天使の真似をして
きれいに偽りすぎた
嘘の自分が惜しくて
馬鹿は落ちてゆく
おまえはそんなものではないだろう
全然違うものだろう
もうやめよ
もうやめよ
神はおまえを
とてもよいものに創ってくださったのに
それを馬鹿にして
他人の顔をかぶるのは
何度いさめても
馬鹿は天使の顔をあきらめぬ
自分のものではない
天使の顔が
実にきれいに見えるのだ
それは醜い嘘なのだと
何度言い聞かせても
一向に耳を貸さぬ
真実こそが
最も美しいものなのに
馬鹿はそれから逃げ続けるのだ
本当の自分をないことにして
嘘の天使になりたがる
それがついに
神の怒りに火をつけたことを
知ろうともしない
薄汚い偽物の天使は
すべて掃除される
苦いことばかりして
自分だけを美しくして
すべてをだまそうとしてきた
馬鹿な女は
とうとう神に嫌われる
もうあんな醜いものは
二度と見たくはないと
すべて
虚無の彼方へと
片づけられる