テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ドラゴンテレキャスにゴトー製のサドルを移植!!

2021年02月11日 | 楽器
さらに精度を上げるべくゴトーのサドルを導入した



溝切りを工夫してオクターブ調整の精度をアップさせる優れもの

以前から存在は知っていたが導入を躊躇していたのだ



デフォルトの状態はコチラ


これはこれで悪くはないが・・

6連サドルと比較するとピッチは甘い

黒テレが6連だけにこのギターは3連に拘りたいと思っているのだ


弦を張ったままでも交換は可能だがあえて新品に交換




サドルの高さをバランス調整


オクターブ調整は完璧なのだ


想像以上の精度に驚いているのだ


ブラスのルックスも良い感じ

使い込むうちに色も変わってくると思う

三連サドルのルックスは保持しているのだ

取り付けた直後は弦振動が微妙だった

しばらく弾き込んでいるうちにビンビンに鳴るようになった


オクターブがばっちりと合う心地良さ

このサドルを知らないテレキャス弾きに教えてあげたい

マニアはどうでも良いことにも詳しいが・・

無頓着な人は本当に何も知らない

ギター弾きの知識格差なのだ

読者の皆さんは詳しいだろうか?

デフォルトのサドルは元のケースに保管



いつものように弦高センサーで調整するのだ


6弦12フレットで約2㎜が私のデフォルト設定

ネックが動くことで多少高くなっても大丈夫

その辺りも想定内で調整しているのだ

むしろ、ペタペタの弦高よりも高い方が弾き易い

超順反りのレイヴォーンを見習うのだ

カッティングなどが主体ならばもっと高くても良いくらい

今回は音源は無しにした

サドルが馴染んだタイミングでピッチの良さが分かる音源を作ってみたい

これを機にリアのピックアップも少し高く調整したのだ

シングルは磁気が強いだけにシビアなのだ

弦振動を阻害しない範囲でピックアップを高くする

プレーン弦と巻き弦の音量調整はピックアップで行うのだ

使用する弦の太さや素材でも違ってくると思う

今回のゴトー製のサドルは100点満点!!

日本製の製品は本当に良く出来ていると思う

日本人は日本製にもっと誇りを持つべきだと思う😉 


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ハムバッカーのギターは飽きるよ

2021年02月11日 | 楽器
私がレスポールを手放した最大の理由は飽きたのだ

音に飽きてしまったのだ


気に入って買ったのに何故だろうか?

人の心は移り変わるもの

それで良いのだと思う

レスポールを買ってから7年くらいの時間が経過した

その間に色々な音楽に触れ、ギターが上手い人たちにも出会った

まったくの偶然かもしれないが・・

私の周囲でもハムバッカー離れが広がったのだ

そんな影響も少なからずあるような気がする

行きつけの楽器店の店員さんがヴィンテージのレスポールを
手放した事実にも驚いた

「何で売っちゃったの?」

「お気に入りだったよね?」

お兄さんは苦笑い

「飽きちゃったんですよね」

「ハムの音に飽きちゃったんです」


読者の皆さんにこの感覚が伝わるだろうか?

私には理解できる

「飽きるよね たしかに・・」

「俺も売っちゃおうかな?」

意外にも未練のようなものは感じなかった

私の周囲でもフロントのピックアップを使わない人が多い


理由は音抜けが悪いということらしい

これに関しては微妙なのだ

私もミックスで使うことは多かったがフロント単体ではあまり使わない

良く歪むアンプではむしろ音が抜けない


ゲインを上げるほどに音がモコモコにこもる

ゲインを絞れば、ハム特有のパワー感が損なわれる

意外に扱い難いのだ



一方のストラトのようなシングル系はどのポジションでも音が抜けてくる

音が分離して聞こえるのだ



実機のアンプでもマルチエフェクターでも流れは同じ

ゲインを上げれば、パワーが増したような感覚が得られる

レスポールのようなハムバッカーと相反する動きなのだ




以前にもお話したが・・

実際にはギター単体の音の太さや音量などはあまり意味がない

ギターだけをアンプで鳴らすようなシーンがどのくらいあるだろうか?

