五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

空気に呑まれる

2011年12月08日 | 第2章 五感と体感
複数の人数で会話をしていると、どうしても修復不可能な空気に陥ることが時々あります。

相手の押しの強い考え方に同調しているわけではないのに、どんどんと引きこまれていき、自分の存在がどんどんとみじめになっていったりします。

宴会の季節、断るわけにはいかないお付き合いもありそうです。

多人数であれば、自分が苦手な人とは席が隣りにならないよう事前の防衛も心がけたいものです。

どんなに話題が変わっても、いつも同じところに入り込んでいく傾向がある人と関わる場合は、その傾向を早くにキャッチし、「そういう人だ」ということを意識化しておくだけでも、心模様は随分違うように思います。

それと同時に、自分自身が、どんな話題の時に憂鬱になるかを意識化しておくのも、防御策に繋がりそうです。

負の空気に呑まれたら、呑み返さず、柳のようにそよそよ流すことができれば良いのでしょうが、なかなか、上手くできないのが人の感情ですね。

強い考え方、つまり、固執した考え方は、成育史上の何らかの経験によるものが、その人をそうさせているようです。
経験したことが、辛いものであればあるほど、防衛機制が強く働きます。
そうすると、ちょっとしたきっかけで感情が湧き出し、何らかの考え方や行動で自分を守ろうとしていきます。
「或る人がなぜ、そうなっちゃうのか」の「なぜそうなるのか」を推測するよりも、誰にでも当てはまる図式を、とりあえず理論的に頭に入れておくことも、泣き寝入りしないコツかもしれません。

12月中盤戦に突入です。空気に呑み込まれないよう、楽しく、快適に過ごしたいものです。

クリック応援お願いします♪♪「生き甲斐の心理学」
人気blogランキング
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする