テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトキャスターの緊急事態!

2017年09月03日 | 日記
今回は『おじさん』はお休みなのだ



少々大袈裟なタイトルだが・・


演奏中に違和感を感じたのだ


「あれ? 弦高が異常に高くない?」

高音弦側の弦高が高くなっていたのだ



原因はブリッジを支えるアンカーの露出だった



ボディに深く埋め込まれているのだ




非常に重要なパーツなのだ



基本的にはボディから突出してはダメなのだ

アンカーの頭の部分がボディと平行になっているのが正しい姿なのだ





アーム付きギターの弱点でもあり宿命でもある



支柱の部分に尋常ではない力がかかっているのだ





概ね、弦のテンションは80㎏くらいなのだ

それと釣り合う為にバネを調整する





つまりは支柱部分に約160㎏の力がかかっている計算になる

加えて、アームをグリグリと動かすという・・・




テコの原理なのだ




アンカーは接着されているわけではないのだ

このパーツを交換することは希だが・・




まぁ、どのパーツも交換を想定していることは確かなのだ




浮き上がったアンカーが指で押し込めるならば『重症』なのだ

アーム一発で浮き上がってしまう





ちなみに私のストラトはドライバーのグリップで叩きながら押し込んだのだ






この状態で取り外したパーツを組み込んでみた






作業効率向上も兼ねて弦を新品に交換した

ナットもいつものようにメンテしたのだ








すべてのパーツをセットしてバネの張力も調整したのだ

裏蓋を閉じて終了なのだ








その後、オクターブ調整と弦高調整も行ったのだ






特に大変な作業ではないのだ




流れでレスポールも一緒に弦交換したのだ






これで弦のストックは終わったのだ

先日、子象の弦も新品に交換したのだ





ストラトを弾いてみたのだ

「大丈夫かな?」

やはり何度かアームを動かしているうちに浮いてくるのだ






最終手段なのだ

伝家の宝刀なのだ




私のギターライフには欠かせない道具なのだ



アンカーの側面に数滴・・

完璧なのだ




自分のギターなのでこれで良いのだ

おいおいブリッジを交換することはあると思う





しかしながら、アンカーを交換することはないと思う

最も磨り減る部分はブリッジの『ナイフエッジ』なのだ


希に中古などで酷い状態のギターを見かけるが・・

丁寧にアーミングを重ねたギターは簡単には摩耗しない




仮に磨り減った場合、パーツ単体で簡単に購入できるのだ




余談だが・・


レスポールもボディにアンカーが打ち込まれている

レスポールの場合、この部分が飛び出した例を聞いたことがない




むしろ、弦のテンションでがっちりと固定されているのだ


ギターにとってアームを動かすという作業がいかに過酷なものであるかが分るのだ

ヴィンテージタイプのストラトは6本のネジでブリッジを支えている

希にネジが前側に傾くという症状が出ることがある

対処の方法はない

ボディを埋め直し、改めてネジを打ち直すという流れになる


今回のような症状を抱えた場合、私のようにボンドで固定するのが最良なのだ

自信がないという場合、楽器店に調整や修理を依頼するのも一考なのだ


今回のケースを楽器店に依頼した場合、アンカーをボディに戻す作業で終わる

間違ってもボンドなどでの接着は勧めない

時にギターの修理やメンテは自己責任で行うことも大事なのだ


繰り返しになるが・・

今回のような場合には『固定』が最善の策なのだ

他に良い方法があるだろうか?


アンカーの交換?

アンカーは金属なのだ

縮んだりはしない


むしろ原因は木材であるボディ側にあるといえる

経年劣化なのだ


指板なども縮んでいるのだ

新品時との違いに気付いている人がどのくらいいるだろうか?

木部は乾き縮むものなのだ


それが音にも影響を与えているのだ


そもそもアンカーが不安定では何も決まらない

弦高調整をしても意味がない

オクターブ調整しても意味がない


ブリッジの角度か変わるとアーム棒の角度も変わる

演奏性に大きく影響するのだ

ボディとアーム棒の先端の距離なのだ


ジェフベック御大などは非常の拘っているという

調整も任されているスタッフも大変なのだ


まぁ、ストラトを購入してから初めての出来事なので上出来だといえる

かれこれ6年くらいは経過しているのだ

それまでのどのくらいブリッジを動かしたことか・・


それを思えば良く持ちこたえたといえる


ブリッジ周辺の調整はかなり難易度が高い

完璧というレベルに追い込める人はストラト弾きの1割にも満たないと言われているのだ


何をもって完璧か?

