Bon Noel! ↑↑Paris
「幸せだな~」と感じる瞬間は、どんな時でしょう?
毎晩湯船に浸かり、「おお~幸せ!」と感じ、自分の寝床で寝る時も「ああ~ぬくぬく!」と感じ、朝目覚め、体調が良いのを確認すると「よしよし!」と思い、いつもと同じように朝食を頂くことができると、当たり前のように新聞の連載小説に目を通し…。
家族との何気ない会話、仕事場や勉強会での人々の関わり等、自分が当たり前だと思っていることがいつものように出来ていることを意識する瞬間「幸せ」を感じます。
それが少しでも崩れると、幸せな自分が見えにくくなります。
自分の「幸福感」をどこに焦点を当てているかを意識してみると、幸せは、何のことは無い、、、自分にいつも「ぴたり」とくっついてくれていることに気付くのです。
大震災を経験した私達は、東北に住んでいなくても、経験したことに違いありません。
たぶん、去年とは違う心模様で年末を過ごしているはずです。
そして、津波や原発事故で大きなストレスを抱えていらっしゃる方々は、クリスマスや年末年始という大きな節目を迎えるに当たり、深い喪失感に陥ることは避けられないと思います。
そんな時、身近な人々の温かい心の触れあいが何よりも大事になります。
どんなことがあっても人は「幸せ」を感じるようです。
第二次世界大戦の戦火を潜り抜け、スイスアルプスの渓谷をイタリア側に逃げ伸びた親しい神父さんは、熱があって朦朧としながらも山から見た風景の美しさに心が和らぎ幸福感を感じたそうです。ローマまで、一銭もない状態で移動する時の話は、ちらりと一度しか聞いたことはありません。多分、当時19歳の彼は今でも思い出したことがないくらいのストレスだったのだと思います。奇跡的にローマに辿り着くまでの行程で神父になる決意をしたそうです。
「身体一つあれば、文句は無い」とは、私は言いきれません。
自分のやっていることに慈しみを持って過ごしたいし、周囲との関わりを大切にしたいし、生き甲斐を感じながら生きたいし、幸福感だってできれば沢山感じながら暮らしたいです。でも、生きているとほんとうに色々なことを経験します。
悔いの無い選択と行動は、無理矢理やってもポキッと折れます。
自然と湧き出してくる幸福感をまずは意識してみることから、何かが始まるのだと思います。
自分がどんな状態であっても明日は、必ずやってくるのです…
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