4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

新しい風

2008-10-27 11:05:04 | とりとめもない話
昨日から実家に母の友達の娘さんが東京で暫く仕事をするにあたり、部屋が見つかるまでの間、間借りすることになりやって来ました。
母にとっても、私にとっても彼女とは初対面。
そもそも母の友達は、今から50年近く前に、中学の修学旅行先の日光で、同じく大阪から修学旅行で来ていたその女の人に声を掛けたのがきっかけだったそうです。

そもそも何の為、声を掛けたかって聞いたら、当時はペンフレンドみたいなのが流行っていて、面白そうだな~と思ったのが始まりだそうです。以来、半世紀を経てお互い大阪と東京にいながらにして、こうして友情が続いてるんだからすごいなあと思います。
そして、そんな縁でその娘さんがやって来たのです。
彼女は1級建築士でスペインはバルセロナからやって来ました。あっちに住み始めてもう8年になるそうです。

実家が貸し画廊“CUATROGATS”(4匹の猫)を始めるようになった、その名前の由来は、我が家に猫が4匹いたことと、私がバルセロナに旅行した時に行った“4GATS"というカフェレストラン(ピカソが常連だった)です。そしたら、今度はバルセロナから人が来ることになるなんて、なんとなく不思議な縁を感じます。


なので、昨夜は彼女と実家の母、弟、夫と私で家で食事をしました。

バルセロナで首絞め強盗に遭った話や、その犯人たちは13、4歳の少年だということや、スペインのお薦め料理の話(彼女の旦那さんは日本人でバルセロナでレストランを開いています、ガイドブックにも載っているそうです)、広いテラスで飼っているウサギの話や、スペインの超有名レストラン“エルブジ”のまるでお伽話のような誕生秘話(ここのシェフは日本贔屓で彼女の旦那さんのお店にも何回か食べに来たり、またちょくちょく日本にも来ているとのこと)などなど、いろんな話が聞けてとても楽しい夜になりました。(最近、友達ともご無沙汰なので余計嬉しかったりして)

また夫と弟も何だか知らぬ間に仲良くなっているようで、それも私にとっては嬉しい事。新しい風が吹いてきたようで何だかいろいろ頼もしく感じます。