今週5日、後楽園ホールで行われた試合結果です。
OPBF(東洋太平洋)スーパーライト級戦:
挑戦者永田 大士(三迫)判定3対0(115-112x2、114-113)王者近藤 明広(一力)
*2年前に当時の日本タイトル保持者だった永田に近藤が挑戦しましたが、その時は負傷ドローで痛み分け。その後永田は日本王座から陥落しましたが、近藤はOPBF王座を獲得。今回、2年の月日を経て再戦が行われることになりました。
積極的に仕掛けていったのは挑戦者。しかし初回後半、近藤のパンチでバランスを崩してしまいキャンバスに手をついてしまい、ダメージはないもののダウンを宣告されてしまいました。それでも攻撃の手を緩めない永田は、徐々に、徐々にと試合のペースを引き寄せていきます。
常に後手に回ってしまった近藤でしたが、要所要所でパンチを当て完全にはペースを渡しません。しかし後半になっても勢いの衰えない永田が逆転に成功。最終的には僅差の判定で新王者誕生となりました。
初戦に続き激戦を演じた両雄。両者による第3戦目もあるかもしれません。
2022年12月9日現在のスーパーライト級王者たちの顔ぶれは、下記のようになります。
WBA:アルベルト プエジョ(ドミニカ/防衛回数0)
WBC:レジス プログレイス(米/0)
IBF:空位
WBO:ジョシュ テーラー(英/1)
OPBF(東洋太平洋):永田 大士(三迫/0)
WBOアジア太平洋:平岡 アンディ(大橋/3)
日本:平岡 アンディ(大橋/2)