今、三つの本を読んでいる。
一つは、「天才たちの日課 〜クリエイティブな人々の必ずしもクリエイティブでない日々〜」メイソン カリー著
主に作家、音楽家、哲学者、などなどの日々のルーティンが書き連ねてある。
どの人も1、2ページで、人も知れるし、天才の生活ぶりが伺えて楽しい。まさにタイトル通りなのだが。
ほとんど皆、天才たちは午前中に仕事をし(やっぱり午前中が一番冴えわたっているということかな)散歩を日課としている人が多くて驚いた。(影響されて早速夕食の買い物に歩いて行ってみた。すると帰り道、低い位置に思わず「えーー!!?」って声が出ちゃうほど大きなフルムーンが。)
まあ、昔の男性の作家なんかは本当に生活に関する事は奥さんやメイドにお任せだから、本当に自分のルーティン通り生活できていいよね。
そこいくと、現代女性作家なんかは、家事や子育ての合間に慌ただしく執筆。
のんびり散歩なんて決め込んでいる暇はないのだ。
このシリーズ女性編もあるらしい。
2つ目は、ブレイディみかこさんの「女たちのテロル」
ブレイディさんの本にハマってるので、端から読んでみようと何もわからず借りたら、
なんとまあ鮮やかな表紙。
なるほど、テロルって、実在した三人の女性アナキストたちの話だった。
全然知らなかったけど、とっても面白いので是非。
そしてもう一冊は、テレビでお馴染み、池上彰さんと増田ユリヤさんの「偏差値好きな教育”後進国”ニッポン」
テレビの解説通りで、誰にでもわかりやすい読み口で、驚いたのが、アメリカの教科書が分厚い理由。基本的に読むだけで誰でもわかるようになっているらしい。その理由は、教師の質が悪いから。アメリカでは先生の社会的地位は低くて、お給料も10ヶ月分しか出ないんだって😮 (夏休みが長いから)日本の教科書が薄い理由は、先生がきっちり教えてくれるからなんだって。恵まれてるね。
でも今年の息子の先生は、やたらとこれ見といてーとNHKの教育番組を授業中見せて明らかに手抜きの授業だと言って怒っていた。
正直、女性の先生より男性の先生の方が授業、宿題全てにおいて手抜きの人が多いなあ、と言うのが私の印象。逆に女性で、手抜きな先生には会ったことがない。