神の庭から盗んだ花で
うわべだけの幸せを編み
自分に飾り付けた
その人生は楽しいか
青くしびれた虚ろが
繰り返し胸の奥に現れる
その痛みを嘘でごまかし
壊れた霊魂のひびに
酒をぬりたくっている
その馬鹿さ加減が
いつおまえにわかるのか
神の長い溜息が
おまえの耳の中を吹き抜ける
これはもうだめだと
神がおまえの指を離す
すべての愛が
おまえを見る目を閉じる
孤独の川に
片足を突っ込みながら
まだおまえは夢を見ている
逃げられない自分から逃げ切り
まるっきり違う
幸せな善人になる夢を
罪を忘れ
過ちを忘れ
何の穢れもない
白い天使になる夢を