ここあコテージ

風景、鳥、畑、クラフト、ハンドメイド「みつより」情報など発信♪

私のお針箱

2012-02-21 13:40:07 | 手作り
今日は、晴れたり、曇ったり。
この後、午後には気温が下がってくるそうです。
でも、春が近づいている気がしています。
寒気が居座る期間が少し短くなってきましたよね。


さて、きのうは良いお天気でしたから、
夕方に、ふと南の空を見ると、雲が夕焼けに染まり、
変わった姿をしていました。

何に見えた?


私には、「鳥の羽」に見えましたね。
ちょうどきのう購入した布地の柄が、小鳥だったせいかしら・・・


きのう、生地を買って来てから、少しずつ、
布に型を当てて書いたり、
布を切ったり、
縫ったり・・・

四角と四角をどんどんつなげていきます。

さて、最終的にどうなるでしょうか。


私には、3つの「お針箱」があります。
一つはちょっと高価な木製の、タイル模様のある立派な箱。
でも、案外収納力がなくて、結局、お蔵入り。

2つめは、私が常日頃、家の中で針仕事をするときに使っているお針箱

そう、針箱というより、「工具箱」です。

中は・・・

3段になっていて、とっても良く入ります。
これはホームセンターで10年くらい前に買いました。
便利ですよー。
大工さん気分です。

そして、もう一つは・・・

かわいいお針箱。頂き物のかわいい缶に入れています。

教会とか、どこかに出かける時、
ちょっとした空き時間などにも縫えます。
これには、最低限、針と糸と小さいはさみが入ってます。


裁縫の道具で、ちょっと変わったものを紹介します。

なんでしょうか?

実はこれ、針用の「ワックス」なんですよ。
使っている間に、針がすべらなくなったり、錆びてきた時に、
ケースの隙間から針に塗ります。

そうすると、すべりがよくなり、すーすーと針が進みます。
これは15年以上前に、通販で知って、買いました。


それと、これ。

これは洋裁する人ならすでに知っていますよね。
バイアステープを作るもの。
私はまだ使用していませんが、きれいにできるようです。

そのほか、カラフルな変わった形のゴム通しとか、
レースとか、いろんなお宝がこの中に入ってますよ。


キルトの歴史は以前もブログに載せたので
今日は割愛しますが、皆さんは「アーミッシュ・キルト」を
ご存じですか?


素朴で、単純な形を組み合わせ、色使いも2色、3色しか
使っていないキルトです。

アーミッシュは、17世紀に、キリスト教のメノナイト派の
ヤコブ・アマンという人によって結成されたグループ。
敬虔で、厳格な規律を守り通しています。
今なお、アメリカでこのグループの人々は、
機械文明を避け、電気、電話、自動車を持たず、
馬車を使います。
生計は、おもに農業で立てています。

素朴で、華美や贅沢を嫌うアーミッシュの人達にとって、
このキルトは、古い布を再利用して作られ、生活の中に取り入れられて、
エコなもの。なくてはならないものの一つです。

本来、キルトは、古い布をこわして再利用する事から始まったわけで、
お金をかけ、新しい布を買ったのに、わざわざ切って、
またつなげて・・・を繰り返すんだから、
一見、やはり高価で、無駄なことなんじゃないのかって
思ったこともありますが・・・。

でも、時には古い布で、時には新しい布で、時には両方で、
何かの形にして誰かに贈る、その楽しさ、うれしさには
代えられません。

そして、一旦作った作品は、何十年も使われていくのだから、
長い目で見たら、決して高価とは言えないかもしれませんし、
また、考えようによっては、とっても贅沢なのかもしれません。
その作り手の心はいつまでも、その作品の中に
込められていますからね。


3月末まであと39日。
さ、刻一刻と春が近づいてきます。
もうまもなくです。

ここあでした。