毎年、出不精からの脱却を心に誓うのだが、この11連休(6、7日も休みとった)実家に行くとスケート以外、結局ほとんど家から出なかった。家が好きすぎるのだ。
嬉しいことがあった。
実家から戻ると、息子がなんと10年近く変えてなかったギターの弦を新品に張り直してくれていたのだ。
高校生になってギターを買ってもらい、独学で練習するようになった息子、お勉強はからきしだが、好きなことには情熱を燃やしている。でも好きな曲じゃない曲は弾きたくないという逆張りで、軽音部には頑なに入らない。(部活にでも入れば彼女ができるのに)
先日、高校の友達がうちに来て、私のギターを見て、弦がサビサビで逆に張られていること(おいおい・・)を指摘され、今回、弦を買ってその友達(この子は軽音部)と一緒に張り直してくれた。ネックにも何か塗ってくれ、ピカピカに磨いてくれた。張られっぱなしでピンピンにワイルドに伸び放題だった弦は綺麗に切り揃えられ、まるで新品を買ってもらったみたい。私の20年来の相棒のギター。
当たり前のことだけど、音が全然違った。長年、もうあれはギターの音ではなかったのだ・・・。これぞ本物のギターの音色。
これが遅ればせながらの誕生日プレゼントだって。
これからは毎年それがいいかもね、と話した。