コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

現実を把握する(客観的事実)

2007-11-14 07:07:29 | Weblog
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いつもありがとうございます
神谷和宏http://www.katch.ne.jp/~k-kami/です
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現実を把握するための方法の2つ目は
「どうやってその事実を作ったか」を知ることです。
言い換えると、どういう体験をしているかです。

体験とは、振る舞いや行動・思考・感情の
三つの側面に分けることができます。
そして
現実はある特定のやり方によって作り出されたものです。

つまり現実とは、
行動によって起こされた状況変化の面を持っています。

そこでコーチングでは、
「具体的にどのように行動することでその結果になったのか」
「どのようなコミュニケーションをしたのか」
「そこで何を考えたのか」
「どう感じていたのか」
などの相手の体験にも耳を傾けることで現実を把握しようとします。

コーチが知る必要がある以上に
相手が気づくことがより重要です。

ですから、コーチング上手のコーチは
関心を持って聴く姿勢を見せながら、
実は相手自身に現実をどのように捉えているのか気づかせようと
いう意図をもって接しています。
NLPの創始者のリチャード・バンドラー氏は
「もしも今あなたが手にしている結果が気に入らないのなら、
やり方を変えなさい」と言っています。

相手がどのように体験した結果、
現実が作られたのかという側面を知ると、
問題解決のために異なる行動を選択する必要があることを
相手自身が認めやすくなるのではないでしょうか。