五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

何が解ってほしいか

2014年10月11日 | 第2章 五感と体感
一昨日、昨日の続きです。

自分の何が他者に解って欲しいか?

日々のストーリーを長々と語り、不満な気持を訴えても、その大元になっている感情が相手に伝わらない限り、「解ってほしい」という訴えばかりが先行し、自分自身でも一体何が解ってほしいのかを意識化できにくくなっていくようです。

不満な事を相手が聞けば聞くほど、本人の中に持っている「何らかの不安感」が何かに置き換えられ、益々自分の中にある答えから遠ざかっていくこともあり得そうです。

怒りや不満をまき散らしている人の大元の不安感を聴くには、まず、落ち着く時間が必要かもしれません。

心を鎮める時間の中で自分自身を吟味していく時間を聴く側が整える努力することも大事な事でしょう。

その為には、一人だけで対応するのではなく、関わる人々のそれぞれの役割の中でケアしていくことで、本人が自分自身を吟味する時間を与えられるようです。
「自分の中に答えがあること」を関わる人が信じていないと、直ぐに見破られてしまいます。

人は一人で生まれて一人で死んでいきます。
でも、一人では生きてゆけません。
「自立とは何か」というテーマは個人的に付きつけられるととても難しいテーマであると思います。

関わる側も、皆と同じく一人の人間であることを忘れてはならないのです。

「人と関わることを大事にしていること」は必ず「信頼関係」に結びつくはずです。


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