大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

朝日連峰縦走 <以東岳>

2012-09-21 02:15:11 | 日本二百名山

縦走2日目 快晴の朝を迎え

竜門小屋~寒江山~以東岳へと  遥か彼方へ続く縦走路を進みます

花の時期は とうに過ぎていると思ったにも関わらず

結構 色々な花がまだまだ残っていました 

夏から秋へと 移り変わりを告げる ススキも・・・

寒江山山頂を経て暫く歩くと

山々に囲まれた狐穴小屋

狐穴小屋で水を補給し 小休止

アップダウンの少ない 快適な縦走路をホノボノと歩き

途中 稜線脇に実っていたブルーベリーを摘み食いしながら

こっちのは甘いだの こっちのは酸っぱいなどと言ってる内に

真っ白な花崗岩の松虫岩付近まで辿り着く

山肌はオレンジ色に染まり始め 日によって朝晩の冷え込みが分るが

この日は天気もよく 容赦なく太陽が照りつけメチャクチャ暑い

200名山でもある 以東岳山頂

以東岳から少し下った所にある 以東小屋でお昼

以東小屋から碧玉水を汲みに降りるが ここの水場はかなりの難所であり

大汗掻いて小屋まで上がったけど

小屋まで上がるまでに 汲んだ水がなくなるんじゃないかと心配した程だ

以東岳からはタキタロウ伝説の残る 大鳥池

そして正面には月山

以東岳からオツボ峰への稜線で座りこみ

前日歩いて来た 小朝日岳・大朝日岳を眺めウットリ・・・

名残惜しくも これにて見納めです

オツボ峰から大鳥小屋までの2時間

足場の悪い急勾配 うんざりするほど長い長い道のりで

やっと16:50 大鳥小屋着

 

 3日目

 

ブナの林が茂る中 沢沿いを下山してゆきます

途中 滝があったり吊橋が2箇所あったりと 

のんびり歩いて3時間程の行程で

10:10 泡滝ダムに到着 

古寺鉱泉へ車を回収しにゆき 月山 志津温泉にてお疲れさま会

温泉に着くと いきなり雷と激しい雨が降りだし

早めに下山したことに安堵・・・

 


朝日連峰縦走 <大朝日岳>

2012-09-20 00:43:25 | ~ 日本百名山 ~

 

 今年は嬉しい事に 行きたくて仕方がなかった 

北東北方面の山へ登る機会が沢山あります

そして今回も・・・ 

朝日連峰 古寺鉱泉~泡滝ダム(大鳥登山口)までの

2泊3日の縦走が出来る機会に恵まれラッキー!

下界は30度越えをする蒸し暑さの日々でしたが

 山肌はオレンジ色に染まり始め 移り行く季節を感じながらの縦走となりました

メンバー4名

12日 泡滝ダムで待ち合わせ 車1台デモし古寺鉱泉へ移動 古寺鉱泉(朝陽館)泊

13日 古寺鉱泉(朝陽館)~ハナヌキ分岐~古寺山~小朝日岳~大朝日岳~西朝日岳~竜門岳~竜門小屋泊

14日 竜門小屋~寒江山~狐穴小屋~以東岳~大鳥小屋(キタロウ山荘)泊

15日 大鳥小屋~泡滝ダム(大鳥登山口)下山 下山後 古寺鉱泉へ車を回収しに行き

月山 志津温泉にて お疲れさま会 

 

前泊した朝陽館脇にある登山口からスタート

古寺鉱泉からすぐ九十九折のコースを10分ほど歩くと 尾根歩きへと変わり

更に40分ほど歩くと一服清水 そしてさらに歩くと三沢清水と水場は2箇所もあり

冷たい水の恵みは とてもありがたかったです

むさ苦しい樹林帯から やっと開放され パァ~ット明るくなると

小朝日岳・大朝日岳の山並みと これから行く縦走路が見渡せる

古寺山に到着 

狭い山頂に人が多かったので写真を撮って直ぐに 小朝日岳を目指す

小朝日岳手前で小腹がすいたので 朝作ってもらったおにぎり1個を食し

小朝日岳山頂 9:30到着

三角オニギリの様な小朝日岳を急降下し熊越を過ぎると 後は楽チン ルンルン歩きとなり

 

