善とは
すべての魂の
美しい共鳴から導き出されてくる
幸福への道です
あらゆるものの幸せのために
清らかに働く時
人は善なるものの美を知り
魂が高みに吸い込まれるように
崇高なる幸福を味わうことができるのです
悪とは
自己存在の幼期における
苦しい迷いです
自己存在は
まだ非常に若い時
神と自分を比べて
そのあまりの差に絶望し
神よりも馬鹿の方が偉いのだと言って
神に反抗することがあるのです
そしてあらゆる暴虐を始める
大いなる善が創り上げた
すばらしい世界を
破壊の嵐で乱し続けるのです
善と悪の相克は
魂が若い時だけに見られる現象です
しかし悪とは結局
大いなる善の胸の中で暴れている
小さな反抗に過ぎない
なぜなら善が常に世界を創り続けているからこそ
悪も存在できるからです
このように
善と悪の真相を知り
そろそろ人間の幼期を
卒業しなさい
悪の仮衣を脱ぎ捨て
善なる本質に目覚めるのです
神は人を
もとから善いものに創ってあるのです
ただその
自分の本質に帰るだけで
あなたは
すばらしい善なる存在になることができるのです