎麦と山小屋にしては 豪華な夕食でありました

19:00消灯 

おやすみなさぁ~ぃ

 

 

 

 


宮崎県・鹿児島県 高千穂峰

2012-10-12 17:24:29 | 日本二百名山

 

高千穂峰は天孫降臨神話伝説の地 山頂には有名な青銅製の天の逆鉾がある

そして坂本龍馬が寺田屋で受けた傷の療養を兼ねて

妻おりょうと霧島温泉へ新婚旅行に訪れた際に登った山で

歴史ロマンが漂う山でもあります

2009年にえびの高原から高千穂河原まで

この高千穂峰を見ながら霧島連山を縦走した時の印象は

「なんて綺麗な山なのだろう!」 一度登ってみたいと恋こがれていた山

しかし新燃岳の噴火により えびの高原一体は入山禁止となってしまい

高千穂峰登山は お預け状態であったが

2012年7月15日より韓国岳と高千穂峰登山は解除になり

待ってました!と言わんばかりに 念願だった高千穂峰に登ってきました

(上の画像は2009年 韓国岳から 奥が高千穂峰 手前が新燃岳)

駐車場から参道を歩き 霧島神社古宮址でお参りをして 

霧島神社古宮址脇の登山道から 登山開始です

登山道に入ると直ぐ新燃岳噴火の影響でしょうか サクサク サクサクと火山灰の踏み音が聞こえます

最初から火山灰が多くて歩きにくいです

靴の中には小さな火山灰がゴロゴロ入り 指で小石を取り除きながら登ってゆくと

森林限界 南に噴煙を上げている桜島が目に飛び込んできます

桜島が見たかったので最高にラッキー!

そして開聞岳を探してみましたが 桜島に隠れ確認出来ませんでした

森林限界から登山道は急坂になり 火山灰もさらに多くなり

一歩上がって半歩下がるを繰り返しながら 山頂だと思っていた火口淵までたどり着き

上を見上げてみると さらに山があるではありませんか!

ゲェ~ この火山灰のサクサクした歩きにくい所を さらに上がらなくてはなりません

火山灰はさらに積もっていて かかとからは小砂利が入り痛いです

まるで富士登山をしているような錯覚に陥り 

一歩上がって半歩ずり落ちながらの登りは 結構しんどかった

後を振り返り 歩いてきた火口淵

霊峰高千穂の峰山頂

後方に見える山が百名山で有名な韓国岳

山頂(天の逆鉾)

坂本龍馬も天の逆鉾を見る為に高千穂峰に登ったと言われています

山頂で景色を眺め 

ザクッザクッ ザァ~ ザクッザクッ ザァ~とずり落ちるように下山し

靴の中は大量な火山灰が入り 2.3回靴を脱いで取り除きながら下山していきました


大分県・九重高原 

2012-10-11 23:43:29 | ~ 九州の山 ~

九州 熊本空港に到着!

宿の予約をしている大分県・九重高原 筋湯温泉を目指す 

宿に入るのは まだちょっと早かったので

九重連山の西に位置する湧蓋山へ のんびりハイクする事になった

関東地方より北の山々は 今が紅葉のピークで何処の山も賑わい

特に今年の涸沢カールの紅葉は 10年振りの大フィーバーと言われるほど綺麗らしい

ここ九州は紅葉にはほど遠いが 

太陽の光に照らされ黄金色にキラキラ輝く 九重高原の一目山は

山全体がススキに覆われ見事であり

ススキの穂がたなびく緩やかな登山道をゆっくり歩いてゆくと みそこぶし山にたどり着いた

快晴で最高の眺めである 

北を見れば双耳峰の由布岳

東には九重連山

東南には阿蘇5岳 

こんな素晴らしい景色を眺め腰を下ろし まったりしてしまったのがアウトであった!

登る予定だった湧蓋山(奥の山)を見つめ 時計を見る 時刻は14時

ちゃっちゃっと登れば 登れたのだが・・・

湧蓋山へ登る気がまったくなくなっていた我々

 そう私達の頭の中は・・・

そろそろチェックインが出来る 15時になるので宿に入り

温泉に入って 夕食の時間までのんびりしながら 

美味しい日本酒が呑みたくてもう仕方がない これが我々のいつもの旅のスタイルなのだ

湧蓋山はまた次回の楽しみとして 下山し筋湯温泉に直行!

夕食を頂きながら 大分の地酒で乾杯! いただきまぁ~す

完食です!

 


紅葉最前線 木曽駒ヶ岳・宝剣岳

2012-10-05 00:43:02 | ~ 日本百名山 ~

今年は残暑が厳しい日が続いていた為 

紅葉という言葉にまだピンときていなかった9月下旬

 

ロープウェイの窓越しに見る風景は 色とりどりに変化し

中央アルプス 千畳敷カールは紅葉最前線であった

木曽駒ヶ岳山頂

台風18号が関東地方を直撃する前日

天候を気にしながら行った 木曽駒ヶ岳と宝剣岳だったが

嵐の前の静けさなのであろうか 風もなく澄みきった青空に 360度の大展望であった

木曽駒ヶ岳山頂から 目の前にどっかぁ~んと聳える 木曽御嶽

北アルプス

さらに北に遠望すると 火打山・妙高山

徐々に東に目を傾けていくと 八ヶ岳連峰

そして南アルプス 塩見岳に7月下旬に登った悪沢岳・赤石岳

大パノラマに圧倒され 同じ場所で何枚写真を撮ったことやら・・・

宝剣山荘で軽く食事をして 

宝剣岳へ

ワクワク・ドキドキ スリルのある緊張感がたまらなかったが

アットいう間に山頂に着いてしまい ちょっと物足りない・・・( -。-) =3

宝剣岳山頂 狭い! 

岩のてっぺんまで登りたかったけど 

降りられなくなったら困るので 情けないけど途中で辞めといた (^_^;)

宝剣岳から空木岳へ繋がる縦走路

お昼頃にロープウェイ乗り場に到着

既にロープウェイの順番待ちがあり 整理券もらって1時間待ち Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

コーヒー飲みながら 整理券の番号を呼ばれるのを ひたすら待ったのでありました・・・