テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギブソンレスポールを脇役に

2019年01月13日 | 日記

クラシックギターが続いたので・・

久しぶりのエレキなのだ

 

ギター好きにとっては

エレキが『主役』という考え方になる事が多い

 

フュージョン全盛の時代にはそんな夢のような時間もあった

ギターがリードプレイをするスタイルなのだ

カシオペアや高中正義氏などをイメージしていただきたい

 

昨今のギターはどうか?

少々、立ち位置とニーズに変化が見られる

「俺が主役だわ~うりやぁ~」

というタイプのギタリストは敬遠される傾向がみられる

仕事が減っていくのだ

 

”主役を引き立てるギター・・”

が求められる姿なのだ

 

総じて、上手いギタリストがバッキングが上手いのだ

音量や音色のコントロールに長けている

youtubeでchar氏が他のギタリストと対談(簡易セッション)する動画が参考になる

前に出る時と後ろで支える演奏の緩急が素晴らしい!

地味だが・・

やはり、氏は天才であり超一流なのだ

アコギも上手い!

 

そんなこんなで今回はハーモニカを主役にしてみた

 

吸ったり吐いたりで音程を微調整するのだ

ギターのチョーキングのような音程が作り出せる

アコギ弾きには上手い人も多いが・・

エレキ系(ロック系)で吹ける人を私は知らない

 

プロのロックバンドなどでもボーカルが担当することが多い

レッドツェッペリン、ガンズ、エアロスミスetc・・

 

ボーカリストは呼吸と唇の使い方が上手い

ハーモニカに向いているように思える

一方、ギタリストは口の使い方が器用ではない

ギターが上手く、歌も上手い人は一握りなのだ

 

今回は読者も大好きなレスポールを脇役に設定してみた

 

レスポール=野太い音というイメージが強いが・・

実は意外に軽い音も得意なのだ

 

ボディが良く乾き、良い感じで非力なピックアップを積んだギターは万能なのだ

ストラトのような音は出せないが・・

近いニュアンスの音も作れる

 

レスポールの音作りのコツはボリュームなのだ

トーンは絞らない方が良い

ファズなどで作る『ウーマントーン』の場合にはトーンを全閉にする

クラプトンが編み出した技なのだ

これは特殊な使い方なのだ

 

レスポールはトーン全開、ボリュームは臨機応変に・・

 

何でもかんでもリアオンリーという人も多い

自称レスポール弾きの少し偉そうな口ぶりのおじさんに多い

分かったような事を言っているが・・

実は何も分かっていないというおじさんがいるのだ

 

まぁ、そんな人もメーカーにとっては

レスポールを支持する大事な存在なのだ

 

私の知り合いのおじさんなのだ

無理くりでフロントを使ってみたり、指で弾いたりしているようだが・・

何だか、とても辛そうなのだ

「何かストレス溜まるわ~」

「やっぱしレスポはリヤじゃねぇ!?」

という心の声が伝わってくるのだ

 

自称ベテランになると少し変わった事をしたくなる

メタル系出身のおじさんが突如、ジャズなどを弾いたりするのもそんな衝動の現れなのだ

 

私は思うのだ

無理は体に毒なのだ

 

ロック系が好きな人は常にドンシャリの大音量でギターを鳴らせば良いと思う

自分に正直に生きるべきだと思う

 

実は最近の私は大音量、激歪みが苦手になっている

クランチが限界なのだ

聞こえないとかそういう意味ではない

 

弾いていて、心が盛り上がらないという意味なのだ

音が心に沁みてこない

 

Acousticがマッチする年齢になったのだと自覚しているのだ

ギター弾きとして負けているわけではないと思う

 

むしろ、多くのおじさんギター弾きが

辿り着けない『極み』に足を踏み入れているような感じなのだ

 

賢明なる読者の皆さんには伝わっていると思う

 


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