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神谷和宏 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/ です
1990年代の終盤に、
日本にもいくつかのコーチングプログラムが輸入され、
採用する企業や自治体が急増しました。
ところがここで、不思議な現象がありました。
世界中に支社や支店をもつグローバル企業が、
全世界でコーチングプログラムを導入したところ、
なぜか日本においてだけ、成果が十分に出なかったり、
逆に組織的な混乱を引き起こしたり、
ということになってしまったのです。
中には、コーチングを導入した部門の成績だけが溶ち込んだ、
という例もありました。
なぜ日本でだけコーチングがうまくいかないのか・・・、
その原因として考えられるのは、
日本では、コーチングのベースとなる
コミュニケーションがうまくいっておらず、
しかも「コーチングとは人を操作する技術である」
という考え方で導入した企業が多かったため、
混乱が生じたのです。