大朝日岳が段々と大きく見える様になると 朝日連峰切っての名水「銀玉水」の冷たい水が補給できる

 

11:45 大朝日岳山頂避難小屋

風に乗ってトイレの臭いが鼻につく  ブッハー クサイ( ̄○ ̄;)

ザックデポして 山頂へ

12:00 大朝日岳山頂

霧で視界が悪く 真っ白 なぁ~んにも見えません(*´Д`)=з  ガックリ!

冷たい金玉水を汲み 西朝日岳を目指す

西朝日岳から翌日歩く予定の以東岳までは 山形県と新潟県の県境歩きとなる

この県境歩きが 今回の楽しみの一つであった

後を振り返ると 歩いて来た小朝日岳に大朝日岳が見渡せ

 

16:00 今夜の宿泊地 竜門避難小屋に到着

真新しい2階建ての竜門小屋の中はとても綺麗で トイレが水洗だったのにはビックリ!

そして殆どの人が大朝日避難小屋を利用するので

こちらの竜門避難小屋はガラガラ 小屋前には水場もあるしとっても楽チン

今回 この小屋を利用していたのは6名だけ のびのびと利用出来ました


北東北の山旅 <奥入瀬渓流・十和田湖>

2012-09-11 16:53:39 | ☆☆☆ 東 北 ☆☆☆

八甲田の自然に包まれた 山の湯宿 酸ヶ湯温泉

酸ヶ湯温泉といえば 混浴である「ひば千人風呂」が有名です

「ひば千人風呂」は 朝の9:00までは女性専用であります

素朴な風情を残す乳白色の温泉 千人風呂に朝ゆっくり浸かり

体の芯まで温められました 入る価値のある温泉です

帰る途中 奥入瀬渓流に寄り道をし

十和田湖畔にて ヒメマスの塩焼きを食し

十和田ICから東京へと 東北の山旅はアットいう間に終わってしまいました

 


北東北の山旅 <岩木山>

2012-09-11 16:19:08 | ~ 日本百名山 ~

 

本日2座目の 岩木山に登ります

津軽岩木スカイラインを右へ左へカーブしながら上がってゆくと

標高1250mの岩木山8合目の リフト乗り場の駐車場に着きます

駐車場脇から ちゃんとした登山道も当然あります

しかし軟弱登山隊は ( ̄△ ̄;)エッ・・? 岩木山を往復リフトを利用する 

これで登った事になるのでしょうか? 

ちょっと首を傾げてしまうけど・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

早々リフト券は往復券を買っちゃいましたぁ~ (⌒▽⌒)アハッ!

さすが軟弱登山隊であります

13:30 リフトに乗る

 

軟弱登山隊ではありますが1日で2座登る 欲張り隊でもあります

言い訳は 翌日の天気が良くないからです(^○^)/

標高1470m 鳥ノ海噴火口まで楽チンでリフトで運んでもらい 皆さんご満悦

ここから40分程で山頂 なんちゃって百名山です(笑)

山頂までの40分 足場の悪いかなりの急勾配で 軟弱登山隊は喘ぎました

 

14:10 山頂到着

数時間前に登った八甲田方面にはガスがかかり 確認は出来ませんでした 残念

この山頂でも恒例のフルーツゼリーは 忘れてません

15:15 下山

 

地元の人達の憩いの場である 百沢温泉で1日の汗を流しサッパリする

お疲れさまでした・・・

 

まぁ~ ここまでは

行きの車内で決めた予定通りに  順調に終わりました・・・

この後 予想もしない展開となっていったのでした

軟弱登山隊 さらに軟弱さヒィートアップです(笑)

個性的な方が多いこのメンバー  ホント愉快です

 

 

 