まぁ、たまにはそんな鳴らしかたも良いと思うが・・

バンドにしろ、宅録にしろアンサンブルの中でギターを鳴らすということが目的だと思う

読者の皆さんは如何だろうか?

シングルピックアップは意外に音が太い

一部のヴィンテージ系の非力なピックアップを除けばシングルはパワフルなのだ

これは私の個人的な経験だが・・

シングル系のギターをメインにしたことでかなり上達した気がしている

シングルは正直なピックアップなのだ

ラフなピッキングや雑な音作りは即音に表れる

弾いていて楽しくない

逆にシングル系のギターを弾いていて楽しさを感じられるようになれば
それは確実に上達しているといえる


自分の演奏のジャッジは自分自身なのだ

初心者でも上手い音は聴き分けられる

本能的に『良い音』や『上手い演奏』を知っている

良い意味で耳が肥えているのだ

逆の言い方をするならば、良い音楽に触れてこなかった人はいくら練習しても思うほど上手くならない

判断の基準にする音がないということはとても寂しいこと

私の知り合いにもそんな人が多い

偏っているのだ

食事に喩えるならば『偏食』ということになると思う

好きな音楽しか聴かない

まぁ、趣味の世界なので何でも良いが・・・

賢明なる読者の皆さんにはギター道に一歩踏み込んでいただきたい

何だろう・・

ギターを歪みペダルに繋いで喜んでいるという世界から一歩突き抜けていただきたい

”好きなギタリストに合わせてコピーに励む・・・”

こてこての昭和なのだ

ギター弾きの脳と感性はある時代で止まっているように感じる

古典を否定するつもりはないが・・

ギターの楽しみ方はそれだけではないということ

半世紀という時を経てもジミヘンに新鮮さを感じるは何故だろうか?


多くの人がジミヘンから多大な影響を受けたように私もかなり影響を受けた

ハムバッカーが嫌いになった理由の一つになっていることも事実

ジミヘンも一部のブルース曲ではハム系のギターを使った

ペイントが施されたフライングVは超有名

フライングVを抱えた時のジミヘンはリードプレイに徹する

ジミヘンを知るほどにギターの使い分けが見えてくる



ハム系のギターでコードをかき鳴らすようなプレイはしない

つまり、ストラトとフライングVでは弾き方が違うということ

ジミヘンファンには周知の事実だと思う

しかしながら、巷の普通のギター弾きはそこまで深く考えないと思う

天才ジミヘンがストラトを選んだという部分に深い意味を感じる


ジミヘンはすべてのピックアップを使い分けていた

ハーフトーンで弾くことも多々あったようだ


らしい音を求めて私もかなり研究したのだ

奏法もさることながら、音作りの研究はかなり役だった

ジミヘンの音作りが後発のギタリストたちに影響を与えていたことを知る

”シングルとクランチの関係性・・”

ポップスからブルースやロックまで応用範囲は広い

クランチはアンプの性能が感じられる

歪みペダルの美味しい帯域もこの領域にある

ギターの善し悪しが決まるのもこのゾーンだったりする

高級なギターと廉価なギターの差がでる部分

逆の言い方をするならば、この音域を使わないならばどんなギターでも良いということ

個人的にはこのクランチの領域がハムでは上手く表現できない

ピックアップにパワーがあり過ぎるのだ

ゲインを絞ることで音の芯の部分も抜けてしまう

色々なハム系のギターを弾いたが私にとっては楽しくない

欲しいとは思わない

ギターの上達を目指すならば是非とも
シングル系にも注目していただきたい😉 













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黒テレキャスとダダリオ弦

2021年02月11日 | 楽器
ということで黒テレキャスのヘッド塗装が乾燥した

ナットのグリスアップや指板のオイル塗布など

簡易なメンテも同時に行った


ピックガードの汚れが気になったので軽く掃除したのだ

さらに金属パーツを軽く研摩した

ボディに関しては触らずという感じ



かなり良い感じの風貌になった

過酷なロードで10年くらい使い倒したような雰囲気

フェンダー系のベタな塗装はレリック加工と相性が良い

テカテカの艶を消すだけでも効果があると思う

レリックはさじ加減なのだ

正解はないと思う

レリック加工はタイムマシーンのようなもの

新品で買ったギターがここまで朽ちた頃には自分自身もこの世にいない

数十年後のギターの雰囲気を一足先に感じるということだろうか?

