キリスト教会では、今日からアドベント(Advent待降節)に入ります。
クリスマスまでの4週間、キャンドルに1本ずつ火がともされ、
23日の日曜日が4本全部に点火されます。

アドベントそのものは、24日のイヴまで続き、
クリスマスを待ち望む期間になります。
でも、教会では、この期間にも
いろんな行事が行われ、初めての方たちも気軽に
教会に行ける時でもあります。
(まあ、普段からお気軽に入れるんですけどね。^^)
ところで、クリスマスには何故、赤と緑、白や紫などの
色が使われるかご存じですか?
緑は永遠のいのちを、赤はキリストの十字架の血を、
白は罪のきよめを、紫は悔い改めを表しています。

神が、ご自分のひとり子であるイエスを、
人間の罪の身代わり(十字架の死)として、
地上に遣わした、その日がクリスマスです。
(12/25というのは、実はキリストの「誕生日」ではなく、
「誕生を祝う日」なのです。誕生(降誕)日はわかってはいません。)
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私が好きな讃美歌の歌詞を紹介して終わりますね。
この歌には、キリストの降誕の意味が込められています。
「まぶねの中に」
1.まぶねの中に産声あげ たくみの家に人となりて
貧しき憂い、生くる悩み つぶさになめし この人を見よ
*まぶね=馬の餌箱、たくみ=大工
この人=イエス・キリスト
2.食する暇もうち忘れて しいたげられし人を助け
友なき者の友となりて 心くだきし この人を見よ
3.すべてのものを与えし末 死の他なにも報いられで
十字架の上にあげられつつ敵を赦しし この人を見よ
4.この人を見よ この人にぞ こよなき愛は表れたる
この人を見よ この人こそ 君の君なる 生ける神なれ
讃美歌「まぶねの中に」
良かったら聴いてみて下さいね。
ここあでした。