五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

立春2021

2021年02月03日 | 第2章 五感と体感

鎌倉 明月院


立春2021    2021年2月3日

本日2月3日は立春です。
2021年は124年ぶりに一日早い節分と立春です。

一年の終わりを除夜の鐘ですごすには、
余りにも忙しなく、
私の体感としては、暦の2月3日が
ほんとうの正月であるように思うようになってから
数年が経ちます。
その方が、精神的にも体感的にも
開放感を実感できるのです。

理想の形を整えるのが、12月31日と1月1日であり、
そこから一か月間で、身体と心を整えつつ
過ごしながら、春が立つ準備を
無理なくしていくと、
自ずから体と心が整い、
立春を迎える事ができるとういうわけです。


節分と云えば、
私の父方の実家の生垣は、
柊でした。
幼い頃は、あのとげとげの葉っぱが
あまり好きではありませんでした。
祖母は、人嫌いの人で、
他者を寄せる人ではありませんでしたが、
祖父は、人懐こい人という印象があり、
柊の生垣の敷地に建っている
母屋とアトリエは、
社会から隔絶閉しているものの、中に入ると
独特な空気感があったのを思い出します。

絵描きの祖父は、
易経をあてにし、
私の父の名前も
たいそう高い値段を出して
易で占ってもらいつけた名前だそうです。
大森の有名な易経師だそうで、
そのうち調べてみようと思っています。

そんな祖父が、土地の方角や
生垣に無頓着なわけがありません。
陰陽五行と易経で
色々な事を決めたに違いありません。

今更ですが、
「だから、生垣は柊だったのか。。。。」
と、気付いたのは数年前の事です。
柊で、邪気「陰」を払い、「陽」を取り込んで
いたのでしょう。
その上、祖父の家の家紋は「柊」でした。
関西の庶民にありがちな家紋のようですが、
ちょっぴり珍しい家紋です。

数年前に、「柊」の姓を持つ神父様と出会いました。
なんとなく、祖父や亡くなった叔父の顔に似ている印象を
持ったので、思い切って家紋をお聞きすると、
なんと、全く同じ「抱き柊」という「家紋」
だったのです。

不思議なご縁の繋がりだと、勝手に解釈して、
今もそのご縁を大切にしています。

イワシと柊は用意していませんが、
新たな暦の始まりを
香を焚いてお迎えし、
太極拳で身体に陽の気を取り入れて
新たに始めたいものです。

講座予定


目黒カルチャースクール
第1金曜日
2021年2月5日
13:00~15:00


目黒カルチャースクール
第3金曜日
2021 2月19日
13:00~15:00
11月はNPOキュール15周年記念展のためお休みです。
ご注意ください。
  

綾子塾「生き甲斐の心理学」 
場所:横浜桜木町 婦人会館
時間:13時~15時半
日程:2021年2月9日第4回(第2火曜日)  
(綾子塾は、限定メンバー制)

③越乃生き甲斐の心理学 
場所:横浜桜木町 婦人会館
(公開講座)
時間:13時~15時半
日程:2021 2月25日(第4木曜日) 
 

紅葉坂植村勉強会
場所:横浜桜木町婦人会館
日程:2021年3月2日火曜日




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