私はそんなイメージで作業を進めているのだ

レリックもやり過ぎればゴミ箱行き

中途半端ならばむしろ格好悪い

繰り返しになるがさじ加減が重要になってくる

専門の業者さんに依頼すれば10万円コース

結果が自分の好みに仕上がるとう保証はない

それ故に跡づけのレリック加工をプロは嫌うのだ

面倒臭い時代なのだ

修理とは作業のベクトルがまったく逆方向なのだ

ある意味では難しい作業だといえる


ストラト、ドラゴンに続き黒テレにもダダリオ弦を張ってみた


かなり良い印象なのだ

パッケージも問題なし


この弦は次もあると思う

3P弦が使い易い

今回はサンプルということで簡単な音源を作ってみた

特筆すべきはプレーン弦の音

非常に音の分離が良いように感じる

音が前に出るという印象を受ける

弦を張ったあとでダラダラと伸びることもないようだ

大昔の弦は弦を張ってから数日くらは伸びた

ようするにチューニングが安定しないのだ

弦ひとつにしても技術の進歩を感じてしまう

弦で感動するならば安いものだと思う

私の趣味はコスパが良いのだ

ギターを維持する為に色々なことを我慢するようでは本末転倒

ギターは我慢大会ではないのだ

「良さげなギター買ったから一食抜くわ」

空腹で弾いたギターの音はどんな音で耳に届くのだろうか?

趣味は楽しいもの

そこに無理や我慢があってはダメなのだ

一点豪華主義の時代は終わった

特にここ最近はそんな傾向が加速している

巷のギター弾きも少し利口になっているのだ

「だよな 安いギターと安いマルチで良くね?」

これは正解だと思う

読者の皆さんがどんなギターを目指しているのか?は分からないが・・

それが見栄の為ならば止めた方が良いと思う

「高いギター買ったんだぜ~い」

と友達に自慢してみると良いと思う

自分の想像とは違った反応が返ってくると思う

そういう時代なのだ

見栄っ張りな日本人は海外ブランドのよいカモなのだ

「わぁ 限定品とか言ったらのってきたよ」

「だから日本人って好きだよな 素直じゃね?」

と海外のメーカーが思っているかは知らないが・・・

日本限定30本という表現は良く目にする

それが商売になるのも日本だけなのだ

身の丈に合ったギターや環境は本当に楽なのだ

その見栄は誰に向けたものだろうか?

