いい映画って、始まりでわかる気がこの映画でした。
世界で初めて性転換手術を受けた男性とその妻の愛の物語。
エディ レッドメインの宝石のような演技が素晴らしく、完全にその世界に入り込んでいた。見終わった後もその余韻は容易に消し難く、いつまでもいつまでも気持ちが引きずられたまま。苦しみ、悲しさ、喜び、そして肖像画家で、はじめ男であり、女性になった夫を生涯描き続けた妻ゲルダの包み込むような愛と苦しみ、献身に胸を打たれる。
1920年代、あの時代の髪型、ファッションもとことん素敵。
『リリーのすべて』本予告90秒