大空と大地の中で。

大自然を相手に駆け回ってます。

南アルプス 赤石岳~荒川三山縦走 <荒川三山>

2012-08-30 18:55:03 | ~ 日本百名山 ~

朝焼けのシンフォニー  朝のドラマの始まりです

標高3120m赤石岳山頂から中央アルプスをバックに 元気よくおはようございまぁ~す!

真っ赤な朝焼けが 日本一の富士山を照らし幻想的な風景になったころ

寒さに凍えながら ご来光を迎えます

雲上絶景のパラダイス

赤石避難小屋の管理人さんと記念撮影し ご挨拶をして

6:00か6:30スタート?

(あれ?どっちだったけぇ~ 忘れちゃった(*´Д`)=з)

この日は稜線歩き まさに南アルプスの醍醐味である天空散歩 ワクワクします

荒川三山への縦走路を進み まずは小明石岳を目指します

すぐに小赤石岳の山頂です

小赤石岳から先は小さな岩がゴロゴロした滑り易い場所 

下りきると広々とした大聖寺平

大聖寺平から荒川小屋までのトラバース道は 下界では味わうことの出来ない風景であります

荒川小屋で水を補給し 小休止

11:15 荒川前岳

標識の後を覗きこむと崩壊帯であった この山頂標識が滑落するのは時間の問題かも?

そんな気がした場所であり この写真が貴重な一枚になるかも・・・

荒川前岳から中岳・東岳(悪沢岳)

中岳避難小屋後の花

11:30 中岳山頂

13:00 東岳(悪沢岳)到着

 

東岳から千枚岳へゆく 岩稜帯

千枚岳

14:15 千枚岳

千枚岳から東岳(悪沢岳)を指差し確認 (o´∀`o)ニコッ

開放感のある空中散歩もここでおしまい 名残惜しいけど

小屋にたどり着かなければなりません

16:00 千枚小屋到着

着替えて 早速 ビールでお疲れさま・・・

 

【3日目】

千枚小屋で目覚めた 3日目の朝

椹島まで樹林帯の中を下山します

5:00 スタート

9:00 椹島着 

送迎バスの時間まで テン場でまったりコーヒーブレイク

あっという間の3日間でしたね  お疲れさまでした・・・

 

 

 

 

 

 


南アルプス 赤石岳~荒川三山縦走  <赤石岳>

2012-08-29 11:40:21 | ~ 日本百名山 ~

 夏型の晴天が続く中 予定していた

南アルプス南部の盟主 赤石岳と荒川三山を巡る計画を実行することとなりました

 

当初の予定は

千枚小屋~荒川三山~赤石岳~赤石小屋でしたが

2組のツアーが同じコースで回るようだったので 

混雑をさけ時計回りとし1日目の宿は 赤石岳避難小屋に急遽変更となり

椹島から赤石岳までの標高差2000mの 大倉尾根の急坂を登る事とになりました

 

重たいザックを担ぎ 静寂な森の中  6:00スタート

森林整備の行き届いた大倉尾根(樹林帯の中)は登山者も少なく 

静かな山歩きが楽しめるコースでもありましたが

登山口の階段を登ってから 最初の1時間は急傾斜です

息を整え温度調整をしながら 樹林帯の中をひたすら登ります これでもかぁ~って位 ただ登ります

小屋に近づく頃には 次第に傾斜も楽になってきました

後 少しで小屋です ガッツポーズで頑張りまぁ~す

10:45 赤石小屋に到着

デッキから心ゆくまで赤石岳・聖岳を眺めながら 早めのお昼とする

赤石小屋限定 赤石岳のピンバッチを購入

赤石小屋から目の前に聳える本日の目的地である 赤石岳に小赤石岳

12:30 富士見平

赤石小屋の女性従業員と出会い 色々な情報をもらう

富士見平から 荒川前岳・中岳

富士見平からは一旦下って 「ラクダの背」の山腹を行く

砲台型休憩所で冷たい沢水を飲み 水を補給

北沢源頭のカールの底は

高山植物の咲き乱れる景色の良いところでありました

しかぁ~し!

登山道はその周囲の美しさとは正反対に 花畑の中の急斜面をジグザグに登っていかねばならず

結構ハードな過酷な 1時間の道のりでもありました 

一面のお花畑であり  

3000m級の山の中のお花畑は まるで天国にいるようにさえ感じ

写真を撮り 花を楽しみながら ゆっくりと登り

後を振り返ると 遠くに赤い屋根の 赤石小屋が見える

赤石岳へ繋がる最後のトラバース ガスがかかってきちゃいました

15:30 赤石岳

この日の宿泊先 山頂直下にある赤石岳避難小屋が見えます

 

