今回は『おじさん』はお休みなのだ
少々大袈裟なタイトルだが・・
演奏中に違和感を感じたのだ
「あれ? 弦高が異常に高くない?」
高音弦側の弦高が高くなっていたのだ
原因はブリッジを支えるアンカーの露出だった
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ボディに深く埋め込まれているのだ
非常に重要なパーツなのだ

基本的にはボディから突出してはダメなのだ
アンカーの頭の部分がボディと平行になっているのが正しい姿なのだ
アーム付きギターの弱点でもあり宿命でもある
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支柱の部分に尋常ではない力がかかっているのだ
概ね、弦のテンションは80㎏くらいなのだ
それと釣り合う為にバネを調整する
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つまりは支柱部分に約160㎏の力がかかっている計算になる
加えて、アームをグリグリと動かすという・・・
テコの原理なのだ
アンカーは接着されているわけではないのだ
このパーツを交換することは希だが・・
まぁ、どのパーツも交換を想定していることは確かなのだ
浮き上がったアンカーが指で押し込めるならば『重症』なのだ
アーム一発で浮き上がってしまう
ちなみに私のストラトはドライバーのグリップで叩きながら押し込んだのだ
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この状態で取り外したパーツを組み込んでみた
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作業効率向上も兼ねて弦を新品に交換した
ナットもいつものようにメンテしたのだ
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すべてのパーツをセットしてバネの張力も調整したのだ
裏蓋を閉じて終了なのだ
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その後、オクターブ調整と弦高調整も行ったのだ
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特に大変な作業ではないのだ
流れでレスポールも一緒に弦交換したのだ
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これで弦のストックは終わったのだ
先日、子象の弦も新品に交換したのだ
ストラトを弾いてみたのだ
「大丈夫かな?」
やはり何度かアームを動かしているうちに浮いてくるのだ
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最終手段なのだ
伝家の宝刀なのだ
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私のギターライフには欠かせない道具なのだ
アンカーの側面に数滴・・
完璧なのだ
自分のギターなのでこれで良いのだ
おいおいブリッジを交換することはあると思う
しかしながら、アンカーを交換することはないと思う
最も磨り減る部分はブリッジの『ナイフエッジ』なのだ
希に中古などで酷い状態のギターを見かけるが・・
丁寧にアーミングを重ねたギターは簡単には摩耗しない
仮に磨り減った場合、パーツ単体で簡単に購入できるのだ
余談だが・・
レスポールもボディにアンカーが打ち込まれている
レスポールの場合、この部分が飛び出した例を聞いたことがない
むしろ、弦のテンションでがっちりと固定されているのだ
ギターにとってアームを動かすという作業がいかに過酷なものであるかが分るのだ
ヴィンテージタイプのストラトは6本のネジでブリッジを支えている
希にネジが前側に傾くという症状が出ることがある
対処の方法はない
ボディを埋め直し、改めてネジを打ち直すという流れになる
今回のような症状を抱えた場合、私のようにボンドで固定するのが最良なのだ
自信がないという場合、楽器店に調整や修理を依頼するのも一考なのだ
今回のケースを楽器店に依頼した場合、アンカーをボディに戻す作業で終わる
間違ってもボンドなどでの接着は勧めない
時にギターの修理やメンテは自己責任で行うことも大事なのだ
繰り返しになるが・・
今回のような場合には『固定』が最善の策なのだ
他に良い方法があるだろうか?
アンカーの交換?
アンカーは金属なのだ
縮んだりはしない
むしろ原因は木材であるボディ側にあるといえる
経年劣化なのだ
指板なども縮んでいるのだ
新品時との違いに気付いている人がどのくらいいるだろうか?
木部は乾き縮むものなのだ
それが音にも影響を与えているのだ
そもそもアンカーが不安定では何も決まらない
弦高調整をしても意味がない
オクターブ調整しても意味がない
ブリッジの角度か変わるとアーム棒の角度も変わる
演奏性に大きく影響するのだ
ボディとアーム棒の先端の距離なのだ
ジェフベック御大などは非常の拘っているという
調整も任されているスタッフも大変なのだ
まぁ、ストラトを購入してから初めての出来事なので上出来だといえる
かれこれ6年くらいは経過しているのだ
それまでのどのくらいブリッジを動かしたことか・・
それを思えば良く持ちこたえたといえる
ブリッジ周辺の調整はかなり難易度が高い
完璧というレベルに追い込める人はストラト弾きの1割にも満たないと言われているのだ
何をもって完璧か?
何度もアームを動かしてもチューニングが狂わないように調整することなのだ
ブリッジはフローティングが前提なのだ
固定する人もいるが・・
ストラトの構造上、フローティングの状態で最高の音が出るように設定されているのだ
クラプトンをデフォルトとして捉えるのは間違っているのだ
クラプトンはストラトにレスポールのような音を求めている人なのだ
確かにカッコいい音だが・・
純然たるストラトの音ではない
生粋のストラトマニアはストラトの中に電池を内蔵しない
ノイズレスのピックアップも使わない
ブリッジも固定しない
クラプトンが弾くストラトの音は・・・
”クラプトンの音・・”
なのだ
ブリッジを固定することで音が伸びるという人がいる
果たしてそれはメリットだろうか?
音を伸ばしたいならばレスポールのような固定式のブリッジ構造を持ったギターを求めればよい
ストラトの最大の魅力は裏側のバネの鳴りも含んだ、浮遊感なのだ
伝わっているだろうか?
