平成27年11月5日(木)
秋晴れが続いていたので、箱根の外輪山の東部にある穏やかな山容の明神ヶ岳へ行く事にした。
箱根湯元駅からバスに揺られ、仙石バス停下車。
矢倉沢口から明神ヶ岳へ、箱根の別荘地の中にある登山口。
つづら折りの登山道を矢倉沢峠の分岐まで登るとうぐいす茶屋とトイレがある。
この分岐から左に登ってゆくと金時山、右の緩やかな道に進むと明神ヶ岳へと続く。
分岐から気になっていた尾根道を明神ヶ岳方面へと歩き、
茶屋から少しだけ登った場所から後を振り向くと、金時山の頭が覗く。
10年程前は山歩きなんて全く興味もなかった、その頃、初心者の山だから楽勝だよなんて軽い気持ちで登り、しっぺ返しを食らった山。
帰りは口も聞けないほどクタクタになり、翌日は筋肉痛で歩行困難状態に陥った思い出のある懐かしい金時山。
肌寒さを感じてくる季節になったのに、花が咲いていたことに微妙に嬉しさを感じたのも束の間、
展望のない密生した箱根竹の中を延々と歩く、何処まで行ったら視界が開けるのだろうか?
一瞬、視界が開けた場所から富士山、明神ヶ岳に行くまで隠れんなよぉ~。
そしてまた、展望のない樹林帯の中へと入りこむが、彩りがあり華やかな木々へと変わった。
やっと開放感ある場所に飛び出すと、
「まさかりかついで~きんたろう~」
の歌でおなじみ童話「金太郎」の舞台となった山、標高1213m金時山が良く見えたが富士山はあっと云う間に雲の中。
陽だまりに腰を下ろし休憩していると、気持ち良くて睡魔が襲ってくる。
このまま、ここで休憩していたら寝てしまいそう。
先を急ぐことにする。
広い尾根道を歩き明神ヶ岳へ
明神ヶ岳と大涌谷の噴煙。
宮城野方面へと下山。
分岐から明星ヶ岳へ行く予定だったのだが、「早くビールが呑みたいね」なんて話しになり、
明星ヶ岳を経由しないでそのまま宮城野バス停へと下山。
分岐からバス停までの下山が、凄く長く感じバス停に着いた時はクタクタでした。
小田原駅で寄り道をして生ビールをグビグビと飲み干し、お疲れさまとなりました。