テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

おじさんが天国へ旅立つ日・・・

2017年09月01日 | 日記
行きつけの楽器店の常連さんである『おじさん』に不幸があったようだ



詳しい話は聞いていないが・・

おじさんはたいそう落ち込んでいたそうだ


人間はいずれ死を迎える

若い頃には他人事のように考えていたような気がする

永遠にその若さが持続すると錯覚していたのだ


読者の皆さんは如何だろうか?

「僕はそんな事すら意識したこともないけど・・」

良い事だと思う


私も幾度となく悲しい別れをしてきたのだ




こんな時には何もかも投げ出したくなるものなのだ

何も手につかないという感情が普通なのだ


私のような変態系ギター弾きですらギターの事を忘れると思う

数年前に当ブログを数ヶ月ほど休んだことがあると思う

覚えている方も多いと思う

そのまま、訪問者数が減少の一途を辿ればブログを閉鎖しようと考えていたのだ

私は読者の皆さんは想像する以上にストイックなのだ


結局のところ、ある一定のラインで留まったのだ

しだいに私もギターを弾く気力が湧いてきたのだ

まったくギターに触れない日々が何週間も続いたのだ


不思議なことに数週間くらいギターを弾かなくても何の支障もない

乱暴な言い方だが・・・

私を含む素人レベルでは練習の有無による効果は少ない事に気付いたのだ

ギターを抱えて数十分でいつものように弾けるようになった


指先が柔らかくなると練習を怠らない人がいるが・・

石のように硬化した指先はそう簡単には戻らない


ギターと自転車の運転は似ている


事情によって自転車から離れていてもすぐに乗れるようになる

素人レベルのギターテクなどその程度のものなのだ


海外生活でフォークとナイフの生活を長らく強いられたとしても箸は使える

逆の言い方をするならば、手に馴染むくらいにギターを弾き込むべきなのだ


時間が長ければ良いと勘違いしている人も多い

ムダにダラダラと弾き続けるくらいなら、何もしないのと一緒なのだ


少々大袈裟に聞こえるかもしれないが・・

もはや私の身体はギターと一体化しているのだ

ここ数年はそんな意識でギターと接しているのだ

上手い、下手という事ではない

精神論なのだ


おじさんが落ち込む理由は寂しさだけではないようだ

おじさんがあてにしていた仕送りもストップしてしまうのだ


おじさんになっても夢を捨てきれずに現実を逃避している息子を陰で支えていたのだ

「いい加減まともな仕事を探したほうがいいいんじゃない?」

「ギターでご飯なんか食べられないよ 世の中はそんなに甘くないよ」

「いい加減に目を覚ましなよ 親はいつまでも生きていないんだからね」


親に大豪邸をプレゼントできる人は偉い!