何度もアームを動かしてもチューニングが狂わないように調整することなのだ

ブリッジはフローティングが前提なのだ


固定する人もいるが・・

ストラトの構造上、フローティングの状態で最高の音が出るように設定されているのだ

 
クラプトンをデフォルトとして捉えるのは間違っているのだ

クラプトンはストラトにレスポールのような音を求めている人なのだ


確かにカッコいい音だが・・

純然たるストラトの音ではない

生粋のストラトマニアはストラトの中に電池を内蔵しない

ノイズレスのピックアップも使わない

ブリッジも固定しない


クラプトンが弾くストラトの音は・・・


”クラプトンの音・・”

なのだ

ブリッジを固定することで音が伸びるという人がいる

果たしてそれはメリットだろうか?


音を伸ばしたいならばレスポールのような固定式のブリッジ構造を持ったギターを求めればよい

ストラトの最大の魅力は裏側のバネの鳴りも含んだ、浮遊感なのだ

伝わっているだろうか?


とりあえず、ブリッジの状態をお伝えする為の音源を作ってみた

音楽ではない『音』なのだ


かなりグリグリ動かしてもチューニングが狂い難い

今回はバネをセッティングも見直したのだ


『トレモロアーム調整』








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新着画像3枚目うりやぁ~完了!

2017年09月03日 | 日記
とりあえず、休日にはギター系ランキングサイトの新着画像の
上限を埋めることを目標としているのだ


最近はブログ内容と画像が無関係になりつつあるのだ

まぁ、それはそれで良いと思うのだ


読者の皆さんへのサービス精神を忘れたことはないが・・

やはり、前提にあるのは発信者である私が楽しむことに尽きるのだ



なかなかにインパクトがある作品に仕上がったのだ


悪ふざけだけでは読者の皆さんは納得しない

・・ということでサクサクッと音源を作ってみたのだ


とにかく、休日にはGT-001の音作りに専念しているのだ

収録されいるすべてのアンプやエフェクターの特性を把握しておきたい

「ちょっとロックっぽいカッティング系の音が欲しいなぁ・・」

「ドンシャリのメタル系リフの音がいいかも? でも抜ける音ね」

「透き通るようなクリーンな音が欲しいな ディレイで広げるかな?」

とにかく画像と同様に頭に浮かんだイメージを即座に形にすることを身上としているのだ


これが自由自在に出来るようになるとマルチの恩恵を感じられるのだ

高性能マルチを持て余してしまう人の多くが技術不足であり勉強不足なのだ

同時にイメージ不足なのだ


マルチもギター同様に買った段階で終わってしまう人が多い

「最近話題のマルチを買ったんだよね」

「時間を見つけて使いこなしていくつもり・・」

その後のリポートや更新は途絶えるという・・・


ギターもマルチも道具として使い倒してこそ意味があるのだ

頭では分っているが・・動きとして連動できないのだ


読者の皆さんにも思い当たる節があると思う

皆さんのお使いの機材は分らないが・・・


割と近年の製品をお持ちの方はいまいちどマニュアルなどを熟読してみては如何だろうか?

化石のように古い機材(特にデジモノ)をお使いの方は粗大ゴミで処分してしまった方が良い

未練があることが分るが・・

古いデジモノには何の価値もない

ギターライフにおいて出番もない


私が良く知るおじさんは『捨てられない人』なのだ

30年来のガラクタ同様のデジ系機材を押し入れで温めているのだ

これから先、何年保存しても価値が上がることはない

「学生時代に使っていたレコーダーとかあるのな」

「鑑定団とかに応募してみようかな? 価値あるんじゃね?」

読者の方で古い機材をお持ちの方は試しに楽器店で査定してもらっていただきたい


場合によると査定を拒否されるかも?

場末の中古専門店で泣けるくらいに安い金額で買い叩かれるのだ

「それならば売らない・・」

という流れになるのだ


持っていても弾かないギターや機材は死んでいるに等しい



言葉が適切かどうかは分らないが・・・

少なくとも私はそう考えているのだ


私は自分が不要だと感じるものは潔く処分する

すべてのギター弾きがそんな感じになれば、良い品た価値ある品、珍品?などもどんどん流通するようになる

活性化に貢献するのだ


またまた、脱線してしまったが・・・


今回は他愛ないカッティングのフレーズを空間系のエフェクトで装飾してみたのだ

ギターのみの音だが・・

読者の皆さんの頭の中でベースやドラムなどを鳴らしてみていただきたい


『空間系エフェクトの効果』


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やっぱり速弾きはカッコいいよね~

2017年09月03日 | 日記
ジャズ系などの人は別として・・

エレキギターを買った人の目的は『ロック』だと思うのだ

読者の皆さんは如何だろうか?


