DAISPO WORLD BOXING EXPRESS

今年もやってるやってる~

やはりWBAはWBAか...、等など(色々:09‐03‐23)

2023年09月03日 05時45分45秒 | 世界ボクシング

最近(2023年9月3日ごろ)のニュースです。

1)約一週間前の8月26日に、オレクサンデル ウシク(ウクライナ)がダニエル デュボア(英)を破り保持する3つの団体のヘビー級王座の防衛に成功しました。同時に、少なくとも15年ほどは続いていたWBA最重量級内での複数王座体制にも終止符を打っています。「やれやれ」と思いきやWBAは、これまで休養王者としていたマヌエル チャー(独)をWBA第2の王者であるレギュラー王者に再認定。これにはまったく「おいおい」ですね。

WBAはチャーに対し、巨漢のジャーレル ミラー(米)との防衛戦を行うよう指示を出しています。

2)現在低迷が続いている米国ヘビー級の中で、将来が期待されているジャレッド アンダーソン(米)が、先月26日、米国オクラホマ州のリングに登場。ベテランのアンドリー ルベンコ(ウクライナ)を5回で仕留めています。

3)一階級一人の王者体制を目指しているWBAには(と言うかそれが当たり前なのですが)、まだまだいくつかの階級で仕事が残っています。ヘビー級を筆頭に、スーパーミドル級にはサウル アルバレス(メキシコ)とデビット モーレル(キューバ)が並立。ウェルター級ではエイマンタス スタニオニス(リトアニア)がひっそりとテレンス クロフォード(米)の対抗王者として君臨中。

ライト級では戦わざるライバル、デビン ヘイニー(米)とジャルボンテ デービス(米)が同団体のタイトルを分かち合っています。そして最軽量級では、ノックアウト CP フレッシュマート(タイ)とエリック ロサ(ドミニカ)による王座統一戦が決まりそうで実現まで至らず。WBAの希望が実現するのはいつになるのでしょうか。

4)WBAは元WBOバンタム級、WBCスーパーバンタム級暫定王者亀田 和毅(TMK)と前IBF/WBAスーパーバンタム級王者ムロジョン アフマダリエフ(ウズベキスタン)に対し、WBAスーパーバンタム級への挑戦権を賭け対戦をするよう指示を出しました。しかし和毅はフェザー級への進出を優先するため出場を辞退しています。

WBA王座の云々は置いとくとして、両者の対戦は実現してほしかったです。

5)今月末に迫った4団体統一スーパーミドル級王者サウル アルバレス(メキシコ)と4団体統一スーパーウェルター級王者ジャーメル チャーロ(米)の注目の一戦。4団体統一ウェルター級王者テレンス クロフォード(米)は、この試合の勝者との対戦を望んでいることを明かしています。

6)7月にクロフォードに完敗を喫したエロール スペンス(米)。両陣営の間で結ばれていた再戦条項を沿い、年内、あるいは来年早々にクロフォードとの再戦に臨む意向を示しています。

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