まぁ、芸能人でもない限りは無理だと思う

せめて、親にお金の心配をかけないということが親孝行なのだ

「ダメな息子もやっと自立できたな・・ 安心して逝けるよ」

結婚や就職は自分の将来の為でもあり、親を安心させる材料にもなる


趣味は余力なのだ

日々の生活に困窮している人が無理矢理に趣味の世界を広げる必要はない

むしろ、痛々しい・・


私は楽器店のお兄さんに伝言したのだ

「おじさんによろしく伝えてね 元気出してねって・・」

「それと・・おじさんには少しギターを休んだほうがいいね」

「無理して弾く必要なんてないよ 悲しい気持ちで弾いても楽しくないよ」

「おじさんのギターなんか誰も期待していないから・・おじさん分ってないね」

私は続けるのだ・

「おじさんのブログとギター演奏を待っているのは私くらいだからさ・・」

「ちなみにおじさんのブログとかチェックしてる? えっ? してないよね?」

最初の頃は私に勧められておじさんのブログを読んでいた店員さん達もいまではスルーなのだ

「おじさんに伝えてよ 今度、カラオケを奢るってさ・・歌おう!ってさ・・」

おじさんの生歌を目の前で聴くのが夢なのだ


「ねぇ このブログってどこまでが現実なの?」

「それとも全部フィクションなの? わけが分んないよ」

という読者の方も少なくないと思う


それで良いのだ



この独特の浮遊感が当ブログの身上なのだ

変態たる所以なのだ


読み手側にこれほど求めるブログは存在しない

良くも悪くも変態なのだ


変態塾の門下生としておじさんにもブログを続けてほしい

そして、ギターを攻めて欲しいと願う



天に昇っていくイメージをギターの音で表現してみた・・



『天国への入り口』


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マルチエフェクターのペダルって楽しいぉ

2017年09月01日 | 日記
9月の始まりなのだ

一気に気温も下がっているようだ

ギターに最適な季節の訪れなのだ

実はギター演奏に最適な時期は意外に短い

真冬など最悪なのだ

暖房をつけるも・・指先は冷え切っているのだ

夏は長時間のヘッドフォン使用が辛いという・・・


本題に入ろう・・

今回は気になるマルチエフェクターなのだ

現代は

”マルチエフェクターの戦国時代・・”

だと思う




デジモノは常に進化し続けるが・・

現在は一つのピークを迎えているように感じる

技術的なレベルと価格が高次元で融合しているのだ


BOSSのGT-1はかなり人気があるようだ

値段も理由の一つになっていると思う

ネットのレビューなどを読んでいて気になったのだ

考えが浅い人は商品を値段で比較する傾向がみられる

「GT-100は値段が高いよね GT-001でもまだ少し高く感じる」

「でも今回登場したGT-1は安いからイイ感じ 即、買っちゃったよ」

そこには値段の比較しか登場していないという・・ 


意外に関心がある人も多いようで動画から解説ブログまで豊富だった

よって、私のムダな説明は割愛させていただく

私の素直な感想を述べたい


そもそも、どんな製品にも『開発コンセプト』がある

巷でヒットした製品の多くはコンセプトはニーズと合致している

売れない製品はどこかがズレているのだ


ギター系の開発者は意外に素人さんのブログなどをチェックしているという

ユーザーの声はネットで拾う時代なのだ

製品販売後の酷評も真摯に受け止めるべきなのだ

ここで怒ってしまうようでは次に繋がらない


そもそもGT-001とGT-1では使用目的が異なる

「GT-001ってペダルとか別売りなのに何で値段が高いの?」

そんな人に細かい説明をする気にならない


GT-001は『卓上』がコンセプトなのだ

加えて『自宅使い』なのだ

机の上に足を上げる人は少ない

そういうことなのだ

「GT-001をスタジオに持っていったら使い難かったよ」

「パッチの切り替えとか足で出来ないし・・改良してほしい」

使い方を間違っているのだ


そういう機能が欲しい人はGT-100のようなフロアタイプを購入すればよい

メーカーや楽器店もそこまで説明する必要があるのだろうか?


そんな人たちがカッコいい演奏に至るには相当な時間がかかる

今までは巷のギター弾きのレベルはもっと高いと想像していたのだ


最近は少し考え方が変わってきたのだ

私の場合、良くも悪くもライバル不在だと思う

私は『ガラケー』のような存在なのだ


これからも独自に進化を続けたい


自宅でギターを弾くという機会が多い人はマルチを買っても損はない

買わない理由が知りたい

ヘッドフォンでギターの音を楽しむだけでも意味がある


申し訳ないが・・

安トランジスタアンプにコンパクトを繋いだ音の100倍は良い音なのだ

以前にもお話したが・・


基本、マルチの音はアンプの前にマイクを立てた音なのだ

それを密閉型のヘッドフォンでモニターしているという体なのだ


伝わっているだろうか?