まぁ、ロックにもオルタナティブ系からメタル系まで色々だが・・・

巷には速弾きを根底から否定する層がいる

理由は不明だが・・


”速弾きに興味がない体・・”なのだ


時代を感じてしまう


私のようなおじさんギター弾きと最近の若いギター弾きに共通しているのは

”エレキギター好き・・”

しかしながら『求める物』が違うような気がしてきた


おじさん世代ですら温度差を感じるのだ

これは興味深いことなのだ


今後も深く掘り下げて研究してく価値があるように感じているのだ

私が良く知るおじさんも研究対象としては貴重な存在に思える


私はストイックに技術を極める(極めたい?)タイプなのだ

つまりは上手く弾きたい人なのだ


一方、良く知るおじさんはギター系の蘊蓄話(うんちくばなし)が好きなのだ

その一環として異常に弦交換が好きなのだ

好きというよりは執着しているという表現が正しい


特にレコーディングやライブなどの予定がなくても弦を替えたい人なのだ


”常に洗い立てのシャツを着たい・・・”

という感覚に近いと思う


ある意味ではおじさんは真面目でオシャレなのだ

誰も聴かないギターの為にお金をかけて弦を替え、常に準備しているという・・

ある意味ではストイックな人なのだ

弦交換に関しては見習うべき部分もある

「俺ももっとマメに弦を交換しなくちゃ読者のみんさんに失礼かな?」

私は潤滑スプレーのヘビーユーザーなのだ


場合によりと最近はピッチが狂うまで使ってしまうことも多い

実は死に弦特有の鳴らし方というものがあるのだ

別の機会でお話したい

ちなみに今回の音源はかなり劣化した弦で弾いているのだ

使用ギターはアメデラストラトのハムモードなのだ

エリートというブランドにスイッチしたが・・・

アメデラは革新的な名器だと感じている


老舗のフェンダーが本格的に現代的なスペックに踏襲しそれを具現化したシリーズでもある

価格面でスタンダードを選んでしまう人がいるが・・

申し訳ないが分っていない人なのだ


価格で妥協するならば、購入を見送った方が良い

レスポ-ルにもいえるのだ


そのモデルが本当に欲しいならばそれは良いと思う

「アメデラが欲しかったけど・・高いんでスタンダードにしたんだ」

往々にして、このてのタイプの人は妥協ギターに飽きてしまうのだ


その後も色々と気になり検索を続けることも理由の一つなのだ

自分に集中できない

買ったギターと真剣に向き合えない


私が良く知るおじさんも『気になる人』なのだ

「ほぼほぼ、毎日検索してるのな 値段とか気になるよな?」

「レスポールの新製品とか掘り出し物とかあるんじゃね?」

「ネットの連中って素早くね? 考えてると無くなっちゃうのよ」

まぁ、おじさんは内心でホッとしているのだ

「買おうと思ってサイト覗いたら売れてんのよ~」

「仕方ね~なって・・また今度買うわ~ってな」

「そもそも、色々と金が入り用でな・・ギターどころじゃね~の」

またまた、毎度の『脱線大会』なのだ


私の場合、理想の演奏を実現する為の道具としてギターが必要なのだ

もちろん、若干の自己満足もあるが・・・


本家でなければ出せない音や弾き心地があるのだ

いまだにジャパンのストラトと本家が同じだと信じている人がいる

「ボディの材とかどっちもアルダーじゃね?」

「形もソックリだし・・ヘッドのフェンダーって書いてあるし」

実はそんな層が少なくない現実があるのだ


良いギターを作っているメーカー側は苦戦しているのだ

私が良く知るおじさんのようなスペックオタクには特に説明は不要だが・・

購入する資金が調達できないという・・・


知識もあり、資金も潤沢な層はどの程度いるのだろうか?

つまりは

”本物が理解できる大人・・”

なのだ


楽器店やメーカーが切望している購買層なのだ


メーカーが苦慮して演奏性を高めても技術的な部分に興味がない人には暖簾に腕押しなのだ

「ネックのジョイント部分はヒールカットで演奏性を高めています・・」

「フレットはスムースな運指に貢献すべく幅が狭いトールタイプを採用しています・・」

「ピックアップはすべての音域に対応すべくワイアリングを見直しました・・・」

こんな謳い文句にどれだけの層が反応を示すのか?


そもそも、必要なのか?


