今朝の朝日新聞から抜き書きします。
「高放射線量の中古車 追う」
高い放射線量の中古車が、全国を転々としている。うわさの車を追った。
中古車業者の間で広まっている、ある情報を耳にした。高い放射線量で輸出できなかった中古車が、国内で流通しているという。
その車の車台番号を聞き出し、運輸支局で記録を調べた。直近の所有者は、岡山県内の輸出業者だった。
その会社を訪ねた。7,8台の車を道路沿いに並べた小規模な店。新聞記者が来たと知った経営者は、重い口を開いた。「この件じゃないかと思いましたよ。」
何度除洗しても30マイクロシーベルト
うわさの車、「いわきナンバー」のミニバンを購入したのは、7月下旬だったという。業者が車を売買する千葉県内のオークション会場で143万円だった。
東南アジアに輸出するため大阪府に運び、8月に港で府職員立ち会いのもと、放射線検査をすると、国が定めた輸出コンテナの通報基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える毎時110マイクロシーベルトを検出した。
「検査後は何度も除洗し、エアコンのフィルターやワイパー、タイヤも交換して再測定したが、30マイクロシーベルトまでしか下がらなかった」と業者は語った。
その後どうしたのか。
「国内で売ることにしたんです。うちも損するわけにはいかないですから」
運輸支局で一時末梢登録をしてナンバープレートを外し、9月に大阪市内のオークションに出品したが売れず。翌週、神戸市内のオークションで121万円で売れた。誰が買ったかは、わからない仕組みという。
その後、関西周辺の業者の間では「絶対に手を出してはいけない車」(別の業者)として、車台番号がマークされるようになった。
記者が入手したのは、この番号だった。仮に毎時30マイクロシーベルトを1日2時間浴びたら、年間被曝量は国が避難を促す目安の年間20ミリシーベルトを超える。
大阪・埼玉・千葉 全国各地を転々
いったい、どこで汚染されたのだろう。記録を調べると、最初の所有者として福島県の自動車販売会社の名が出てきた。東京電力福島第一原発から約40キロ離れたいわき市にある、この会社の販売店が取り扱った車だという。
店長に話を聞いた。「いわき市内の男性が3年前に購入し、震災当時は仕事で原発近くに駐車していたと聞いた。男性は7月にローン残金を支払って、別の中古車業者に売ったらしい」
今、この車はどこにあるのか。今月上旬、埼玉県内のオークションに出品されたが売れず、翌週、千葉県内で落札されたのが目撃されていた。オークション会社に落札業者を聞くと、「規則上、回答できない」と断られた。
それを最後に、手がかりは途絶えた。
以上です。
我が家の車は、水曜に来ます。
中古のミニバンタイプ。
千葉県内で落札された時期と同じかも知れない・・・。
全国に、私たちの知らないところに、こうした車はどのくらいあるんですか?
知らない間に、乗っていて被曝するなんて、とても考えられません。
業者や、自動車会社がどこなのかわかる方法はないんでしょうか?
連れが帰る前に自動車会社にチェックしてみようかな・・・。
ここあでした。
「高放射線量の中古車 追う」
高い放射線量の中古車が、全国を転々としている。うわさの車を追った。
中古車業者の間で広まっている、ある情報を耳にした。高い放射線量で輸出できなかった中古車が、国内で流通しているという。
その車の車台番号を聞き出し、運輸支局で記録を調べた。直近の所有者は、岡山県内の輸出業者だった。
その会社を訪ねた。7,8台の車を道路沿いに並べた小規模な店。新聞記者が来たと知った経営者は、重い口を開いた。「この件じゃないかと思いましたよ。」
何度除洗しても30マイクロシーベルト
うわさの車、「いわきナンバー」のミニバンを購入したのは、7月下旬だったという。業者が車を売買する千葉県内のオークション会場で143万円だった。
東南アジアに輸出するため大阪府に運び、8月に港で府職員立ち会いのもと、放射線検査をすると、国が定めた輸出コンテナの通報基準値(毎時5マイクロシーベルト)を超える毎時110マイクロシーベルトを検出した。
「検査後は何度も除洗し、エアコンのフィルターやワイパー、タイヤも交換して再測定したが、30マイクロシーベルトまでしか下がらなかった」と業者は語った。
その後どうしたのか。
「国内で売ることにしたんです。うちも損するわけにはいかないですから」
運輸支局で一時末梢登録をしてナンバープレートを外し、9月に大阪市内のオークションに出品したが売れず。翌週、神戸市内のオークションで121万円で売れた。誰が買ったかは、わからない仕組みという。
その後、関西周辺の業者の間では「絶対に手を出してはいけない車」(別の業者)として、車台番号がマークされるようになった。
記者が入手したのは、この番号だった。仮に毎時30マイクロシーベルトを1日2時間浴びたら、年間被曝量は国が避難を促す目安の年間20ミリシーベルトを超える。
大阪・埼玉・千葉 全国各地を転々
いったい、どこで汚染されたのだろう。記録を調べると、最初の所有者として福島県の自動車販売会社の名が出てきた。東京電力福島第一原発から約40キロ離れたいわき市にある、この会社の販売店が取り扱った車だという。
店長に話を聞いた。「いわき市内の男性が3年前に購入し、震災当時は仕事で原発近くに駐車していたと聞いた。男性は7月にローン残金を支払って、別の中古車業者に売ったらしい」
今、この車はどこにあるのか。今月上旬、埼玉県内のオークションに出品されたが売れず、翌週、千葉県内で落札されたのが目撃されていた。オークション会社に落札業者を聞くと、「規則上、回答できない」と断られた。
それを最後に、手がかりは途絶えた。
以上です。
我が家の車は、水曜に来ます。
中古のミニバンタイプ。
千葉県内で落札された時期と同じかも知れない・・・。
全国に、私たちの知らないところに、こうした車はどのくらいあるんですか?
知らない間に、乗っていて被曝するなんて、とても考えられません。
業者や、自動車会社がどこなのかわかる方法はないんでしょうか?
連れが帰る前に自動車会社にチェックしてみようかな・・・。
ここあでした。