つまりはスタジオなどで感じる爆音ではない

ヘッドフォンの音が割れるような調整はNGなのだ


この辺りも理解できていない人が多い

若い皆さんは鼓膜を大事にしていただきたい


ギター&音楽好きの我々にとって耳は命なのだ


”小音量で迫力ある音・・”

これは巷の素人さんの憧れでもあり超えるべき壁なのだ


ミックスと音作りが下手な人が多い

テクニックはそこそこあるにも関わらず音作りが下手なのだ

マルチは良い学習材料になる

作った音は是非ともネットで紹介してほしい


ネットのジャッジは厳しい

ある意味で『良い先生』だと思う


ダメな作品は誰も相手にしない

これはブログにもいえる

良い修行の場なのだ


ネットである程度受け入れられるようになったならば、脱初心者だといえる

自己判断くらい曖昧で危険なものはない


私が良く知るおじさんがそのタイプなのだ

自分で自分を上手いと言い切ってしまう

「俺ってギター上手いじゃん? だからよ、ベースとか物足りないのな」

「作曲とかの課題なのよ ベース苦手じゃね? 練習どうするのかな?」

「ギターくらい上手く弾けたら最高の曲が出来るわ~ じゃね? マジで」

おじさんには少し自画自賛が入っているのだ


かくいう私も似たような感じなのだ

恥ずかしげもなくネットに発信している人の大半は自画自賛なのだ


自分に自信がないならば、投稿などしない

する意味もない


またまた脱線してしまったが・・・


マルチエフェクターを買う際に注意すべきポイントがある

それは『ペダル付き』なのだ


機種によってはペダル無しとペダル有りを選択できる事も多い

値段の差で安い方を選んでしまってはダメなのだ


間違いなくペダル有りを選んだ方がよい

マルチのペダルは多機能なのだ

「ワウとボリュームだけじゃね?」

というおじさんのような考えは古い

勉強不足なのだ


一言で表現するならば・・

アサインしだいで何でも出来るのだ


エフェクトの切り替えからディレイタイムの設定、歪み系のゲイン量をコントロールすることもできる

ちなみにGT-100やGT-001では同時8個の内容をコントロールできる


かなり『変態な音』になる

どのように使うか?はセンスが問われる部分なのだ


もう一つ、各エフェクターの並べ替えが自在に出来る必要がある

一昔前は固定式なのだ

コンプが最初、リバーブが最後・・のような意味が無いお約束があった


結果として面白くない音、似たような音が飛びだしてくる

現実の世界においては機材などの保護を含め、エフェクターの並びには順番がある

しかしながら、マルチの世界はアバンギャルドなのだ


私はたまたま外部ペダルを持っていた

当時、GT-1が発売になっていれば買っていたかもしれない


ここまで書くとGT-1の方がコスパが良いように感じる

大きな違いがあるのだ

GT-001ではGT-100同様に二台のアンプを同時に使えるのだ

左右に分離しても面白い

直列で並べても楽しい


同じアンプを並べ、近いマイクと遠いマイクと同時に立てるというシュミレーションも可能なのだ

オンマイクとオフマイクなのだ

検索してみていただきたい


これはプロのレコーディングでは100%行われている

ラインの音とマイクをブレンドする場合もある


そんな必要は無い・・

という人はアンプ一台仕様でも十分なのだ


機会があれば、一台アンプと二台アンプの音の違いもご紹介したいと考えている

色々な組み合わせがあるので迷っているのだ

「ネットで違いが上手く伝わるかな?」

という懸念もある


ネット動画でもこの辺りを掘り下げている人はいないようだ

『隙間商売』なのだ

私は他人の真似事が嫌いなのだ

常に独自の方法を模索しているのだ


今回の音源はペダル無くしては語れなという音を作ってみた

もちろん、通常のワウとしても使える

余談だが・・

GT-001にはクライベイビーなど世界的な名器を含め7種類のワウが内蔵されている

単体で色々と揃えるよりもお得なのだ


相変らず『デジタル臭い』と言っている人がいるが・・

実際のところ、どの程度の経験と演奏力があるのだろうか?


私は最近のBOSS製品は完璧だと感じているが・・

先に述べたようにマイキングなどを工夫すれれば、実機と区別がつかないような音も作れる

デジタル臭いという人はもっと修行を積みスキルアップすべきなのだ


ダメな理由は製品ではない

実は自分自身にあったりするのだ

私は納得いかない演奏の場合、機材に八つ当たりなどしない


今回はペダルに機能をアサインしてみた

ペダルは㎜単位の操作なのだ

これが下手な人は車を運転しても

『かっくんブレーキ』になる


ギター上達にはペダル練習も欠かせない


『マルチエフェクターのペダル』



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