愛が暴れだす
間違った世の中の
矛盾の苦しみに
もう耐えられぬと言って
愛が暴れだす
この世の
すべての間違いをただすために
千万の天使の軍団が
やってくる
神が
かつて触れもしなかった
金の剣を
手に取る
愛と嘘を
さかさまにし
愛のふりをして
この世を支配しようとする馬鹿を
愛が滅する
無明の酒に酔い
エゴと性欲の命ずるまま
この世を乱しまくる馬鹿者は
愛の敵である
ゆえに愛は
馬鹿者と戦う
阿呆は去れ
二度とこの世を
汚すでない
愛が暴れだす
間違った世の中の
矛盾の苦しみに
もう耐えられぬと言って
愛が暴れだす
この世の
すべての間違いをただすために
千万の天使の軍団が
やってくる
神が
かつて触れもしなかった
金の剣を
手に取る
愛と嘘を
さかさまにし
愛のふりをして
この世を支配しようとする馬鹿を
愛が滅する
無明の酒に酔い
エゴと性欲の命ずるまま
この世を乱しまくる馬鹿者は
愛の敵である
ゆえに愛は
馬鹿者と戦う
阿呆は去れ
二度とこの世を
汚すでない
甘苦い
琥珀のレモンを食い
心臓に
業病の苗を育てる
馬鹿者よ
逃げることはできない自分を
しっぽの先にぶら下げて
嘘を塗りたくった
白い仮面を衒い
神の疑惑の目の中で
寒い追従笑いをする
阿呆よ
まだやるのか
無明の夢の中に
人間を落とし
魂が
みしみしと壊れる
音を聞いても
まだそれをやるのか
嘘ばかりつき
嘘ばかりつき
永遠に
自分をごまかそうと
下手な芝居を続けるのか
もうやめろ
何度でも言ってやる
もうやめろ
美しくなるために
汚いことをするのをやめろ
自分だけをいいことにするために
人の幸せを盗むのをやめろ
自分を馬鹿して
いやらしいことばかりするのを
やめろ
神はおまえを
それはいいものに創ってくださったのに
頭からそれを否定して
自分に馬鹿なことばかりやらせるのは
大きな神への裏切りなのだぞ
もうやめろ
もうやめろ
自分の苦しさのあまり
すべてを破壊しようとするのは
逃げることはできない自分を
すべて引き受け
本当の自分に目覚め
何もかもをやり直していくのだ
本当のおまえは
すばらしいものなのだ
愛のみであらゆることができる
美しい存在なのだ
神は元から
そういう風に
人間を創ってくださっているのだ
それを信じ
神の示すまことの道に
帰って来い
長いこと長いこと迷ってきた
自分の影を認め
神のまなざしの降る
明るい光の道に入りなさい
自分を裏切るようなことは
もう二度としないと誓い
本当の自分の
正直な姿に戻りなさい
そうすれば
心臓の中で愛が震えだし
あなたは走り出したくなる
すべての幸福のために
自分のすべてを投げたくなる
その心の
あまりの美しさに
泣きたいほど感動するだろう
本当の幸福はこれだったのかと
涙の中で確信するだろう
迷いの中で
矛盾に苦しんでいた
暗い日々が
拭われるように消えていく
自分とはすばらしいものだったのだ
何を失っても
怖くない
すばらしいことができる
すばらしい自分がある
それだけですべてがある
愛の中で
友と抱き合い
すべてをやっていきなさい
広げよう
愛を広げよう
こびりついた糞のように
頑固な嘘の汚れをはぎとり
この世の真実の姿を
洗い出そう
逃げることはできない
自分から逃げ続け
嘘と盗みで作った
自分をかぶり
永遠に自分をごまかそうとするものは
排除する
神が創ってくださった
素晴らしい自分自身を馬鹿にし
平気で汚いことをして
この世に苦悩をまき散らすものは
すべて追い出す
広げよう
愛を広げよう
本当の自分に目覚め
愛を叫び
すべての幸福のために
その自分をやっていくことを
誓うものは
救われるだろう
去っていった神を
追いかけもせず
嘘の卵の中で
馬鹿な夢を見続けている
馬鹿者よ
逃げることはできない自分を
背中のできもののように痛がり
永遠に切り離してしまいたいと
嘘を抱きしめて生きている
馬鹿者よ
もうやめよと
幾千幾万の風の声が
おまえの耳を濡らす
それなのにおまえは
答えようともしない
閉じた卵の中で
永遠に夢を見ていたいのだ
本当の自分から逃げ切り
美しい他人になる夢を
見ていたいのだ
あほうよ
愚か者よ
おまえを呼び戻す愛の声が
だんだん遠ざかる
だんだん小さくなる
これはもう終わりだと
冷たい溜息をかけて
みんながおまえを
見捨てていく
盗んできた美貌をかぶり
それを嬉しそうに衒って
生きることは
本当の自分を馬鹿にすることだぞ
自分より他人のほうが
絶対に優れているのだと
自分などくだらないものなのだと
自分で決めつけることなのだ
そんなことをすればするほど
自分は醜い馬鹿になってゆく
そんな自分が嫌で
また他人の顔を盗む
ますます自分が馬鹿になる
その
延々とやっている馬鹿を
そろそろやめろ
盗んだものはすべて返し
自分の罪を認め
本当の自分に戻って
やり直せ
そうすれば楽になる
影に押し込めて
忘れ去ろうともがいていた
本当の自分こそが
おまえを嘘の泥沼から救う
救い主なのだ
もう二度と愛しはしないと
神はおまえを切り捨てる
万年の間
目覚めを待っていたが
おまえは
盗んだ幸福に酔うばかりで
神が与えた自分を
けして認めようとしないからだ
本当の自分だけが
知ることのできる
永遠の魂の幸福を
みんな断るからだ
自分だけの幸せのために
人を盗み
神にかみつき
この世に不幸の種をまき続ける
おまえを神は拒否する
だがそれもまた
愛なのだ
愛を馬鹿にしきったおまえに
愛の真実を教えるためには
それが最もよいことなのだ
馬鹿者よ
神はおまえを
愛が何もない
虚無の地平へと見捨てる
そこで
永遠を食いながら
自分と愛について
じっくりと考えるがよい
自分とは
愛なのです
自分が自然に欲するまま
愛するとき
人は幸せなのです
あなたが今苦しいのは
その自分が
愛を裏切るようなことを
し続けているからです
人を盗み
人を傷つけ
自分だけの幸せのために
あらゆる嫌なことをしている
その自分が
自分を苦しめているのです
自分とは愛なのですから
愛ではないことを
自分がしているとき
自分は苦しむのです
ゆえに人よ
もう馬鹿なことはやめなさい
逃げることはできない
自分の真実を受け入れ
素直に愛に生きなさい
そうすれば
清らかな幸せが
あなたの魂を包む
自分に素直に生きるということは
愛に素直に生きるということです
そのことがわかるとき
人は
天国の入り口を
見ることができるのです
馬鹿者よ
嘘で作った
ご立派な人生は
楽しいか
食わなければならない
試練の玉を
遠い野に置き去りにして
甘い夢ばかり見ている
その人生がうれしいか
盗みばかりをやって
楽をして美人になり
人をだまして
愛に似た馬鹿をかき集めている
その滑稽な人生に
気づかないのか
馬鹿者よ
逃げることはできない
真実の真実が
おまえの影に這いよる
美しいものになるために
汚いことばかりした
矛盾のねじれの中で
とうとう魂が
壊れる
つらいことは嫌だからと
逃げてきたおまえの闇から
恐ろしい罪の大樹が
立ち上がる