余談ですが・・・

東海パルプの前身

東海紙業の創業者で大倉財閥の大倉喜八郎

1926年夏 88才の時に「自分の所有地の一番高いところに登りたい」と

約200人の人足を引き連れ駕籠に担がれて 大名登山のごとく この赤石岳に登頂したそうです

一度でいい こんな大名登山してみたいなぁ~と、思いもしますが自分の足で登るからこそ感動もあるのですよね

赤石岳避難小屋到着

大きなやかんをストーブの上にのせ お湯を沸かしてくれてるので とても助かりました

宿泊客を楽しませてくれる管理人さん いかにも山男という雰囲気の味のある方で

夜は管理人さんを囲んでハーモニカ演奏してくれたり

レーザーでの星座解説などもしてくれます

気配りの行き届いた 快適なとてもいい避難小屋でありました

 夕闇に染まる富士山 

夜中に外に出て夜空を見上げたら 宝石箱のような満天の星空 天の川に流れ星☆

手を伸ばせば 宝石が沢山すくえそうな近さ

極楽浄土です

 

 


 


南アルプス 赤石岳~荒川三山縦走  移動日

2012-08-28 13:22:03 | ~ 日本百名山 ~

 

埼玉・東京・神奈川の山友さん達4名とゆく 南アルプス 明石岳~荒川三山縦走

重量感のある山であり 登山口までのアプローチが長い山であった

 

最高の天気です! 

初めて利用する新東名高速 真新しい道であり新鮮な気分

車窓からは富士山 沢山の人で賑わっているのであろう

高速を降り クネクネと細い山道を右へ左へとカーブしながら 約2時間程走ると

畑薙第一ダムの駐車場に到着 

東海フォレストの送迎バスに乗り換え 舗装されてない道をガタガタと1時間程揺られ

翌日の登山口となる椹島ロッジへ到着

4名だったので個室が使用できてラッキーでした 

荷物をおろし ビールを買って

フカフカの芝が引きつめられているテン場で

お疲れさま宴会をし 椹島ロッジ内での夕食となり

早めに就寝です・・・

 

 


青空

2012-08-27 06:05:09 | 日々の生活

本日も快晴

我が家は 朝から洗濯機がフル回転

山行の為 4日程家を留守にしている間に

家族の洗濯物の山が家の中に出来てました (*´Д`)=з トホホ・・・

天気もいいし カラット干しあがってくれるでしょう

ついでに ザックも洗いましょうかね

 

 

 

 

 

 

 


谷川山系 平標山・仙ノ倉山

2012-08-09 10:50:29 | 日本二百名山

ずぅ~と前から気になっていた 

平標山・仙ノ倉山に今回登る事が出来ました

花の百名山でも有名な山 そして長い階段があることでも有名な山です

でも・・・ しかし・・・

登り始めから長い階段が続いてるとは 夢にも思いませんでした

この長い長い階段が終わり 平坦な道でホットし また階段 ブッハー

久しぶりの大汗が一気に 毛穴じゅうからぶっ飛ぶように出てきます

持参したスイカ・きゅうりが 乾いた喉を潤し体を冷やしてくれます

平標山頂で一息つき

仙ノ倉山へ

仙ノ倉山へ続く最後の階段です

どんだけ整備された山なのでしょう・・・ はっきり言って整備しすぎです

仙の倉山頂 

万太郎山へ向かう稜線を眺め

時間が早かったので一瞬 万太郎山まで行けるかな?と思いましたが・・・

暑くてそんな気力・根性がまったく湧いてきません

平標山から平元新道で下山し  平標山ノ家で冷たく美味しい水をゴクゴク飲み

水を補給して 長い道のりを下山しました・・・


男体山 夜間登山

2012-08-04 01:12:35 | ~ 日本百名山 ~

2012年8月1日(水) 

山頂は雲に隠れてしまってますが 

中禅寺湖湖畔から聳える男体山夜間登山に挑む事になりました

昼間 二荒山神社でお参りして 

男体山登拝大祭の夜間登山の為に

二荒山神社中宮の駐車場へと移動し入山料1000円を支払い 午前零時の登山開始まで車中で仮眠

中禅寺湖湖畔では花火が打ち上げられ 賑やかな音が響く 外は半袖では寒い

午前零時 登拝道でお払いを受け登山開始

ヘッドライトの明かりが 蛍の様に点々と登山道を照らす中 直登の登山道を上がる

4:50日の出 木の影に隠れ良く見えなかった( -。-) =3。

他の場所に移動すればいいものを・・・ まっいいかぁ~

逆さ男体山

男体山に登る日 時間が余ったので 日光東照宮へ・・・


中央アルプス 空木岳 2日目

2012-08-03 20:42:08 | ~ 日本百名山 ~

 2012年7月29日(日)

隙間なくギッシリと並べられた布団 1枚の布団に2人で寝る山小屋の夜

夏のアルプスの山小屋は何処も当たり前の事・・・

しかし 前日の夜はとにかく暑かった!

