ストラトの名手は多いが・・・
ジェフベックもその一人だと思う
三大ギタリストの一人でもあるのだ
ジミーペイジやエリッククラプトンをコピーする人(バンド)は多いが・・
ジェフベックをコピーする人は極端に少なくなる
「えっ? そうなの?」
と思った方は是非ともyoutubeなどで検索してみていただきたい
本家の動画作品をコピペしている人はいるがコピーには出会えないと思う
理由はその演奏スタイルにあるのだ
ジェフはピックを使わない
ある時期までは普通にピックで弾いていたのだ
現在では『感性の人』という印象が強いジェフだが・・
若い頃(ヤードバーズ期)などには速弾きの人という事で広く認識されていた
実際にかなり速いフレーズなどをいとも簡単に弾いていた
現在のジェフはピックの代用として指で弾いているのだ
同時に奏法を難解にしているのがアームなのだ
普通のギタリストは要所でアームを使う
ジェフは常にアーム棒を握り込んでいるのだ
微妙にアームを動かしているのだ
コピー譜ではそこまで追いかけることは出来ない
究極の耳コピが必要となるのだ
加えて指弾きの微妙なニュアンスも加わるという・・・
聴くと簡単そうに聞えるが・・
実際に弾いてみると難しいという極みなのだ
普通に楽譜をなぞっているだけでは『あの雰囲気』は出ない
これがコピーを敬遠する理由なのだ
そのルックスに惹かれて衝動買いしたストラトだが・・
使い方が見えなくて苦慮していた時期があるのだ
当時の私は自他共に認めるドンシャリ好きなのだ
どう弾いてもストラトの音に馴染めなかった
そもそもシングルピックアップはそういうものなのだ
ストラトのボディも青とをダイレクトに反映させる
マホバック&ハムのレスポールのように誤魔化しがきかない
イングヴェイやゲイリームーアのようにストラトを完全なるロックギターとして扱うことに馴染めなかった
ドンシャリならばハムバッカーなのだ
特に決まりはないが・・
何となく私の中にはそんな気持ちがあったのだ
ストラトの名手を片っ端から聴いていた期間があるのだ
”ストラト探しの旅・・・”
と命名しているのだ
そんな折りに出会ったのがジェフベックのライブ映像なのだ
「カッコいい~ これしかない~」
身体に電気が走ったのだ
ギター人生で何度かそんな体験をしたことがある
ギターにはそんなエネルギーがあることを実感したのだ
言い過ぎかもしれないが・・
平素、私はそんな事を意識しながらギターを弾いているのだ
「とりあえず暇だから投稿するわ~」
というタイプの人とは区別していただきたい
テクは未熟だが・・
精神的にはプロの側に近いという自負がある
そのくらいギターに傾倒し情熱を傾けているのだ
是非とも私の事を『ギタキチ』『変態おじさん』と呼んでいただきたい
私にとっては褒め言葉なのだ
ここまでギターに執着した素人さんは私の周囲にはいない
ネットを見回してもギターを弾いている人は多いが・・
そこまでギターに情熱を傾けている人には出会っていない
とにかくジェフベックをコピーしまくっていた時期がある
ニュアンスまで追求するのが私流なのだ
ジェフベックを皮切りにジミヘンへと移行するのだ
さらにレイヴォーンなどストラトの名手達に触れるのだ
ストラトくらい弾き手で音が変わるギターはないと知ったのだ
使うエフェクターやアンプ、弾き手の演奏によるところも大きい
かなり奥深いギターだと知ったのだ
私のストラトもだいぶ使い込んだのだ
そこそこに年季も入ってきた
パールホワイトにも黄色が入ってきたのだ
ストラトのポリ塗装は変色するのだ
ラッカーの褪色に対して変色なのだ
良い例はイングヴェイが使うヴィンテージギターなのだ
黄色に見えるが・・実は元の色は白色なのだ
渋いのだ
紫外線によるところが大きいと耳にしたことがある
つまりはケースの中で保管するよりも外に出しておいた方が
何らかの影響を受けるということになる
以前にもお話したが・・
最近はすべての楽器を外に出しているのだ
当たり前だが手が伸びるようになるのだ
弾く為に買ったということを改めて実感しているのだ