五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

気づくこと

2009年05月28日 | 第1章 意識と知覚
カウンセリングの学びを始めて10年。

勉強仲間の中には、発足当時から続けている方も少なくありません。
通信講座ができてから22年。
大勢の方が、この学びに出合いました。でも、途中でやめた方のほうがはるかに多いのです。
どの分野でも同じことが云えます。
100人の人が居たとしたら、その中でやり続ける意思を持つ持つ人は、5人居たら良いほうかもしれません。

カウンセリングの学びは、決して楽チンなものではありません。

4月から、本格的にエンカウンターに参加しています。
エンカウンターとは、自己開示という意味です。

自己との出会い。
カウンセリングという学びを始めて初めて、エンカウンターという機会を得たことに感謝を感じています。

やみくもに参加し、メンバーに恵まれないために辛い思いをする人も居ます。同時に参加者自身が、エンカウンターの意味を履き違えて、自分で自分の首を絞めることもよくあります。
またまた、世話人が、とんでもない人であると、もう最悪です。

心の防衛機制は、自分自身の経験から生まれてくるものです。

理論で分かることと、体得することは別だとしみじみ思います。

知識を得ることで1分で解決することもあれば、一生かけて解決したいと望むものもあります。中には、解決なんかせずに自分の内にある壺に封印したいものもあります。

10年という学びは、決して長い期間ではありません。私は、まだまだあと10年以上生きたいと思っているからです。
私が生涯を通して学び続けることがカウンセリングの学びであるということに、喜びを感じるようになりました。

共に学び合うお仲間とともに、個々に向き合う時間を大切にしていきたいと思います。

私たちは、「時」という流れの中で生きています。

流れの中で生きながらも、自分は自分です。

「自己というフィルターを通して見ている世間」を自己分析していくことは大切な修行です。

自己と向き合うことを意識し始めると、他者が見え始めます。

息が絶えるまで、「自分」と付き合っていきたいものです。

最良の見方であり、最高の友であり、最低の友でもあり、最悪の敵である「自分」との関わりを気楽に気楽にのんびりと。。。

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