サンプルとしてオルタネイトの速弾きを音源としてあげてみた

フレットの高さが足りないヴィンテージタイプのストラトではここまでの速度は出せない(私の場合)



非力なピックアップではモチベーションも上がらない


”たかがギター・・・されどギター・・・”

なのだ


この辺りの感覚を理解しないままにギター人生に幕を引く人も少なくないといえる

ギター歴とテクニックが比例しないことを最近になって強く感じる


私の息子ほどの年齢にも関わらず上手い人を見かけると正直落ち込むのだ

「俺って何やってきたのかな?」

私の10年に1年くらいで追いついてしまうという・・

だからこそ、プロになれたのだ


時として人間には潔さが必要なのだ

自分がダメだと認めることで肩の力が抜ける

肩の力が抜ければ、いままで不可能だったことが可能になる(こともある?)


ギターに『力み』は障害になる

速く弾けない、リズムに乗れない人の多くが力の入れ過ぎなのだ

かといって・・ナデナデするような感じでピックを滑らせる演奏も女々しい


適度なアタック感を維持しつつも肩と腕の力を抜くという・・

こんな事を言葉で表現していると徒労感を感じる


以前はストラトで速弾きが出来なかった

「ストラトって速弾きに向かないんじゃない?」

ブールスやファンクなどでは良い感じだが・・

速いフレーズが弾きにくく感じていた時期があったのだ


そんな時に私の心の支えになったのはイングヴェイなのだ

好き嫌いはあるが・・・

”ストラト=速弾きギター・・”

という印象付けに貢献したことは間違いない

「頑張れば、あれくらいの速度が出せるんだ・・」

テクニック以外に音作りなど深い部分もあるが・・

事実として本家ストラトで速弾きを確立しているのだ


今ではストラトは速弾きに向いているギターという認識で向き合っているのだ


『激速オルタネイト』


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リバーブの使い方でステップアップ

2017年09月03日 | 日記
昨日は帰宅が遅くなったにも関わらず今朝は早起きだった

妙に脳が興奮していたのだ

まぁ、そんなことはどうでもよいが・・・・


今回はエフェクトについて紹介するのだ

エフェクトというと効果の強いフランジャーのようなものをイメージする人も多い

飛び道具的なエフェクトも楽しいが・・・


実は『地味なエフェクト』の方が何倍も重要なのだ



「地味なエフェクトって何?」

色々な意見があると思うが・・・


個人的にはコンプとリバーブだと思っているのだ

バッキングでもリードでも『常時接続』が可能だということがポイントになると思う


マルチエフェクターをお持ちの方はプリセットのパッチをご確認いただきたい

特にリバーブは100%の確率で使われていると思う


リバーブの使い方は自由なのだ

自由が故に難しい

リバーブを深くかけると音が豊かに感じられる

それ故にかけ過ぎる人も少なくない


まぁ、リード系のフレーズではそれも良いと思う

ちなみにディレイやリバーブのような残響系のエフェクトをかけると音の輪郭が削られる

つまりは音が前に出ないのだ


この辺りのさじ加減は経験値に委ねられる

実際のスタジオでの録音経験が豊富な人、
ライブなどでも生演奏の機会が多い人は『リアル』を知っているのだ

リバーブに『アンビエンス』というカテゴリがある

どのメーカーでも用意されていると思う

ルーム系のリバーブよりも核が小さいという印象を受ける


ホールを最大と考えるならばアンビエンスは最小なのだ

もちろんエフェクトのパラメーター(タイムなど)の調整でも印象は大きく変わる


私はバッキングなどで良く用いるのだ

薄くリバーブをかけることで弾き易くなるというメリットもある

先に述べたように『音の輪郭』と相談なのだ


リバーブをかけることで他の楽器と馴染ませることも出来る

実際のスタジオなどでアンプを録音する場合、リバーブが無ということはあり得ない

あえてライン臭さを出すという狙いがある以外はリバーブは必要不可欠なのだ


機会がある方は実験してみていただきたい

アンプの直近にマイクを立てた音と少し離した音を比較していただきたい

まるで別物なのだ

密閉型のスタックと開放型のコンボでの効果の違いも興味深い

過去に何度かご紹介したが・・

電池アンプであるピグノーズでさえ、マイキングの際に音に空気感を含むのだ


今回の音源ではリバーブを無の状態とアンビエンス系のリバーブをONにした状態を音で比較してみた

先に述べたようにパラメーターの設定やリバーブの種類でも結果は大きく異なる


読者の皆さんはどちらの音が好みだろうか?

ちなみにプレイヤーの目線ではリバーブをONにした方が弾き易い


演奏上、弾き易いという事は大事なのだ


『リバーブの効果』



本日はこんなスタートなのだ

時間の合間を縫って色々と遊びたい

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