五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

数字は物語る

2008年07月05日 | 悔いのない人生とは?
明日は、あるところで来年度における市との協働事業案のプレゼンがあります。
数週間前に企画書を書き、提出した段階で、肩の荷が下りたような気がして、そのことに触れずして、日々を過ごしてきました。

「えっ。。本番は7日じゃん!」

気分が慌て出したのは週明け。でも、他の仕事の締切が迫っており、それどころではなく、ようやく仕事が片付き、改めて、原稿を書こうとした日、NPO法人ライフリンクが中心になってまとめた2008年自殺白書が公表されました。

昨日の話です。

生き甲斐支援のためのカウンセリング教育事業を、今までは身近な方々を対象にしていましたが、この学びの良さを知っていただくためには、まだまだ努力が必要です。

「あなたの生き甲斐ってなぁに?」
私たちは、この問いかけをとてもとても大切にしています。

昨日HPにアップされた白書は、膨大なデーターです。心という見えない世界をカタチにしていこうとしている私たちには、大きな希望が湧いています。
心の問題を公費で活動するには、現象が起きていても立証するものがなく、皆、気づいているけれど、手を付けられない領域であったように思います。

自殺の原因は、一つではありません。複合的な原因が重なっています。

ただ、データのカテゴリーに、「生き甲斐喪失」という言葉が見当たらなかったのは残念ですが、予防医学的に、早期段階での教育の場が必要であることは、数字を見て明らかだと思いました。

数字は嘘をつきません。
驚くべく悲しい数字です。

自殺予防対策を巡り、このデータを各市町村が受容することから、いろいろな動きが出てくると推測しています。

私たちも、「個人の生き甲斐」を学びの核にすることで、それを求めている方々のお役に立てば、こんな嬉しいことはありません。

一つ一つの知恵は、手をつないでいけば、必ず大きな知恵となっていきます。
豆粒のような、小さな団体でも、知恵の一片として必ず役に立つと信じています。

明日は、そんなことを話そうかな。
ブログのおかげで、原稿の下準備ができました。感謝。。。

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