2023年も穏やかに明けました
特別な規制もない久しぶりの年末年始に、町は大きな賑わいを見せましたね。その代償として、大勢のコロナ罹患者数が発表されていますが、それでももう「元には戻れない」気がしています
今回は長くなるので、まずはお知らせから。
下記の通り、今年最初のジュエリーフェアが開催されます
「新春ジュエリーフェア」 1月21日(土)13:30~18:00
場所 : 「ガレリア UCHIHARA」地下2階ホール 東京都港区六本木7-2-7
毎年ご案内いたしますが、この新春のフェアは、「目玉商品」と銘打ったジュエリーの数々のご用意があったり、くじ引きがあったり…と、紅白幕に囲まれる商店街の「新春大売り出し」的な様子があります 日頃、ジュエリーは敷居が高い、と思われている方にもおいでいただきやすいフェアだと思います。
是非ぜひご来場、ご検討くださいね。おいでいただける時間がお決まりになりましたら、どうぞメールでお知らせください。madoka@madoka-manners.com もしくは、madoka.manners@gmail.com どちらにいただいても結構です
尚、「ガレリア UCHIHARAって?この会社はどんなところ?」と思われたら、是非、このサイトをご覧になってみてくださいね。https://www.galleria-uchihara.com/
初めてご覧になる方には、「なるほど!」が詰まっていますし、すでに何度もフェアに足を運ばれている方には、楽しい発見も豊富だと思います
さて。
今日、1月10日で65歳になりました 家族や、その年の卒業生のみなさま方に「還暦のお祝い」をしていただいたのがついこの間!のような気がするのですが、あれからもう5年も経過した
あの時にお祝いをしてくださった卒業生のご家庭のお子様達は、この春から6年生・・・もう、びっくりです。
最近、卒業生のお母様方から、「まどか先生ったら、この頃よく『私も歳をとったわあ』ておっしゃってません~?」と言われます 自分では、そんな風に言ってることを気には留めてはいなかったのですが、きっとそうなんですね。なぜかって?本当にそう実感することが多いから、です
例えば・・・
深夜まで願書の添削をしていた時、ふっと気づくと、パソコンの画面に「rrrrrrrrrrrrrrrrr・・・」の文字。ヒャーっと思って、デリートを始めたら、ななななんと、それが20ページ以上も どれだけの時間、指を「r」のキーの上に置いたままで居眠りをしていたんだああああああ
もしかしたら、「そんなこと、私にだってありますよー!」と言ってくださるかもしれませんね。ありがとうございます。でもね、そんなことは許されないのです
「願書の添削」でからね。受験の時期を目前に控えたご家庭の、大事な大事な日頃の姿や志望校への強い思いを、志望する学校にお見せし、強くお伝えする最初の重要書類です。そんな大切な内容を考えているうちに、居眠りをしてしまうなんて・・・許されることではありません
私は、そんな風になってしまう自分が許せないのです。一言一句を選び、言い回しに気を配り、そのご家庭の空気を、ご両親の思いを大切にし、同時にその願書を提出する学校の教育理念に思いを馳せ、敬意を込めて、言葉を絞りだし、綴る・・・それが「願書の添削」です。その思いの下、1つ1つに居ずまいを正して向かっているにも関わらず、「気づけば居眠り」なんて、あり得ない。信じられない
それが、たった1回であれば、百歩譲って苦笑し、自分を叱咤激励して、また気合を入れ直してがんばります でもね・・・ここ2年、それが1度ではなくなった、ということ。
今まで同じように暮らしていても、深夜になると、そんなふうになってしまう年齢になった、ということなのだ、と実感しました。加齢です。誰にでも訪れる「加齢」です。
私はね、歳をとる、ということは、一向に嫌な事ではありません。冗談めかして言っていることですが、「私は今日の私よりも明日の私のほうが素敵になってるはず。だって、毎日、新しい発見をして、新しいことに気づいたり、学んだり。だから、私は死ぬ瞬間が、一番賢くって、素敵になっていると思うのよ~」本当にそう思っています。
みなさまよくご存知の通り、私は粗忽者なのでね うっかり、もよく仕出かします。けれど、毎年毎年やってくる、合否に関係する非常に大きな意味を持つ時期。加齢による居眠りや、ボンヤリや、うっかりは許されない・・・
みなさまの前に、ご家族一丸となって努力をした結果、幸せになる学校に神様が導いてくださったように、私に対しても、やはり神様が「まどかさん、自ら気づき、しっかりと判断しなさいね。」と示してくださっているのだな、と感じます。
2023年の年末を持ちまして、幼児教室マナーズの教室、クラスを、終了することを決めました。
1993年3月の開校以来、足かけ30年・・・やっぱり長い長い年月でした・・・
最初の10数年間は、我が子2人の成長と共に、という様子でした。その間には、息子の中学受験もありましたし、言ってみれば、私自身の子育てと同時進行の形で、それほど我が子達とも年齢の違わないお子様達をお預かりしていたわけです。
次の10年間は、まさに波乱万丈。息子の高校卒業式翌日からの3年間の引きこもり、娘の大学入学後のプチ家出、主人の沖縄での大腿骨骨折。平穏だったのは3年弱で、次にやってきたのが息子の急な心臓病の発覚、大動脈弁の弁置換手術。ドクターから、一度は諦めなさいと宣告された状況からの奇跡的な生還。
そして、最新の10年は、夫の食道ガン、息子の大動脈解離、親達の他界、等々。けれど、娘の結婚も含め、うれしいこともありました。
私自身は・・・と言えば、40代に発症した緑内障の多少の進行は否めないものの、2年前の白内障の手術で視界も明るく広くなって快適になりましたし、バレット食道はあっても、きちんと内視鏡検査も怠らず受けていますし、ね。ここ1年は、なかなか治らない右肩の五十肩や、ひどくなっていく両手のヘバーデン結節も気にかかりますが、こちらはステキな指輪を左右の薬指に装うことで、納得させています
なんて、本当に公私の「私」のほうには、たくさんのことが起こりましたが、マナーズの中では大きな波風も立たず、毎年、かわいいお子様達をお預かりさせていただき、聡明なご両親と共にお子様の成長を見守らせていただきました。そして、巣立たれた後も、みなさまとお付き合いをさせていただき、お子様を遠くから応援させていただける・・・目には見えなくとも、卒業生家庭からの大きな大きな力によって支えていただき「まどか先生も、マナーズも」順風満帆でやってこられました。すべて、みなさまからの応援の賜物です 本当にありがとうございました
と、このように告知はさせていただきましたが、マナーズの教室は、あと1年続きます。そして、その後も、クラスは開講しなくとも、何らかの形で、子育てをするご家庭のお役に立ちたい、と考えています どういう形でか?みなさまにお知恵はありますか?クラスの時間や受験の時期に縛られることなく、自由に動きが取れるようになることによって、あらたに広がる世界もあるのかもしれません。
もちろん、ジュエリーマナーズはそのまま、です
書かせていただいた通り、ヘバーデン結節では、指の第一関節の左右が膨らんできて、見た目には美しい手とはいかなくなります。手だって、首筋だって、昔よりも血管が浮き出て、「そのまま」では年齢丸出し。でもね、ジュエリーが持つパワーでイキイキ、ワクワク。その上、身も飾れれば怖いものなし、です 歳をとるからこそ、ジュエリーが重要な意味を持ってくる、ということを、ここのところ実感しているのですよねえ
さあ、2023年もがんばります
新しいこの1年が、みなさまにとって充実した、実り多いものとなりますよう、お祈りしています