「言い訳」という防衛機制 2021年2月10日
某氏のセクハラ発言は、
日本よりも海外で大きく問題視し、
報道されています。
私の周囲では、雑談の中で、
怒りを表していることのほうが
多いですし、
仕事場は女性ばかりなので、
話題にも上っていません。
日本では、表面的には男性は立てていても、
実際では女性の方が仕事が早く、決断が早いことを
認識している人のほうが多数だと思っています。
奈良時代の持統天皇は、
多くの有能な男性を
動かして、
実権を握り、律令国家を
つくり上げました。
自分の父親である中大兄の皇子(天智天皇)、
自分の夫である大海の皇子(天武天皇)の
背後で力を備え、
自分の息子の草壁の皇子を
跳ね除けて、実権を握り、
更にその息子の軽皇子を天皇に立てつつ、
自分は上皇となり、
生涯トップの座を他者に譲ることはしませんでした。
持統天皇の実権を握るまでの行程は、
或る意味、現代日本の女性の仕事の仕方とも
繋がるように思います。
明治、大正、昭和あたりまでは、
男性主権の日本ではありましたが、
女性の底力で、男性に勝る持久力を持ち、
男性よりも長命を勝ち取っています。
海外では、女性の首相が活躍し、
尊敬すべき言動と行動で、
信頼を得ています。
「男性社会だからしょうがない」と、
言い訳しながら、自己防衛し、
女性の立場が、優位を得るのは、
日本の場合、
もしかしたら、時間の問題かもしれない、
と、ちらりと思ったりしています。
日本の女性は、一枚上手なのかな、
と、ニヤニヤしながら世間を眺めております。
ジャンヌダルクのような人を
生み出しにくい日本でありましょうし、
そこまでのアイデンティティは備えて
いないようにも思います。
でも、
20代、30代の人材を
健全に育てられるのは、女性のほうが優位でしょうし、
嘘のない愛ある野望を育てられる力を
持っているのも女性かもしれません。
遅まきながらバイデン首相の
所信表明演説の全文を読み、
ツラツラ思うのでありました。
セクハラ発言自体、
言う側の弱気な防衛機制の表れでありましょう。
つまり、自分の身の丈を吟味できていない証でも
ありましょう。
まさに野武士の憐れかな。
ただし、この場合、美しいとは
思いませぬが。
、、、ね、!、漱石先生!
講座予定
①
目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年3月5日
13:00~15:00
②
目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 2月19日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
②
綾子塾「生き甲斐の心理学」
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年3月9日第4回(第2火曜日)
(綾子塾は、限定メンバー制)
③越乃生き甲斐の心理学
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 2月25日(第4木曜日)
紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年3月2日火曜日