夜中に同行のおじ様 「喉が渇いた 死ぬ・・・」と大騒ぎする(笑)

 4:00起床 5:00朝食

身支度を整えて

第1ピーク 第2ピークと登りつめ 第3ピーク空木岳山頂へ

木曽殿越から見えてる第1ピークを目指し 6:00スタート

ハイマツの中をジグザグに切られた登山道から

次第に花崗岩の巨岩が林立する岩場の登山道となり

6:50 第1ピーク通過

第2ピークへ取り付きます

南駒ケ岳

山頂に至る岩稜ではハシゴや鎖などが連続し

チムニー状の岩溝を登りきり

後を振り返ると 登ってきた大きな岩

第3ピーク 空木岳山頂直下

後は 山頂に向かって緩やかに登るだけです

やっと着きました・・・

7:30 空木岳山頂

空木岳山頂から

左 南駒ケ岳へ続く稜線   右 我々が下山する駒峰ヒュッテへと続く稜線 

駒峰ヒュッテで小休止し 花崗岩の綺麗な空木岳を仰ぎみながら

遥か彼方の稜線を下山

途中 駒石付近にて山の知り合い 群馬のUさんとバッタリ出会い

あまりの偶然に 皆なビックリ仰天w(゜o゜)w

Uさん達は池山尾根コース日帰りピストン 深夜2:30から登り始め駒石付近で8:50頃出会う

もうちょっとお互い時間がずれていれば 山頂で偶然の再会が出来たのにネ 残念!

空木平避難小屋分岐から林道終点までは 視界のない尾根を延々と下山

12:40 池山小屋にて水を補給して ランチタイム

食事をしながら団塊のおじ様方 おおいに笑わせてくれる (マッタクネェ~)

13:30 林道終点 無事下山しました

ここから少し歩いたところで 予約しておいたタクシーを待ち

菅の台駐車場へ・・・

お疲れさまでした(-^〇^-)

 

 


中央アルプス 空木岳 1日目

2012-08-03 00:46:38 | ~ 日本百名山 ~

2012年7月28日(土) 29日(日)

久しぶりのメンバー5名とゆく 

木曽山脈(中央アルプス) 第2の高峰 空木岳 

 

【行程】

27日:中央道八王子IC→駒ヶ根IC→菅の台駐車場(仮眠)

28日:始発バス乗車→ロープウェイ山麓駅→ロープウェイ山頂駅(千畳敷カール)極楽平→木曾殿山荘() 

29日:小屋出発空木岳林道終点→タクシー→駐車場→日帰り湯(帰路へ)

 

 

深夜1:30 菅の台駐車場に到着 広い駐車場はほぼ満車状態

4:00起床 朝食を済ませ 5:00始発のバスに乗車する為に長い長い列に並ぶ

(この時 まだ誰も気が付かなかった ロープの乗り場である しらび平駅までタクシーを利用すればよかった事を・・・)

1時間待ちでやっとバスに乗車し しらび平駅で下車しながらロープに乗る為の整理券を受け取る

待つこと30分 やっとロープウェイに乗る事ができ

標高2650m 千畳敷カールへと楽チンで運んでもらう

 目の前には宝剣岳がどっしりと構え 山々に包みこまれる

駒ケ岳神社の祠の前で手を合わせ 安全祈願

千畳敷カールから北へゆくと木曽駒ケ岳 南にゆくと空木岳

我々は南へ 極楽平目指し8:00スタート

快晴の中央アルプスそして整備された登山道を 

ウォーミングアップしながら ゆっくりとルンルンで上がってゆくと

30分程で極楽平へ

島田娘へ向かう稜線には 可愛いヒメウスユキソウが咲き思わずウットリ

極楽平から島田娘へ向かう平坦な 天井散歩道だが

島田娘から約1時間  (゜o゜)ゲッ!!悲しい程高度を下げ

濁沢大峰へと登り返す

目の前にはこれから歩く 檜尾岳、熊沢岳、東川岳をつなげてのびる稜線と

その先の空木岳そして南駒ヶ岳

濁沢大峰へ向かうハイマツ帯と岩ゴロの急勾配に喘いでいると

いいタイミングでお猿と遭遇 写真を撮りながら小休止

濁沢大峰到着 標高はそれほど高くありませんが 山々に深く囲まれて素晴らしい展望

山頂部は複数のピークで構成されており 意外にアップダウンが多い

濁沢大峰から何箇所かの鎖場を下りてゆき

檜尾岳山頂へと続く最後の登り

上を見上げ(゜o゜)ゲッ!! こんなに登るのぉ~

11:45 檜尾岳山頂 昼食タイム (日差しが強く暑い)

 

檜尾岳山頂から檜尾避難小屋が確認できたが 

東から雲が垂れ込み一瞬にして避難小屋は雲の中に消える

これから進む熊沢岳 東川岳の稜線を確認し

北に目を向けると

 

宝剣岳

 

檜尾岳~熊沢岳までは花崗岩の多い登山道で アップダウンが激しいです

周辺は二重山稜になり 苦労の多い道ですが美しい景観が続きます

熊沢岳直下から見上げた山頂は 花崗岩の巨岩が林立しています 

14:15 狭い稜線歩きから一転して 広々とした熊沢岳山頂に到着 

ガスがかかり空木岳は確認できず _| ̄|○ ガクッ

15:50 熊沢岳から連なる幾つかのピークを登下降すると

ようやく東川岳に辿りつくが視界がないので通過

東川岳から木曽殿越までを大下りして

16:25 無事 木曽殿山荘到着 

アップダウンの激しい稜線でしたが

飽きのこない 変化のある山歩きが出来た一日でした