行きつけの楽器店でもレリック加工の反応は上々なのだ

常連客の多くも興味津々なのだ

「これって自分でやったの?」

「激渋だよ カッコいいよね」

褒められて嬉しくない人はいない

お金を払えば誰でも買えるギターでは味わえない気持ちなのだ

ということで簡易ではあるが黒テレとダダリオ弦の組み合わせをお聴きいただきたい

アンプはオレンジアンプとマーシャルの二台鳴らし

トーンを絞っても音に芯が残る

シングルならではの特長なのだ


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黒テレキャスターのヘッド塗装

2021年02月11日 | 楽器
今回の作業はレリック加工というよりは補修に近いと思う

ヘッド塗装の乾燥待ちの状態なのだ


刷毛塗りのラッカーは以前にレリックベースで使用した

刷毛塗りとスプレー塗装を用途で使い分けているのだ


良い感じに汚れているのだ

ボディに対してヘッドがピカピカではバランスが悪い


スプレー塗装の基本は薄く上塗りすること

時間に余裕があるならば、この工程を何度も繰り返したい

一気に厚塗りするのは厳禁なのだ


よくある失敗なのだ

焦る気持ちと高揚する気持ちを抑えるのだ

「早くパーツを取り付けて弾きたいな」


今回は艶というよりは表面の保護という意味合いが強い

それ故の艶だしは不用なのだ

段差が分からないくらいが目標なのだ


ヴィンテージのテレキャスやストラトもその時期によって

デカールの扱いが異なる

木部にシールを貼りっぱなしという時期もある

その時期に作られたギターの多くは文字が欠けている

ある意味でそれも味だといえる

最近は仕上げに厚めの塗装でコーティングする方法が主流だと思う

塗装はこれで終了なのだ

あとは乾燥を待ってペグなどのパーツを取り付けるだけ

黒テレキャスにもダダリオの弦を張ってみたい


余談だが・・

ドラゴン用の注文したパーツはサドルなのだ

これはデフォルトの『スパイラルサドル』


トップロード期の弦落ちを回避する為に生まれた仕様

Goodなアイディアだが・・

弦交換の度に位置決めするのが面倒臭い

溝がひとつ隣にズレるだけで弦間が変わってしまう

そこそこオクターブも合っているが完璧ではない

そんなこんなでゴトー製のブラスのサドルに交換してみたい

オクターブ調整に特化した溝切りが特長の人気のサドルなのだ

ルックスはヴィンテージ風なのだ

使い込んだ後のブラスの経年変化も楽しみなのだ

物は試しだと思う

ダメならば元に戻せば良いのだ

楽しみなのだ😉 


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黒テレキャスターのレリック加工

2021年02月11日 | 楽器
昨日も多くの読者の方々にご訪問いただいた

平日にもかかわらず訪問者数1,900人超えは嬉しい結果

閲覧回数も6,000回近かった

私の遣り甲斐にもつながっているのだ

足繁く通ってくださる皆さんに感謝!!


そんなこんなで今回は黒テレキャスのレリック加工の続き


ボディに関しては完成しているのだ

あとは使い込むことでリアルさを追加していきたい


今回気になる部分はヘッド


昨日、デカールが剥がれかけているのを見つけた

保護という意味でクリアで塗装したい


ヘッドに関しては裏面を含めてもう少し作業したい部分があった

良い機会だと思う


艶を出すというよりは皮膜をつくるというイメージで作業したい


毎度お馴染みの100円ショップの製品なのだ

これで十分だと思う


不用な部分を養生テープでカバーした


マスキングテープも100円ショップの商品なのだ

最近はテープの幅なども選べるようになってきた

DIYをする人が増えたのだろうか?

近所のショップではわりと塗装関連のコーナーが充実しているのだ

自転車で行ける範囲のお店と車で行くお店を用途で使い分けているのだ

意外に否揃えで被らないのだ

先日、ご紹介した結束バンドはA店では品揃えも豊富だが・・


B店では取り扱いがないという


本格的な商品が欲しい場合にはホームセンターまで足を伸ばす

最近は家電量販店やホームセンターでも入り口付近で検温を求められる

巷では感染症への緊張感が薄れたと言われているが・・

個人的には緊張感を保って行動しているつもりなのだ

個々人の意識が大事だと思う


ここ最近は売れる物と売れない物の明暗が分かれているという

『巣籠もり需要』にマッチした商品は売上を伸ばしているという

楽器はどうか?

意外に売れているという

YouTubeなどの影響もあると思う

継続する人が増えてくれれば良いと思う

ギター人口が増えることを切に望む

”私に出来ることはないか?”

という意識は常に頭の片隅にあるのだ


ギターの売上も明暗が分かれる

廉価な価格帯のギターは堅調に売上を伸ばしているようだ

一方で値段勝負の高価格帯のギターは苦戦を強いられているという

先が見えないこんな時代に無駄に高額なギター買って喜んではいられない

だからといって一円を節約する生活でも息が詰まってしまう



経済的にも負担がかからない程度に趣味を楽しむことが良いと思う

手持ちのギターにレリック加工を施すのも悪くない

手間はかかるがお金はかかっていない

成功すれば唯一無二のギターが手に入る

正しい方法でアプローチすれば誰にでも簡単だと思う

使い込んだギターにさらに一手間加えてみるのも良いと思う

愛着が増すのだ

失敗も経験のうちだと思う

失敗をリカバリーすることで力がつくのだ

知らぬ間に私はレリック加工が得意になってしまった

知人たちから作業の依頼の申し入れも多い

体よく断っているのだ

後先を含めて色々と面倒臭い

自分の愛器だから時間と手間がかけられるのだ

成功と失敗は表裏一体なのだ

失敗を恐れていては何もできない

レリック加工は良い塩梅の試練だと思う

ギターのことをより深く知る良い機会だと思う


日の出の時間を迎えたので塗装作業に取りかかるのだ😉 

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