土曜日とは一転、急に1月らしく寒くなる。
家族で初めて両国の江戸東京博物館へ。
4年生の息子の冬休みの宿題が、ちょうど、『昔の道具調べ』
私はかつてホストファミリーで来ていた仏人(でも誰だったかをどうしても思い出せない)と訪れて、
すごく良かった記憶があり、行きたい行きたいと思って、腰の重い私は結局今になってしまった。
JR両国駅、降りると昭和50年代に優勝した力士の大きな写真(肖像画?!)に目を瞠る。
さすがは両国。なんだかどこかに観光にでも来た気分にしてくれる(^^♪
江戸東京博物館は、殆ど駅直通。駅降りるとすぐに美味しそうな飲食店が一挙に入った建物があり、そこで
食べると博物館が半額になったりする店もあるみたい。
10年以上前だけど、記憶に強く残っていた日本橋が入館するとすぐ目の前に広がる。
館内は照明も煌々としていないので、何だか寛いで、どこかの時代にタイムスリップしやすい環境になっている。
江戸時代、明治、大正、昭和とそれぞれの暮らしが実際の室内ごと移築されて見れたりする。
ゆっくり一日かけて楽しめる。
私が特に懐かしかったのは、昭和の団地の室内。友達が団地に住んでいて、しょっちゅう泊まりに行った家だから、
自分の家のように懐かしい。
懐かしくて懐かしくて、ああ、街ごと自分ごとあの頃に戻りたい。(そんなアニメが昔あったよね)
そうそう、特別コーナーでは、からくり人形の実演をやっていて、水銀を使ってばく転する人形や、実際の墨で字や絵を描く人形、
矢を持つところから、それを的に放つ人形、手品人形、などそのからくりの素晴らしさに感動感動。本当に素晴らしかった。
帰宅後、まだまだタイムスリップ気分の抜けない私は、自分の子供の頃の街並みをググってはそこに幼き日の父が映ってはいまいかと
目を凝らした。
博物館は、年配の方々も多く来館されていて、私以上にものすごく懐かしく感じられていると思う、
私も、今度母を連れて行く。
それにしても、昭和を10年くらい体験しただけの自分はなんでこんなに昔を懐かしく思うのか、やっぱりそんな年齢なのか、
今年、平成が終わり、昭和はますます過去のものとなっていく。