老いの渦中2015年8月10日
自分の老いについて他者から指摘されることは、嫌なものです。
何を言われても「そうだねぇ~」と言うことができるようになれば、もう人としての修行にやることはないかもしれません。でも、どんなに年齢を重ねても他者からあれこれ言われることを大らかに受け容れることは、かなりのお手上げ状態でなければ、難しい事なのかもしれないと思います。
先日、年上のシスターから「老いは円熟」というお医者さんが書いたエッセーをプリントした冊子を頂きました。
家に帰り、読んでみると確かに老いと向き合う渦中の人々のために、思いやりとユーモアをこめて書かれてあります。もしかしたら、どこかで講演したものを編集したものであるかもしれません。
先日、実家に行く際、この冊子を持っていこうかと思いましたが、思うように行かなくなればなるほど、他者に対する言葉に敏感になっている両親には読ませられないな、と、思い、持っていくのを止めました。
案の定、実家に行くと、思うようにならないために起こした数々の出来事を娘に言わずに隠していたことも判明し、実の親だからこそ言えていたことをそろそろ引き気味に見守った方が良いのかもしれないと感じながらその日を過ごしました。
つまり、こういうことを子供に思わせることこそ、老いの渦中に入っている証拠なのであり、講和めいた話を聞かせても、返って本人が傷ついてゆくようです。
よくよく世間を見渡してみると、お歳を重ね本を出版し、ベストセラーになっている著者の皆様は一筋縄ではいかない意思の持ち主ばかりです。他者から言われる前に、自分で言っちゃえ!と云わんばかりの強さを感じます。
どう考えても、他者の話を「うんうん」と素直に聞きそうもありません。
「歳とったらこうはなりたくないねぇ」と言えている自分の将来を「こうなった時」に「思考と感情と行動」がせめて現実吟味する力を備えておきたいと願うのですが、はてさて、老いの渦中、自分はどうなることやら…。
☆☆ ☆☆
ブログの下に掲載される広告は、私個人に関わるものではなく、一切関係ありません。有料の広告非表示でブログをアップしているのですがスマホ対応はされていないようです。
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何を言われても「そうだねぇ~」と言うことができるようになれば、もう人としての修行にやることはないかもしれません。でも、どんなに年齢を重ねても他者からあれこれ言われることを大らかに受け容れることは、かなりのお手上げ状態でなければ、難しい事なのかもしれないと思います。
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家に帰り、読んでみると確かに老いと向き合う渦中の人々のために、思いやりとユーモアをこめて書かれてあります。もしかしたら、どこかで講演したものを編集したものであるかもしれません。
先日、実家に行く際、この冊子を持っていこうかと思いましたが、思うように行かなくなればなるほど、他者に対する言葉に敏感になっている両親には読ませられないな、と、思い、持っていくのを止めました。
案の定、実家に行くと、思うようにならないために起こした数々の出来事を娘に言わずに隠していたことも判明し、実の親だからこそ言えていたことをそろそろ引き気味に見守った方が良いのかもしれないと感じながらその日を過ごしました。
つまり、こういうことを子供に思わせることこそ、老いの渦中に入っている証拠なのであり、講和めいた話を聞かせても、返って本人が傷ついてゆくようです。
よくよく世間を見渡してみると、お歳を重ね本を出版し、ベストセラーになっている著者の皆様は一筋縄ではいかない意思の持ち主ばかりです。他者から言われる前に、自分で言っちゃえ!と云わんばかりの強さを感じます。
どう考えても、他者の話を「うんうん」と素直に聞きそうもありません。
「歳とったらこうはなりたくないねぇ」と言えている自分の将来を「こうなった時」に「思考と感情と行動」がせめて現実吟味する力を備えておきたいと願うのですが、はてさて、老いの渦中、自分はどうなることやら…。
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