五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

喜怒哀楽

2008年07月13日 | 第9章 愛
悲しい時には、悲しい感情になります。

嬉しい時には、嬉しい感情になります。

心の問題は、個人にしかわからないスケールがあります。

どんなことをいえば、笑うのか?、喜ぶのか?、怒るのか?
それも人それぞれです。

でも、そのスケールが個人個人違っても、「悲しい時には悲しくて、嬉しい時には嬉しい」のです。

自分の心の中のどこが分岐点になるのかを意識化できていると、生活がより楽しくなり、そして怒りや悲しみの感情を回避することもできるはずです。。

自分の湧き出す「感情」を大切にすることが、心の健康の第一歩。

心の健康は、身体の健康と同じく、自分自身でなんらかの対処をすれば、必ず健康を取り戻すはずです。

そのためには、知識が必要です。

心の問題は、個人的なこととはいえ、喜怒哀楽は人が持つ普遍的な感情です。

家族の話をどう聞けばよいのか?子供の問題を親である自分がどう関わればよいのか?ふさぎこんでいる友人の話をどのように傾聴すればよいのか?自分の生きがいとは何なのか?

健康であればこそ、勉強は自分の頭に沁み込みます。

身近な人の話を聴くための学びは、必ず自分自身の自問自答の仕方にも繋がります。

宗教の違いも民族の違いも思想の違いもないはずの心に、自己概念という仕切りをつけることから、何かの感情が生まれます。

「湧き出す感情を大切にする。」

いつの日か、固く仕切られた境界線が、自分の内から消え去ることを願いながら、
学びを続けて生きたいものです。

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