とりあえず、ブリッジの状態をお伝えする為の音源を作ってみた
音楽ではない『音』なのだ
かなりグリグリ動かしてもチューニングが狂い難い
今回はバネをセッティングも見直したのだ
『トレモロアーム調整』
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少々大袈裟なタイトルだが・・
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演奏中に違和感を感じたのだ
「あれ? 弦高が異常に高くない?」
高音弦側の弦高が高くなっていたのだ
原因はブリッジを支えるアンカーの露出だった
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ボディに深く埋め込まれているのだ
非常に重要なパーツなのだ
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基本的にはボディから突出してはダメなのだ
アンカーの頭の部分がボディと平行になっているのが正しい姿なのだ
アーム付きギターの弱点でもあり宿命でもある
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支柱の部分に尋常ではない力がかかっているのだ
概ね、弦のテンションは80㎏くらいなのだ
それと釣り合う為にバネを調整する
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つまりは支柱部分に約160㎏の力がかかっている計算になる
加えて、アームをグリグリと動かすという・・・
テコの原理なのだ
アンカーは接着されているわけではないのだ
このパーツを交換することは希だが・・
まぁ、どのパーツも交換を想定していることは確かなのだ
浮き上がったアンカーが指で押し込めるならば『重症』なのだ
アーム一発で浮き上がってしまう
ちなみに私のストラトはドライバーのグリップで叩きながら押し込んだのだ
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この状態で取り外したパーツを組み込んでみた
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ナットもいつものようにメンテしたのだ
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すべてのパーツをセットしてバネの張力も調整したのだ
裏蓋を閉じて終了なのだ
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その後、オクターブ調整と弦高調整も行ったのだ
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特に大変な作業ではないのだ
流れでレスポールも一緒に弦交換したのだ
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これで弦のストックは終わったのだ
先日、子象の弦も新品に交換したのだ
ストラトを弾いてみたのだ
「大丈夫かな?」
やはり何度かアームを動かしているうちに浮いてくるのだ
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伝家の宝刀なのだ
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私のギターライフには欠かせない道具なのだ
アンカーの側面に数滴・・
完璧なのだ
自分のギターなのでこれで良いのだ
おいおいブリッジを交換することはあると思う
しかしながら、アンカーを交換することはないと思う
最も磨り減る部分はブリッジの『ナイフエッジ』なのだ
希に中古などで酷い状態のギターを見かけるが・・
丁寧にアーミングを重ねたギターは簡単には摩耗しない
仮に磨り減った場合、パーツ単体で簡単に購入できるのだ
余談だが・・
レスポールもボディにアンカーが打ち込まれている
レスポールの場合、この部分が飛び出した例を聞いたことがない
むしろ、弦のテンションでがっちりと固定されているのだ
ギターにとってアームを動かすという作業がいかに過酷なものであるかが分るのだ
ヴィンテージタイプのストラトは6本のネジでブリッジを支えている
希にネジが前側に傾くという症状が出ることがある
対処の方法はない
ボディを埋め直し、改めてネジを打ち直すという流れになる
今回のような症状を抱えた場合、私のようにボンドで固定するのが最良なのだ
自信がないという場合、楽器店に調整や修理を依頼するのも一考なのだ
今回のケースを楽器店に依頼した場合、アンカーをボディに戻す作業で終わる
間違ってもボンドなどでの接着は勧めない
時にギターの修理やメンテは自己責任で行うことも大事なのだ
繰り返しになるが・・
今回のような場合には『固定』が最善の策なのだ
他に良い方法があるだろうか?
アンカーの交換?
アンカーは金属なのだ
縮んだりはしない
むしろ原因は木材であるボディ側にあるといえる
経年劣化なのだ
指板なども縮んでいるのだ
新品時との違いに気付いている人がどのくらいいるだろうか?
木部は乾き縮むものなのだ
それが音にも影響を与えているのだ
そもそもアンカーが不安定では何も決まらない
弦高調整をしても意味がない
オクターブ調整しても意味がない
ブリッジの角度か変わるとアーム棒の角度も変わる
演奏性に大きく影響するのだ
ボディとアーム棒の先端の距離なのだ
ジェフベック御大などは非常の拘っているという
調整も任されているスタッフも大変なのだ
まぁ、ストラトを購入してから初めての出来事なので上出来だといえる
かれこれ6年くらいは経過しているのだ
それまでのどのくらいブリッジを動かしたことか・・
それを思えば良く持ちこたえたといえる
ブリッジ周辺の調整はかなり難易度が高い
完璧というレベルに追い込める人はストラト弾きの1割にも満たないと言われているのだ
何をもって完璧か?
何度もアームを動かしてもチューニングが狂わないように調整することなのだ
ブリッジはフローティングが前提なのだ
固定する人もいるが・・
ストラトの構造上、フローティングの状態で最高の音が出るように設定されているのだ
クラプトンをデフォルトとして捉えるのは間違っているのだ
クラプトンはストラトにレスポールのような音を求めている人なのだ
確かにカッコいい音だが・・
純然たるストラトの音ではない
生粋のストラトマニアはストラトの中に電池を内蔵しない
ノイズレスのピックアップも使わない
ブリッジも固定しない
クラプトンが弾くストラトの音は・・・
”クラプトンの音・・”
なのだ
ブリッジを固定することで音が伸びるという人がいる
果たしてそれはメリットだろうか?
音を伸ばしたいならばレスポールのような固定式のブリッジ構造を持ったギターを求めればよい
ストラトの最大の魅力は裏側のバネの鳴りも含んだ、浮遊感なのだ
伝わっているだろうか?
とりあえず、ブリッジの状態をお伝えする為の音源を作ってみた
音楽ではない『音』なのだ
かなりグリグリ動かしてもチューニングが狂い難い
今回はバネをセッティングも見直したのだ
『トレモロアーム調整』