北東北の山旅 <八甲田山>

2012-09-11 14:52:24 | ~ 日本百名山 ~

北東北の山に行きたくて仕方がなかったが 

東京からだと遠くてなかなか行くチャンスもなかった場所でしたが

今回ラッキーな事に山友さんに声を掛けて頂き 

北八甲田連峰 大岳・岩木山に登ることとなりました

 

最初の予定は

1日目・・・岩木山 

下山後 酸ヶ湯温泉に入り 酸ヶ湯キャンプ場でテン泊

2日目・・・八甲田山 の予定でしたが

2日目の東北地方の天気がのちの予報

そして岩木山に登る予定の1日目は 八甲田山の天気はマーク

1日目を八甲田山 2日目に岩木山登山に変更するが・・・・???

ここから先・・・・ 

まぁ~話しがあれこれ あれこれ とめどなく・・・・ 

車の中で展開してゆき ( -。-) =3

最終的な結論は

岩木山は 8合目まで車で行けてしまう 往復リフトも使えるので

天気の良い 1日目に八甲田山と岩木山を登ってしまおう!って事で話しがまとまる・・・

でも でも まだ まだ 未解決な難題が沢山あり 

どんどん 予想もしてない展開になっていったのでした(笑) 

 

金曜日の夜 メンバー5名で 22:00 東京出発 

深夜の東北道を交代しながら 青森県黒石ICまでひたすら突っ走る

5:30酸ヶ湯キャンプ場駐車場に到着 外気は薄い長袖1枚では肌寒い

 

酸ヶ湯温泉 薬師神社 6:00 八甲田清水 7:45 八甲田大岳 8:40

大岳避難小屋 9:30 毛無岱湿原 10:30 酸ヶ湯温泉下山 11:10

薬師神社の鳥居を潜り 6:00 スタート

朝露のおりた樹林帯の登山道は ところどころヌカルミがあり滑りやすい

樹林の間から南八甲田の山並みが見えるようになり

やがて硫黄の臭いがし始め ゴロゴロした岩に硫黄が付着して黄色くなっている地獄湯沢

遠くに岩木山を望み ゴロゴロとした岩場を登り

やがて登りが緩やかになると木道が現れ 広々とした仙人岱湿原

湧き水の八甲田清水 冷たくて美味しい


登山道で水場はここだけなので貴重な水場となります

青森市内の方と 世間話しをする

 爆裂火口に水がたまった鏡沼と八甲田山・大岳

モリアオガエル、クロサンショウウオなどが生息しているそうです

メンバーさん3人して覗き込んで 生き物を探しています 居たのかな?

この階段を登ると・・・

360度の大展望

8:40 八甲田山大岳山頂到着

開放的な広々とした山頂は 抜群のロケーション

南には薄っすら鳥海山

一眼レフを持ってこなかった事を思いっきり後悔する

山頂から西に岩木山

山頂から北に陸奥湾 海が見えたのに感激しながら

恒例のフルーツゼリーを食し下山 

大岳避難小屋

避難小屋からは日本海と岩木山を望みながら下山

 湿原の中の木道をのんびりと歩き

紅葉の時期は草紅葉で とっても綺麗なんだろうな・・・

毛無岱からは 南八甲田連峰が望め 一部の木は紅葉が始まっていました

眼下に下毛無岱

ながぁ~ぃ 木の階段を下りると下毛無岱の最後の湿原です

人も居なく我々が独占しているようであり 

休憩場所の広い木の上のベンチで寝そべったりしながら 休憩タイム

メンバーさん 木の実を探しながら歩いてきます

湿原が終わると 樹林帯の中に入り 眼下にキャンプ場の駐車場が見えてきました

11:10 下山

冬の八甲田山といえば 雪深く遭難のイメージが寝ずよいですが

積雪前の八甲田山は 湿原があったり 沼があったりと

とても のんびりとした優しさがある山でありました

 

下山後 酸ヶ湯温泉に入りたかったのですが 

酸ヶ湯温泉は 翌日の朝に入りに行く事になり この日はお預けして先を急ぎましょう♪

車で1時間半程の場所にある 岩木山の登山口へ向かう事になりました・・・