もう馬鹿なことは
存分にやったろう
他人も自分も
めためたに傷つけて
まだいくつもりなのか
嘘ばかりこいて作った
人生は幸せか
幸せならなんで
そんなに馬鹿みたいに
あがいているのだ
理想的な自分になろうとして
嘘を塗り重ねるたびに
ほころびてくる外壁を
必死に繕いなおす
そんなことばかりしている自分が
哀れではないのか
もうやめよ
幸せなふりをして
自分をごまかすのは
おまえは自分で自分に
重い鎖をかけて
苦しみあえいでいるのだ
逃げることはできない自分を
コケと思い込み
それから逃げ続けている限り
その苦しみは続く
嘘で作った夢の人生を
すべて振り捨て
正直な自分となって
神が待っていて下さる
魂の故郷へと帰れ
苦い自分の罪を
一切飲み込み
永遠に生きていく自分の
美しい真実をつかむのだ